保護観察所の長は、法務省令で定めるところにより、保護観察対象者が刑 又は保護処分を言い渡される理由となった犯罪 又は刑罰法令に触れる行為に係る被害者等から、被害に関する心情、当該被害者等の置かれている状況 又は保護観察対象者の生活 若しくは行動に関する意見(以下この条において「心情等」という。)を述べたい旨の申出があったときは、当該心情等を聴取するものとする。
ただし、当該被害に係る事件の性質 その他の事情を考慮して相当でないと認めるときは、この限りでない。
保護観察所の長は、法務省令で定めるところにより、保護観察対象者が刑 又は保護処分を言い渡される理由となった犯罪 又は刑罰法令に触れる行為に係る被害者等から、被害に関する心情、当該被害者等の置かれている状況 又は保護観察対象者の生活 若しくは行動に関する意見(以下この条において「心情等」という。)を述べたい旨の申出があったときは、当該心情等を聴取するものとする。
ただし、当該被害に係る事件の性質 その他の事情を考慮して相当でないと認めるときは、この限りでない。
保護観察所の長は、法務省令で定めるところにより、保護観察対象者について、前項の被害者等から、同項の規定により聴取した心情等の伝達の申出があったときは、当該保護観察対象者に伝達するものとする。
ただし、その伝達をすることが当該保護観察対象者の改善更生を妨げるおそれがあり、又は当該被害に係る事件の性質、保護観察の実施状況 その他の事情を考慮して相当でないと認めるときは、この限りでない。
保護観察所の長は、第一項の被害者等の居住地を管轄する他の保護観察所の長に対し、前二項の申出の受理 及び第一項の規定による心情等の聴取に関する事務を嘱託することができる。
この場合において、前項ただし書の規定により当該保護観察所の長が心情等の伝達をしないこととするときは、あらかじめ、当該他の保護観察所の長の意見を聴かなければならない。