銀行法

# 昭和五十六年法律第五十九号 #

第三章 経理

分類 法律
カテゴリ   金融・保険
@ 施行日 : 令和八年八月十二日
@ 最終更新 : 令和八年法律第六十四号
最終編集日 : 2026年 08月26日 20時26分


1項

銀行事業年度は、四月一日から翌年三月三十一日までとする。

1項

銀行は、剰余金の配当をする場合には、会社法第四百四十五条第四項資本金の額 及び準備金の額)の規定にかかわらず、内閣府令で定めるところにより、当該剰余金の配当により減少する剰余金の額に五分の一を乗じて得た額を資本準備金 又は利益準備金として計上しなければならない。

1項

銀行は、事業年度ごとに、業務 及び財産の状況を記載した当該事業年度の中間事業年度(当該事業年度の四月一日から九月三十日までの期間をいう。以下同じ。)に係る中間業務報告書 及び当該事業年度に係る業務報告書を作成し、内閣総理大臣提出しなければならない。

2項

銀行が子会社等を有する場合には、当該銀行は、事業年度ごとに、前項の報告書のほか、当該銀行 及び当該子会社等の業務 及び財産の状況を連結して記載した当該事業年度の中間事業年度に係る中間業務報告書 及び当該事業年度に係る業務報告書を作成し、内閣総理大臣提出しなければならない。

3項

前二項の報告書の記載事項、提出期日 その他これらの報告書に関し必要な事項は、内閣府令で定める。

1項

銀行は、事業年度ごとに、内閣府令で定めるところにより、当該事業年度の中間事業年度に係る貸借対照表 及び損益計算書以下この条において「中間貸借対照表等」という。)並びに当該事業年度に係る貸借対照表 及び損益計算書(以下この条において「貸借対照表等」という。)を作成しなければならない。

2項

銀行が子会社等を有する場合には、当該銀行は、事業年度ごとに、中間貸借対照表等 及び貸借対照表等のほか、内閣府令で定めるところにより、当該銀行 及び当該子会社等につき連結して記載した当該事業年度の中間事業年度に係る貸借対照表 及び損益計算書以下この条において「中間連結貸借対照表等」という。)並びに当該事業年度に係る貸借対照表 及び損益計算書(以下この条において「連結貸借対照表等」という。)を作成しなければならない。

3項

中間貸借対照表等、貸借対照表等、中間連結貸借対照表等 及び連結貸借対照表等は、電磁的記録(電子的方式、磁気的方式 その他人の知覚によつては認識することができない方式で作られる記録であつて、電子計算機による情報処理の用に供されるものとして内閣府令で定めるものをいう。以下同じ。)をもつて作成することができる。

4項

銀行は、内閣府令で定めるところにより、その中間事業年度経過後三月以内に中間貸借対照表等 及び中間連結貸借対照表等を、その事業年度経過後三月以内貸借対照表等 及び連結貸借対照表等を公告しなければならない。


ただし、やむを得ない理由により当該三月以内にこれらの書類の公告をすることができない場合には、内閣総理大臣の承認を受けて、当該公告を延期することができる。

5項

前項の規定にかかわらず、その公告方法(会社法第二条第三十三号定義)に規定する公告方法をいう。以下同じ。)が第五十七条第一号に掲げる方法である銀行は、内閣府令で定めるところにより、中間貸借対照表等、貸借対照表等、中間連結対照表等 及び連結貸借対照表等の要旨を公告することで足りる。


この場合においては、同項ただし書の規定を準用する。

6項

前項に規定する銀行は、内閣府令で定めるところにより、その中間事業年度経過後三月以内に中間貸借対照表等 及び中間連結貸借対照表等の内容である情報を、その事業年度経過後三月以内貸借対照表等 及び連結貸借対照表等の内容である情報を、五年間継続して電磁的方法(電子情報処理組織を使用する方法 その他の情報通信の技術を利用する方法であつて内閣府令で定めるものをいう。以下同じ。)により不特定多数の者が提供を受けることができる状態に置く措置をとることができる。


この場合においては、第四項の規定による公告をしたものとみなす。

7項

金融商品取引法第二十四条第一項(有価証券報告書の提出)の規定により有価証券報告書を内閣総理大臣に提出しなければならない銀行については、前各項の規定は、適用しない。

1項

銀行は、事業年度ごとに、業務 及び財産の状況に関する事項として内閣府令で定めるものを記載した当該事業年度の中間事業年度に係る説明書類 及び当該事業年度に係る説明書類を作成し、当該銀行の営業所(無人の営業所 その他の内閣府令で定める営業所を除く次項 及び第四項において同じ。)に備え置き、公衆の縦覧に供しなければならない。


前条第一項の規定により作成した書類についても、同様とする。

2項

銀行が子会社等を有する場合には、当該銀行は、事業年度ごとに、当該銀行 及び当該子会社等の業務 及び財産の状況に関する事項として内閣府令で定めるものを当該銀行 及び当該子会社等につき連結して記載した当該事業年度の中間事業年度に係る説明書類 及び当該事業年度に係る説明書類を作成し、前項前段の規定により作成した書類とともに当該銀行の営業所に備え置き、公衆の縦覧に供しなければならない。


前条第一項 及び第二項の規定により作成した書類についても、同様とする。

3項

第一項前段 又は前項前段に規定する中間事業年度に係る説明書類 及び事業年度に係る説明書類は、電磁的記録をもつて作成することができる。

4項

第一項前段に規定する中間事業年度に係る説明書類 及び事業年度に係る説明書類 又は同項後段に規定する書類が電磁的記録をもつて作成されているときは、銀行の営業所において、当該電磁的記録に記録された情報を電磁的方法により不特定多数の者が提供を受けることができる状態に置く措置として内閣府令で定めるものをとることができる。


この場合においては、同項前段に規定する中間事業年度に係る説明書類 及び事業年度に係る説明書類 又は同項後段に規定する書類を、同項の規定により備え置き、公衆の縦覧に供したものとみなす。

5項

前項の規定は、第二項前段に規定する中間事業年度に係る説明書類 及び事業年度に係る説明書類 又は同項後段に規定する書類について準用する。

6項

前各項に定めるもののほか第一項 又は第二項の書類を公衆の縦覧に供する期間 その他これらの規定の適用に関し必要な事項は、内閣府令で定める。

7項

銀行は、前各項に規定する事項のほか、預金者 その他の顧客が当該銀行 及びその子会社等の業務 及び財産の状況を知るために参考となるべき事項の開示に努めなければならない。

1項

銀行会社法第四百三十五条第二項計算書類等の作成 及び保存)の規定により作成する事業報告 及び附属明細書の記載事項 又は記録事項は、内閣府令で定める。

1項

会社法第四百三十三条会計帳簿の閲覧等の請求)の規定は、銀行の会計帳簿 及びこれに関する資料については、適用しない。