道路交通法施行令

# 昭和三十五年政令第二百七十号 #
略称 : 道交法施行令 

第十八条 # 道路にある場合の灯火

@ 施行日 : 令和六年四月一日 ( 2024年 4月1日 )
@ 最終更新 : 令和六年政令第四十三号による改正

1項

車両等は、法第五十二条第一項前段の規定により、夜間、道路を通行するとき(高速自動車国道 及び自動車専用道路においては前方二百メートル、その他の道路においては前方五十メートルまで明りように見える程度に照明が行われているトンネルを通行する場合を除く)は、次の各号に掲げる区分に従い、それぞれ当該各号に定める灯火をつけなければならない。

一 号

自動車

車両の保安基準に関する規定により設けられる前照灯、車幅灯、尾灯(尾灯が故障している場合においては、これと同等以上の光度を有する赤色の灯火とする。以下この項において同じ。)、番号灯 及び室内照明灯(法第二十七条の乗合自動車に限る

二 号

原動機付自転車

車両の保安基準に関する規定により設けられる前照灯 及び尾灯

三 号

トロリーバス

軌道法大正十年法律第七十六号)第三十一条において準用する同法第十四条の規定に基づく命令の規定(以下「トロリーバスの保安基準に関する規定」という。)により設けられる前照灯、尾灯 及び室内照明灯

四 号

路面電車

軌道法第十四条の規定に基づく命令の規定に定める白色灯 及び赤色灯

五 号

軽車両

公安委員会が定める灯火

2項

自動車(大型自動二輪車、普通自動二輪車 及び小型特殊自動車を除く)は、法第五十二条第一項前段の規定により、夜間、道路(歩道 又は路側帯と車道の区別のある道路においては、車道)の幅員が五・五メートル以上の道路に停車し、又は駐車しているときは、車両の保安基準に関する規定により設けられる非常点滅表示灯 又は尾灯をつけなければならない。


ただし、車両の保安基準に関する規定に定める基準に適合する駐車灯をつけて停車し、若しくは駐車しているとき、又は高速自動車国道 及び自動車専用道路以外の道路において後方五十メートルの距離から当該自動車が明りように見える程度に照明が行われている場所に停車し、若しくは駐車しているとき、若しくは高速自動車国道 及び自動車専用道路以外の道路において第二十七条の六第一号に定める夜間用停止表示器材 若しくは車両の保安基準に関する規定に定める基準に適合する警告反射板を後方から進行してくる自動車の運転者が見やすい位置に置いて停車し、若しくは駐車しているときは、この限りでない。

3項

車両等は、次の各号に掲げる場合においては、第一項の規定にかかわらず、それぞれ当該各号に掲げる灯火をつけることを要しない。

一 号

他の車両を牽引する場合

尾灯 及び番号灯

二 号

他の車両に牽引される場合

前照灯