道路交通法施行令

昭和三十五年政令第二百七十号
略称 : 道交法施行令 
分類 政令
カテゴリ   警察
@ 施行日 : 令和六年四月一日 ( 2024年 4月1日 )
@ 最終更新 : 令和六年政令第四十三号による改正
最終編集日 : 2024年 05月25日 13時10分

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  • 第一章 総則

  • 第二章 歩行者の通行方法

  • 第三章 車両及び路面電車の交通方法

  • 第四章 運転者及び使用者の義務

  • 第四章の二 高速自動車国道等における自動車の交通方法等の特例

  • 第四章の三 特定自動運行の特則

  • 第五章 工作物等の保管の手続等

  • 第六章 自動車及び一般原動機付自転車の運転免許

  • 第七章 雑則

  • 第八章 反則行為に関する処理手続の特例

制定に関する表明

内閣は、道路交通法昭和三十五年法律第百五号)の規定に基づき、及び同法を実施するため、この政令を制定する。

第一章 総則

1項

道路交通法以下「」という。第二条第一項第九号の歩行補助車等は、次に掲げるもの(原動機を用いるものにあつては、内閣府令で定める基準に該当するものに限る)とする。

一 号
歩行補助車、乳母車 及びショッピング・カート
二 号

レール 又は架線によらないで通行させる車であつて、次のいずれにも該当するもの(前号に掲げるものを除く

車体の大きさが他の歩行者の通行を妨げるおそれのないものとして内閣府令で定める基準に該当すること。

車体の構造が歩きながら用いるためのものとして内閣府令で定める基準に該当すること。

1項

法第四条第一項の規定により都道府県公安委員会(以下「公安委員会」という。)が信号機 又は道路標識 若しくは道路標示を設置し、及び管理して交通の規制をするときは、歩行者、車両 又は路面電車がその前方から見やすいように、かつ、道路 又は交通の状況に応じ必要と認める数のものを設置し、及び管理してしなければならない。

2項

法第四条第一項の規定により公安委員会が路側帯を設けるときは、その幅員を〇・七五メートル以上とするものとする。


ただし、道路 又は交通の状況によりやむを得ないときは、これを〇・五メートル以上〇・七五メートル未満とすることができる。

3項

法第四条第一項の規定により公安委員会が横断歩道 又は自転車横断帯(以下「横断歩道等」という。)を設けるときは、道路標識 及び道路標示を設置してするものとする。


ただし次の各号に掲げる場合にあつては、それぞれ当該各号に定めるところによることができる。

一 号

横断歩道等を設けようとする場所に信号機が設置されている場合

道路標示のみを設置すること。

二 号

横断歩道等を設けようとする道路の部分が舗装されていないため、又は積雪 その他の理由により第一項の規定に適合する道路標示の設置 又は管理が困難である場合

内閣府令で定めるところにより、道路標識のみを設置すること。

4項

法第四条第一項の規定により公安委員会が車両通行帯を設けるときは、次の各号に定めるところによるものとする。

一 号

道路の左側部分(当該道路が一方通行となつているときは、当該道路)に二以上の車両通行帯を設けること。

二 号

歩道と車道の区別のない道路(歩行者の通行の用に供しない道路を除く)に車両通行帯を設けるときは、その道路の左側端寄りの車両通行帯の左側に一メートル以上の幅員を有する路側帯を設けること。


ただし、歩行者の通行が著しく少ない道路にあつては、路側帯の幅員を〇・五メートル以上一メートル未満とすることができる。

三 号

車両通行帯の幅員は、三メートル以上道路 及び交通の状況により特に必要があると認められるとき、又は道路の状況によりやむを得ないときは、一メートル以上三メートル未満)とすること。

5項

法第四条第一項の規定により公安委員会が行う交通の規制のうち、次の各号に掲げる道路標識 又は道路標示(以下「道路標識等」という。)による交通の規制は、それぞれ当該各号に定める事由があるときに行うものとする。

一 号

法第十七条の二第一項の道路標識等歩道 及び交通の状況により支障がないこと。

二 号

法第二十一条第二項第三号の道路標識等交通の頻繁な道路における車両の通行の円滑を図るため特に必要があること。

三 号

法第四十六条の道路標識等道路 及び交通の状況により特に支障がないこと。

四 号

法第六十三条の四第一項第一号の道路標識等歩道 及び交通の状況により支障がないこと。

五 号

法第六十三条の五の道路標識等道路 及び交通の状況により支障がないこと。

1項

法第四条第四項に規定する信号機の表示する信号の種類 及び意味は、次の表に掲げるとおりとし、同表の下欄に掲げる信号の意味は、それぞれ同表の上欄に掲げる信号を表示する信号機に対面する交通について表示されるものとする。

