割賦販売法

# 昭和三十六年法律第百五十九号 #
略称 : 割販法 

第三十条の五

@ 施行日 : 令和四年六月十七日 ( 2022年 6月17日 )
@ 最終更新 : 令和四年法律第六十八号による改正

1項

第二条第三項第二号に規定する包括信用購入あつせんに係る弁済金の支払については、当該弁済金の支払が、その支払の時期ごとに、次の各号に規定するところにより当該各号に掲げる当該包括信用購入あつせんに係る債務に充当されたものとみなして、前条の規定を準用する。


この場合において、

同条第一項
第三十条の二の三第一項第二号の支払分」とあるのは
第三十条の二の三第三項第二号の弁済金」と、

同条第四項
支払分」とあるのは
「弁済金」と、

支払総額」とあるのは
第三十条の二の三第二項第一号の現金販売価格 又は現金提供価格」と

読み替えるものとする。

一 号

遅延損害金があるときは、それを優先し、次に、当該包括信用購入あつせんの手数料、これら以外の債務の順で、それぞれに充当する。

二 号

前号の遅延損害金については、その発生が早いものから順次に充当する。

三 号

第一号の手数料については、その支払うべき時期が早いものから順次に充当する。

四 号

遅延損害金 及び包括信用購入あつせんの手数料以外の債務については、その包括信用購入あつせんの手数料の料率が高いものから順次に充当し、その充当の順位が等しいものについては、その債務が発生した時期が早いものから順次に充当する。

2項

前項に定めるもののほか第二条第三項第二号に規定する包括信用購入あつせんに係る弁済金の支払に関し前条の規定を準用するために弁済金の充当について必要な事項は、政令で定める。