信号の種類
信号の意味
青色の灯火
一 歩行者 及び遠隔操作型小型車(遠隔操作により道路を通行しているものに限る。)(以下この条において「歩行者等」という。)は、進行することができること。
二 自動車、一般原動機付自転車(法第十八条第一項に規定する一般原動機付自転車をいう。以下同じ。)(右折につき一般原動機付自転車が 法第三十四条第五項本文の規定によることとされる交差点を通行する一般原動機付自転車(以下 この表において「多通行帯道路等通行一般原動機付自転車」という。)を除く。)、トロリーバス 及び路面電車は、直進し、左折し、又は右折することができること。
三 多通行帯道路等通行一般原動機付自転車、特定小型原動機付自転車(法第十七条第三項に規定する特定小型原動機付自転車をいう。以下 この条 及び第四十一条の三第一項において同じ。)及び軽車両は、直進(右折しようとして右折する地点まで直進し、その地点において 右折することを含む。青色の灯火の矢印の項を除き、以下この条において同じ。)をし、又は左折することができること。
黄色の灯火
一 歩行者等は、道路の横断を始めてはならず、また、道路を横断している歩行者等は、速やかに、その横断を終わるか、又は横断をやめて引き返さなければならないこと。
二 車両 及び路面電車(以下 この表において「車両等」という。)は、停止位置を越えて進行してはならないこと。
ただし、黄色の灯火の信号が表示された時において 当該停止位置に近接しているため安全に停止することができない場合を除く。
赤色の灯火
一 歩行者等は、道路を横断してはならないこと。
二 車両等は、停止位置を越えて進行してはならないこと。
三 交差点において 既に左折している車両等は、そのまま進行することができること。
四 交差点において 既に右折している車両等(多通行帯道路等通行一般原動機付自転車、特定小型原動機付自転車 及び軽車両を除く。)は、そのまま進行することができること。
この場合において、当該車両等は、青色の灯火により進行することができることとされている車両等の進行妨害をしてはならない。
五 交差点において 既に右折している多通行帯道路等通行一般原動機付自転車、特定小型原動機付自転車 及び軽車両は、その右折している地点において 停止しなければならないこと。
人の形の記号を有する青色の灯火
一 歩行者等は、進行することができること。
二 特例特定小型原動機付自転車(法第十七条の二第一項に規定する特例特定小型原動機付自転車をいう。以下 この表において同じ。)及び普通自転車(法第六十三条の三に規定する普通自転車をいう。以下 この条 及び第二十六条第三号において同じ。)は、横断歩道において 直進をし、又は左折することができること。
人の形の記号を有する青色の灯火の点滅
一 歩行者等は、道路の横断を始めてはならず、また、道路を横断している歩行者等は、速やかに、その横断を終わるか、又は横断をやめて引き返さなければならないこと。
二 横断歩道を進行しようとする特例特定小型原動機付自転車 及び普通自転車は、道路の横断を始めてはならないこと。
人の形の記号を有する赤色の灯火
一 歩行者等は、道路を横断してはならないこと。
二 横断歩道を進行しようとする特例特定小型原動機付自転車 及び普通自転車は、道路の横断を始めてはならないこと。
青色の灯火の矢印
車両は、黄色の灯火 又は赤色の灯火の信号にかかわらず、矢印の方向に進行することができること。
この場合において、交差点において 右折する多通行帯道路等通行一般原動機付自転車、特定小型原動機付自転車 及び軽車両は、直進する多通行帯道路等通行一般原動機付自転車、特定小型原動機付自転車 及び軽車両とみなす。
黄色の灯火の矢印
路面電車は、黄色の灯火 又は赤色の灯火の信号にかかわらず、矢印の方向に進行することができること。
黄色の灯火の点滅
歩行者等 及び車両等は、他の交通に注意して進行することができること。
赤色の灯火の点滅
一 歩行者等は、他の交通に注意して進行することができること。
二 車両等は、停止位置において 一時停止しなければならないこと。
備考 この表において「停止位置」とは、次に掲げる位置(道路標識等による停止線が設けられているときは、その停止線の直前)をいう。
一 交差点(交差点の直近に横断歩道等がある場合においては、その横断歩道等の外側までの道路の部分を含む。以下 この表において同じ。)の手前の場所にあつては、交差点の直前
二 交差点以外の場所で横断歩道等 又は踏切がある場所にあつては、横断歩道等 又は踏切の直前
三 交差点以外の場所で横断歩道、自転車横断帯 及び踏切がない場所にあつては、信号機の直前
2項

交差点において公安委員会が内閣府令で定めるところにより左折することができる旨を表示した場合におけるその交差点に設置された信号機の前項の表に掲げる黄色の灯火 又は赤色の灯火の信号の意味は、それぞれの信号により停止位置をこえて進行してはならないこととされている車両に対し、その車両が左折することができることを含むものとする。

3項

公安委員会が信号機について、当該信号機の信号が特定の交通に対してのみ意味を表示するものである旨を内閣府令で定めるところにより表示した場合における信号機の第一項の表に掲げる信号の意味は、当該信号機について表示される特定の交通についてのみ表示されるものとする。

4項
公安委員会が、人の形の記号を有する青色の灯火、人の形の記号を有する青色の灯火の点滅 又は人の形の記号を有する赤色の灯火の信号を表示する信号機について、当該信号機の信号が歩行者等、特定小型原動機付自転車 及び自転車に対して意味を表示するものである旨を内閣府令で定めるところにより表示した場合における当該信号の意味は、次の表の上欄に掲げる信号の種類に応じ、それぞれ同表の下欄に掲げるとおりとする。
信号の種類
信号の意味
人の形の記号を有する青色の灯火
一 歩行者等は、進行することができること。
二 特定小型原動機付自転車 及び自転車は、直進をし、又は左折することができること。
人の形の記号を有する青色の灯火の点滅
一 歩行者等は、道路の横断を始めてはならず、また、道路を横断している歩行者等は、速やかに、その横断を終わるか、又は横断をやめて引き返さなければならないこと。
二 特定小型原動機付自転車 及び自転車は、道路の横断を始めてはならず、また、当該信号が表示された時において 停止位置に近接しているため安全に停止することができない場合を除き、停止位置を越えて進行してはならないこと。
人の形の記号を有する赤色の灯火
一 歩行者等は、道路を横断してはならないこと。
二 特定小型原動機付自転車 及び自転車は、道路の横断を始め、又は停止位置を越えて進行してはならないこと。
三 交差点において 既に左折している特定小型原動機付自転車 及び自転車は、そのまま進行することができること。
四 交差点において 既に右折している特定小型原動機付自転車 及び自転車は、その右折している地点において 停止しなければならないこと。
備考 この表において「停止位置」とは、第一項の表の備考に規定する停止位置をいう。
5項

特定の交通についてのみ意味が表示される信号が他の信号と同時に表示されている場合における当該他の信号の意味は、当該特定の交通について表示されないものとする。

1項

信号機の灯火の配列は、赤色、黄色 及び青色の灯火を備えるものにあつては、その灯火を横に配列する場合は右から赤色、黄色 及び青色の順、縦に配列する場合は上から赤色、黄色 及び青色の順とし、赤色 及び青色の灯火を備えるものにあつては、その灯火を横に配列する場合は右から赤色 及び青色の順、縦に配列する場合は上から赤色 及び青色の順とする。

2項

信号機が表示する信号の順序は、次の各号に掲げる区分に従い、それぞれ当該各号に定めるとおりとする。

一 号

青色の灯火、黄色の灯火 及び赤色の灯火の信号を連続して表示する場合

青色の灯火、黄色の灯火 及び赤色の灯火の信号の順とすること。

二 号

人の形の記号を有する青色の灯火、人の形の記号を有する青色の灯火の点滅 及び人の形の記号を有する赤色の灯火の信号を連続して表示する場合

人の形の記号を有する青色の灯火、人の形の記号を有する青色の灯火の点滅 及び人の形の記号を有する赤色の灯火の信号の順とすること。

3項

前二項に規定するもののほか、信号機の構造、性能 その他信号機について必要な事項は、内閣府令で定める。

1項

法第五条第一項の規定により公安委員会が警察署長に行わせることができる交通の規制は、次に掲げる道路標識等による交通の規制(法第四条第一項後段に規定する警察官の現場における指示によるこれらの交通の規制に相当する交通の規制を含む。)で、その適用期間が一月を超えないものとする。

一 号

法第八条第一項の道路標識等

二 号

法第九条の道路標識等

三 号

法第十三条第二項の道路標識等

四 号

法第二十二条の道路標識等

五 号

法第二十五条の二第二項の道路標識等

六 号

法第三十条の道路標識等

七 号

法第四十二条の道路標識等

八 号

法第四十三条の道路標識等

九 号

法第四十四条第一項の道路標識等

十 号

法第四十五条第一項 又は第二項の道路標識等

十一 号

法第四十五条の二第一項の道路標識等

十二 号

法第四十六条の道路標識等

十三 号

法第四十八条の道路標識等

2項

法第五条第二項の政令で定める者は、道路に敷設する軌道に係る軌道経営者 その他公安委員会が適当であると認める者とする。

1項

法第六条第一項に規定する手信号の種類 及び意味は、次の表に掲げるとおりとする。

手信号の種類
手信号の意味
腕を横に水平にあげた状態(横に水平にあげた腕をおろし、引き続き身体の方向を変えないで交通整理をしている状態を含む。)
一 横に水平にあげた腕(腕をおろした場合においては、身体の正面。以下この表において同じ。)に平行する交通については、第二条第一項の表に掲げる青色の灯火の信号の意味に同じ。
二 横に水平にあげた腕に対面する交通については、第二条第一項の表に掲げる赤色の灯火の信号の意味に同じ。
腕を垂直にあげた状態(横に水平にあげた腕を垂直にあげ、又は垂直にあげた腕を横に水平にあげた状態にもどすまでの間の状態を含む。)
一 腕を垂直にあげる前の状態における水平にあげた腕に平行する交通については、第二条第一項の表に掲げる黄色の灯火の信号の意味に同じ。
二 腕を垂直にあげる前の状態における水平にあげた腕に対面する交通については、第二条第一項の表に掲げる赤色の灯火の信号の意味に同じ。
備考 第二条第一項の表に掲げる黄色の灯火又は赤色の灯火の信号の意味と同じ意味を表示する手信号の意味に係る停止位置は、同表の備考の三に規定する場所にあつては、手信号を行なつている警察官又は法第百十四条の四第一項に規定する交通巡視員(以下「警察官等」という。)の一メートル手前の場所とする。
2項

交差点において公安委員会が内閣府令で定めるところにより左折することができる旨を表示した場合におけるその交差点において行なわれる前項の表に掲げる手信号(第二条第一項の表に掲げる黄色の灯火 又は赤色の灯火の信号の意味と同じ意味を表示する手信号に限る)の意味は、それぞれの手信号により停止位置をこえて進行してはならないこととされている車両に対し、その車両が左折することができることを含むものとする。

1項

法第六条第一項に規定する手信号 その他の信号のうち、灯火による信号の種類 及び意味は、次の表に掲げるとおりとする。

灯火による 信号の種類
灯火による 信号の意味
灯火を横に振つている状態
一 灯火が振られている方向に進行する交通については、第二条第一項の表に掲げる青色の灯火の信号の意味に同じ。
二 灯火が振られている方向に進行する交通と その灯火により 交通整理が行なわれている場所において 交差する交通については、第二条第一項の表に掲げる赤色の灯火の信号の意味に同じ。
灯火を頭上にあげている状態
一 灯火を頭上にあげる前の状態における 灯火の振られていた方向に進行する交通については、第二条第一項の表に掲げる黄色の灯火の信号の意味に同じ。
二 灯火を頭上にあげる前の状態における 灯火の振られていた方向に進行する交通と その灯火による 信号により 交通整理が行なわれている場所において 交差する交通については、第二条第一項の表に掲げる赤色の灯火の信号の意味に同じ。
備考 第二条第一項の表に掲げる黄色の灯火 又は赤色の灯火の信号の意味と同じ意味を表示する灯火による 信号の意味に係る 停止位置は、同表の備考の三に規定する場所にあつては、灯火による 信号を行なつている警察官等の一メートル手前の場所とする。
2項

交差点において公安委員会が内閣府令で定めるところにより左折することができる旨を表示した場合におけるその交差点において行なわれる前項の表に掲げる灯火による信号(第二条第一項の表に掲げる黄色の灯火 又は赤色の灯火の信号の意味と同じ意味を表示する灯火による信号に限る)の意味は、それぞれの灯火による信号により停止位置をこえて進行してはならないこととされている車両に対し、その車両が左折することができることを含むものとする。

1項

法第八条第二項の政令で定めるやむを得ない理由は、次の各号に掲げるとおりとする。

一 号

車庫、空地 その他の当該車両を通常保管するための場所に出入するため車両の通行を禁止されている道路 又はその部分を通行しなければならないこと。

二 号

身体の障害のある者を車両の通行を禁止されている道路 又はその部分を通行して輸送すべき相当の事情があること。

三 号

前二号に掲げるもののほか、貨物の集配 その他の公安委員会が定める事情があるため車両の通行を禁止されている道路 又はその部分を通行しなければならないこと。

第二章 歩行者の通行方法

1項

法第十一条第一項の政令で定めるものは、次の各号に掲げるものとする。

一 号

銃砲(拳銃を除く)を携帯した自衛隊(自衛隊法昭和二十九年法律第百六十五号第二条第一項に規定する自衛隊をいう。以下同じ。)の行列(百人未満のものを除く

二 号

旗、のぼり等を携帯し、かつ、これらによつて気勢を張る行列(百人未満のものを除く

三 号

象、きりん その他大きな動物をひいている者 又はその者の参加する行列

1項

法第十四条第一項 及び第二項の政令で定めるつえは、白色 又は黄色のつえとする。

2項

法第十四条第一項の政令で定める盲導犬は、盲導犬の訓練を目的とする一般社団法人 若しくは一般財団法人 又は社会福祉法昭和二十六年法律第四十五号第三十一条第一項の規定により設立された社会福祉法人で国家公安委員会が指定したものが盲導犬として必要な訓練をした犬 又は盲導犬として必要な訓練を受けていると認めた犬で、内閣府令で定める白色 又は黄色の用具を付けたものとする。

3項

前項の指定の手続 その他の同項の指定に関し必要な事項は、国家公安委員会規則で定める。

4項

法第十四条第二項の政令で定める程度の身体の障害は、道路の通行に著しい支障がある程度の肢体不自由、視覚障害、聴覚障害 及び平衡機能障害とする。

5項

法第十四条第二項の政令で定める用具は、第二項に規定する用具 又は形状 及び色彩がこれに類似する用具とする。

第三章 車両及び路面電車の交通方法

1項

法第二十条第一項ただし書の規定による自動車の通行方法は、法第二十二条第一項の規定により当該道路において定められている自動車の最高速度より著しくおそい速度で通行し、このため他の自動車の通行を妨げることとなる場合を除き、当該道路の左側部分(当該道路が一方通行となつているときは、当該道路)の最も右側の車両通行帯以外の車両通行帯を通行するものとする。

1項

法第二十条の二第一項の政令で定める自動車は、道路運送法昭和二十六年法律第百八十三号第九条第一項に規定する一般乗合旅客自動車運送事業者による同法第五条第一項第三号に規定する路線定期運行の用に供する自動車、法第七十一条第二号の三に規定する通学通園バス その他人 又は貨物を輸送する事業の用に供する自動車で当該道路におけるその通行の円滑を図ることが特に必要であると認めて公安委員会が指定したものとする。

1項

法第二十二条第一項の政令で定める最高速度(以下この条次条 及び第二十七条において「最高速度」という。)のうち、自動車 及び原動機付自転車が高速自動車国道の本線車道(第二十七条の二に規定する本線車道を除く次条第三項 及び第二十七条において同じ。)並びにこれに接する加速車線 及び減速車線以外の道路を通行する場合の最高速度は、自動車にあつては六十キロメートル毎時、原動機付自転車にあつては三十キロメートル毎時とする。

1項

自動車(内閣府令で定める大きさ以下の原動機を有する普通自動二輪車を除く)が他の車両を牽引して道路を通行する場合(牽引するための構造 及び装置を有する自動車によつて牽引されるための構造 及び装置を有する車両を牽引する場合を除く)の最高速度は、前条 及び第二十七条第一項の規定にかかわらず、次に定めるとおりとする。

一 号

車両総重量(道路運送車両法(昭和二十六年法律第百八十五号)第四十条第三号に掲げる車両総重量をいう。以下同じ。)が二千キログラム以下の車両をその車両の車両総重量の三倍以上の車両総重量の自動車で牽引する場合

四十キロメートル毎時

二 号

前号に掲げる場合以外の場合

三十キロメートル毎時

2項

前項の内閣府令で定める大きさ以下の原動機を有する普通自動二輪車 又は原動機付自転車が他の車両を牽引して道路を通行する場合の最高速度は、前条の規定にかかわらず二十五キロメートル毎時とする。

3項

法第三十九条第一項の緊急自動車が高速自動車国道の本線車道 並びにこれに接する加速車線 及び減速車線以外の道路を通行する場合の最高速度は、前条 及び前二項の規定にかかわらず八十キロメートル毎時とする。

1項

法第三十九条第一項の政令で定める自動車は、次に掲げる自動車で、その自動車を使用する者の申請に基づき公安委員会が指定したもの(第一号 又は第一号の二に掲げる自動車についてはその自動車を使用する者が公安委員会に届け出たもの)とする。

一 号

消防機関 その他の者が消防のための出動に使用する消防用自動車のうち、消防のために必要な特別の構造 又は装置を有するもの

一の二 号

国、都道府県、市町村、成田国際空港株式会社、新関西国際空港株式会社 又は医療機関が傷病者の緊急搬送のために使用する救急用自動車のうち、傷病者の緊急搬送のために必要な特別の構造 又は装置を有するもの

一の三 号

消防機関が消防のための出動に使用する消防用自動車(第一号に掲げるものを除く

一の四 号

都道府県 又は市町村が傷病者の応急手当(当該傷病者が緊急搬送により医師の管理下に置かれるまでの間緊急やむを得ないものとして行われるものに限る)のための出動に使用する大型自動二輪車 又は普通自動二輪車

一の五 号

医療機関が、傷病者の緊急搬送をしようとする都道府県 又は市町村の要請を受けて、当該傷病者が医療機関に緊急搬送をされるまでの間における応急の治療を行う医師を当該傷病者の所在する場所にまで運搬するために使用する自動車

一の六 号

医療機関(重度の傷病者でその居宅において療養しているものについていつでも必要な往診をすることができる体制を確保しているものとして国家公安委員会が定める基準に該当するものに限る)が、当該傷病者について必要な緊急の往診を行う医師を当該傷病者の居宅にまで搬送するために使用する自動車

一の七 号

警察用自動車(警察庁 又は都道府県警察において使用する自動車をいう。以下同じ。)のうち、犯罪の捜査、交通の取締りその他の警察の責務の遂行のため使用するもの

二 号

自衛隊用自動車(自衛隊において使用する自動車をいう。以下同じ。)のうち、部内の秩序維持 又は自衛隊の行動若しくは自衛隊の部隊の運用のため使用するもの

三 号

検察庁において使用する自動車のうち、犯罪の捜査のため使用するもの

四 号

刑務所 その他の矯正施設において使用する自動車のうち、逃走者の逮捕 若しくは連戻し 又は被収容者の警備のため使用するもの

五 号

入国者収容所 又は地方出入国在留管理局において使用する自動車のうち、容疑者の収容 又は被収容者の警備のため使用するもの

六 号

電気事業、ガス事業 その他の公益事業において、危険防止のための応急作業に使用する自動車

七 号

水防機関が水防のための出動に使用する自動車

八 号

輸血に用いる血液製剤を販売する者が輸血に用いる血液製剤の応急運搬のため使用する自動車

八の二 号

医療機関が臓器の移植に関する法律平成九年法律第百四号)の規定により死体(脳死した者の身体を含む。)から摘出された臓器、同法の規定により臓器の摘出をしようとする医師又はその摘出に必要な器材の応急運搬のため使用する自動車

九 号

道路の管理者が使用する自動車のうち、道路における危険を防止するため必要がある場合において、道路の通行を禁止し、若しくは制限するための応急措置 又は障害物を排除するための応急作業に使用するもの

十 号

総合通信局 又は沖縄総合通信事務所において使用する自動車のうち、不法に開設された無線局(電波法(昭和二十五年法律第百三十一号)第百八条の二第一項に規定する無線設備による無線通信を妨害する電波を発射しているものに限る)の探査のための出動に使用するもの

十一 号

交通事故調査分析センターにおいて使用する自動車のうち、事故例調査(交通事故があつた場合に直ちに現場において行う必要のあるものに限る)のための出動に使用するもの

十二 号

国、都道府県、市町村、国立研究開発法人日本原子力研究開発機構、国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 又は原子力災害対策特別措置法平成十一年法律第百五十六号)第二条第三号に規定する原子力事業者が、同条第一号に規定する原子力災害の発生 又は拡大の防止を図るための応急の対策として実施する放射線量の測定、傷病者の搬送、施設 若しくは設備の整備、点検 若しくは復旧 又は放射線による人体の障害を防止するための医薬品の運搬のため使用する自動車(第一号の二 又は第六号に掲げるものを除く

2項

前項に規定するもののほか、緊急自動車である警察用自動車に誘導されている自動車又は緊急自動車である自衛隊用自動車に誘導されている自衛隊用自動車は、それぞれ法第三十九条第一項の政令で定める自動車とする。

1項

前条第一項に規定する自動車は、緊急の用務のため運転するときは、道路運送車両法第三章 及びこれに基づく命令の規定(道路運送車両法の規定が適用されない自衛隊用自動車については、自衛隊法第百十四条第二項の規定による防衛大臣の定め。以下「車両の保安基準に関する規定」という。)により設けられるサイレンを鳴らし、かつ、赤色の警光灯をつけなければならない。


ただし、警察用自動車が法第二十二条の規定に違反する車両 又は路面電車(以下「車両等」という。)を取り締まる場合において、特に必要があると認めるときは、サイレンを鳴らすことを要しない。

1項

法第四十一条第四項の政令で定める自動車は、次の各号に掲げるものとする。

一 号

道路を維持し、若しくは修繕し、又は道路標示を設置するため必要な特別の構造 又は装置を有する自動車で、その自動車を使用する者が公安委員会に届け出たもの

二 号

道路の管理者が道路の損傷箇所等を発見するため使用する自動車(内閣府令で定めるところにより、その車体を塗色したものに限る)で、当該道路の管理者の申請に基づき公安委員会が指定したもの

1項

道路維持作業用自動車は、道路の維持、修繕等のための作業に従事するときは、車両の保安基準に関する規定により設けられる黄色の灯火をつけなければならない。

1項

消防用自動車以外の消防の用に供する車両は、消防用務のため運転するときは、サイレン 又は鐘を鳴らし、かつ、夜間 及び第十九条に規定する場合にあつては、内閣府令で定める赤色の灯火をつけなければならない。

1項

法第四十五条の二第一項第三号の政令で定める者は、妊娠中 又は出産後八週間以内の者とする。

1項

法第四十七条第三項の政令で定めるものは、歩行者の通行の用に供する路側帯で、幅員が〇・七五メートル以下のものとする。

2項

車両は、路側帯に入つて停車し、又は駐車するときは、次の各号に掲げる区分に従い、それぞれ当該各号に定める方法によらなければならない。

一 号

歩行者の通行の用に供する路側帯に入つて停車し、又は駐車する場合

当該路側帯を区画している道路標示と平行になり、かつ、当該車両の左側に歩行者の通行の用に供するため〇・七五メートルの余地をとること。

二 号

歩行者の通行の用に供しない路側帯に入つて停車し、又は駐車する場合

当該路側帯の左側端に沿うこと。

1項

法第四十九条の三第四項の規定により車両の運転者がパーキング・メーターを作動させるときは、当該パーキング・メーターに表示されている方法によりこれを作動させなければならない。

2項

法第四十九条の三第四項の規定により車両の運転者がパーキング・チケット発給設備によりパーキング・チケットの発給を受けてこれを掲示するときは、当該パーキング・チケット発給設備に表示されている方法によりパーキング・チケットの発給を受けて、これを、次の各号に掲げる区分に従い、それぞれ当該各号に定めるところにより掲示しなければならない。

一 号

前面ガラスのある車両

前面ガラスの内側にパーキング・チケットの表面に表示された事項が前方から見やすいように掲示すること。

二 号

前面ガラスのない車両

前方から見やすいように掲示すること。

1項

警察署長は、法第五十一条第六項の規定により保管した車両を当該車両の使用者 又は所有者に返還するときは、返還を受ける者にその氏名 及び住所を証するに足りる書類を提示させる等の方法によつてその者が当該車両の返還を受けるべき使用者 又は所有者であることを証明させ、かつ、内閣府令で定める様式による受領書と引換えに返還するものとする。

1項

法第五十一条第九項の政令で定める事項は、次に掲げるとおりとする。

一 号

保管した車両の車名、型式、塗色 及び番号標に表示されている番号

二 号

保管した車両が駐車していた場所 及びその車両を移動した日時

三 号

その車両の保管を始めた日時 及び保管の場所

四 号

前各号に掲げるもののほか、保管した車両を返還するため必要と認められる事項

1項

法第五十一条第九項の規定による公示は、次に掲げる方法により行わなければならない。

一 号

前条各号に掲げる事項を、保管を始めた日から起算して五日を経過した日から十四日間、当該警察署の掲示板に掲示すること。

二 号

内閣府令で定める様式による保管車両一覧簿を当該警察署に備え付け、かつ、これをいつでも関係者に自由に閲覧させること。

1項

法第五十一条第十二項の規定による車両の価額の評価は、取引の実例価格、当該車両の使用年数、損耗の程度 その他当該車両の価額の評価に関する事情を勘案してするものとする。


この場合において、警察署長は、必要があると認めるときは、車両の価額の評価に関し専門的知識を有する者の意見を聴くことができる。

1項

法第五十一条第十二項の規定による車両の売却は、競争入札に付して行わなければならない。


ただし、競争入札に付しても入札者がない車両については、随意契約により売却することができる。

1項

警察署長は、前条本文の規定による競争入札のうち一般競争入札に付そうとするときは、その入札期日の前日から起算して少なくとも五日前までに、その車両の車名、型式、塗色 及び番号標に表示されている番号 その他内閣府令で定める事項を当該警察署の掲示板に掲示し、又はこれに準ずる適当な方法で公示しなければならない。

2項

警察署長は、前条本文の規定による競争入札のうち指名競争入札に付そうとするときは、なるべく三人以上の入札者を指定し、かつ、それらの者にその車両の車名、型式、塗色 及び番号標に表示されている番号 その他内閣府令で定める事項をあらかじめ通知しなければならない。

3項

警察署長は、前条ただし書の規定による随意契約によろうとするときは、なるべく二人以上の者から見積書を徴さなければならない。

4項

警察署長は、前三項の規定により車両を売却しようとする場合において、当該車両上に抵当権を有する者で知れているものがあるときは、その者にその車両の車名、型式、塗色 及び番号標に表示されている番号、当該売却の日時、場所 及び方法 その他内閣府令で定める事項をあらかじめ通知しなければならない。

1項

法第五十一条第二十一項の規定による登録の嘱託は、嘱託書に登録の原因を証する書面を添付してするものとする。

1項

第十四条の八から第十六条の四までの規定は、法第五十一条第二十二項において準用する同条第六項の規定により保管した積載物について準用する。


この場合において、

第十四条の八
使用者 又は所有者」とあるのは
「所有者、占有者 その他当該積載物について権原を有する者」と、

第十五条第一号
車両」とあるのは
「積載物の名称 又は種類、形状 及び数量 並びにその積載物が積載されていた車両」と、

同条第二号
車両」とあるのは
「積載物が積載されていた車両」と、

第十六条第二号
保管車両一覧簿」とあるのは
「保管積載物一覧簿」と、

第十六条の三
入札者がない車両」とあるのは
「入札者がない積載物、速やかに売却しなければ価値が著しく減少するおそれのある積載物 その他競争入札に付することが適当でないと認められる積載物」と、

第十六条の四第一項第二項 及び第四項
車両の車名、型式、塗色 及び番号標に表示されている番号」とあるのは
「積載物の名称 又は種類、形状 及び数量」と、

同項
抵当権」とあるのは
「質権、抵当権、先取特権、留置権 その他の権利」と

読み替えるものとする。

1項

法第五十一条の三第一項の政令で定めるものは、次に掲げるとおりとする。

一 号

法第五十一条第五項の規定による車両の移動の決定

二 号

法第五十一条第六項同条第二十二項において準用する場合を含む。)の規定により保管した車両(積載物を含む。以下この条において同じ。)の返還の決定

三 号

法第五十一条第七項同条第二十二項において読み替えて準用する場合を含む。) 又は第八項の規定による告知

四 号

法第五十一条第九項同条第二十二項において読み替えて準用する場合を含む。)の規定による公示

五 号

法第五十一条第十項同条第二十二項において準用する場合を含む。)の規定による公示の日付 及び内容の公表

六 号

法第五十一条第十二項同条第二十二項において読み替えて準用する場合を含む。)の規定による車両の売却の決定

七 号

法第五十一条第十三項同条第二十二項において準用する場合を含む。)の規定による車両の廃棄の決定

八 号

法第五十一条第十六項同条第二十二項において読み替えて準用する場合を含む。)の規定による命令

九 号

法第五十一条第十七項同条第二十二項において準用する場合を含む。)の規定による督促

十 号

法第五十一条第十八項同条第二十二項において準用する場合を含む。)の規定による徴収

十一 号

法第五十一条第二十一項の規定による登録の嘱託

1項

法第五十一条の四第八項の政令で定める放置違反金の額は、別表第一に定めるとおりとする。

1項

法第五十一条の四第九項の規定による仮納付は、分割して行うことができない

1項

法第五十一条の四第十項の規定による公示による納付命令は、当該納付命令をしようとする公安委員会の掲示板に内閣府令で定める様式の書面を掲示して行うものとする。

2項

前項の納付命令は、氏名以外の事項により納付命令を受ける者を特定して行うものとする。

3項

第一項の納付命令は、同項の規定による掲示を始めた日から起算して三日を経過した日に効力を生ずるものとする。

1項

法第五十一条の八第六項の政令で定める期間は、三年とする。

1項

法第五十一条の十二第一項の政令で定める事項は、放置車両確認機関が確認事務を行う区域 及び期間とする。

1項

車両等は、法第五十二条第一項前段の規定により、夜間、道路を通行するとき(高速自動車国道 及び自動車専用道路においては前方二百メートル、その他の道路においては前方五十メートルまで明りように見える程度に照明が行われているトンネルを通行する場合を除く)は、次の各号に掲げる区分に従い、それぞれ当該各号に定める灯火をつけなければならない。

一 号

自動車

車両の保安基準に関する規定により設けられる前照灯、車幅灯、尾灯(尾灯が故障している場合においては、これと同等以上の光度を有する赤色の灯火とする。以下この項において同じ。)、番号灯 及び室内照明灯(法第二十七条の乗合自動車に限る

二 号

原動機付自転車

車両の保安基準に関する規定により設けられる前照灯 及び尾灯

三 号

トロリーバス

軌道法大正十年法律第七十六号)第三十一条において準用する同法第十四条の規定に基づく命令の規定(以下「トロリーバスの保安基準に関する規定」という。)により設けられる前照灯、尾灯 及び室内照明灯

四 号

路面電車

軌道法第十四条の規定に基づく命令の規定に定める白色灯 及び赤色灯

五 号

軽車両

公安委員会が定める灯火

2項

自動車(大型自動二輪車、普通自動二輪車 及び小型特殊自動車を除く)は、法第五十二条第一項前段の規定により、夜間、道路(歩道 又は路側帯と車道の区別のある道路においては、車道)の幅員が五・五メートル以上の道路に停車し、又は駐車しているときは、車両の保安基準に関する規定により設けられる非常点滅表示灯 又は尾灯をつけなければならない。


ただし、車両の保安基準に関する規定に定める基準に適合する駐車灯をつけて停車し、若しくは駐車しているとき、又は高速自動車国道 及び自動車専用道路以外の道路において後方五十メートルの距離から当該自動車が明りように見える程度に照明が行われている場所に停車し、若しくは駐車しているとき、若しくは高速自動車国道 及び自動車専用道路以外の道路において第二十七条の六第一号に定める夜間用停止表示器材 若しくは車両の保安基準に関する規定に定める基準に適合する警告反射板を後方から進行してくる自動車の運転者が見やすい位置に置いて停車し、若しくは駐車しているときは、この限りでない。

3項

車両等は、次の各号に掲げる場合においては、第一項の規定にかかわらず、それぞれ当該各号に掲げる灯火をつけることを要しない。

一 号

他の車両を牽引する場合

尾灯 及び番号灯

二 号

他の車両に牽引される場合

前照灯

1項

法第五十二条第一項後段の政令で定める場合は、トンネルの中、濃霧がかかつている場所 その他の場所で、視界が高速自動車国道 及び自動車専用道路においては二百メートル、その他の道路においては五十メートル以下であるような暗い場所を通行する場合 及び当該場所に停車し、又は駐車している場合とする。

1項

法第五十二条第二項の規定による灯火の操作は、次の各号に掲げる区分に従い、それぞれ当該各号に定める方法によつて行うものとする。

一 号

車両の保安基準に関する規定に定める走行用前照灯で光度が一万カンデラを超えるものをつけ、車両の保安基準に関する規定に定めるすれ違い用前照灯 又は前部霧灯を備える自動車

すれ違い用前照灯 又は前部霧灯のいずれかをつけて走行用前照灯を消すこと。

二 号

光度が一万カンデラを超える前照灯をつけている自動車(前号に掲げる自動車を除く

前照灯の光度を減じ、又はその照射方向を下向きとすること。

三 号

光度が一万カンデラを超える前照灯をつけている原動機付自転車

前照灯の光度を減じ、又はその照射方向を下向きとすること。

四 号

トロリーバス

前照灯の光度を減じ、又はその照射方向を下向きとすること。

1項

法第五十三条第一項に規定する合図を行う時期 及び合図の方法は、次の表に掲げるとおりとする。

合図を行う場合
合図を行う時期
合図の方法
左折するとき。
その行為をしようとする地点(交差点において その行為をする場合にあつては、当該交差点の手前の側端)から 三十メートル手前の地点に達したとき。
左腕を車体の左側の外に出して水平に伸ばし、若しくは右腕を車体の右側の外に出して肘を垂直に上に曲げること、又は左側の方向指示器を操作すること。
同一方向に進行しながら進路を左方に変えるとき。
その行為をしようとする時の三秒前のとき。
右折し、又は転回するとき。
その行為をしようとする地点(交差点において 右折する場合にあつては、当該交差点の手前の側端)から 三十メートル手前の地点に達したとき。
右腕を車体の右側の外に出して水平に伸ばし、若しくは左腕を車体の左側の外に出して肘を垂直に上に曲げること、又は右側の方向指示器を操作すること。
同一方向に進行しながら進路を右方に変えるとき。
その行為をしようとする時の三秒前のとき。
徐行し、又は停止するとき。
その行為をしようとするとき。
腕を車体の外に出して斜め下に伸ばすこと、又は車両の保安基準に関する規定 若しくはトロリーバスの保安基準に関する規定により設けられる制動灯をつけること。
後退するとき。
その行為をしようとするとき。
腕を車体の外に出して斜め下に伸ばし、かつ、手のひらを後ろに向けて その腕を前後に動かすこと、又は車両の保安基準に関する規定に定める後退灯を備える自動車にあつてはその後 退灯を、トロリーバスにあつてはトロリーバスの保安基準に関する規定により設けられる後退灯を、それぞれつけること。
2項

法第五十三条第二項に規定する合図を行う時期 及び合図の方法は、次の表に掲げるとおりとする。

合図を行う場合
合図を行う時期
合図の方法
環状交差点を出るとき。
その行為をしようとする地点の直前の出口の側方を通過したとき(環状交差点に入つた直後の出口を出る場合にあつては、当該環状交差点に入つたとき)。
左腕を車体の左側の外に出して水平に伸ばし、若しくは右腕を車体の右側の外に出して肘を垂直に上に曲げること、又は左側の方向指示器を操作すること。
環状交差点において 徐行し、又は停止するとき。
その行為をしようとするとき。
腕を車体の外に出して斜め下に伸ばすこと、又は車両の保安基準に関する規定 若しくはトロリーバスの保安基準に関する規定により設けられる制動灯をつけること。
環状交差点において 後退するとき。
その行為をしようとするとき。
腕を車体の外に出して斜め下に伸ばし、かつ、手のひらを後ろに向けて その腕を前後に動かすこと、又は車両の保安基準に関する規定に定める後退灯を備える自動車にあつてはその後 退灯を、トロリーバスにあつてはトロリーバスの保安基準に関する規定により設けられる後退灯を、それぞれつけること。
1項

自動車の法第五十七条第一項の政令で定める乗車人員 又は積載物の重量、大きさ 若しくは積載の方法の制限は、次の各号に定めるところによる。

一 号

乗車人員(運転者を含む。次条において同じ。)は、自動車(普通自動車で内閣府令で定める大きさ以下の原動機を有するもの(以下この条において「ミニカー」という。)、普通自動車(ミニカーを除く)又は大型特殊自動車で車体の大きさ 及び構造を基準として内閣府令で定めるもの(以下この条において「特定普通自動車等」という。)、大型自動二輪車(側車付きのものを除く。以下この号次号 並びに第三号イ 及びにおいて同じ。)、普通自動二輪車(側車付きのものを除く。以下この号次号 並びに第三号イ 及びにおいて同じ。)並びに小型特殊自動車を除く)にあつては自動車検査証(道路運送車両法第六十条第一項の自動車検査証をいう。以下この条において同じ。)に記録され、又は保安基準適合標章(道路運送車両法第九十四条の五第一項の保安基準適合標章をいう。以下同じ。)若しくは軽自動車届出済証(道路運送車両法第三条の軽自動車の使用者が同法第九十七条の三第一項の規定により届け出たことを証する書類をいう。以下同じ。)に記載された乗車定員を、ミニカー、特定普通自動車等、大型自動二輪車、普通自動二輪車 及び小型特殊自動車にあつては一人特定普通自動車等、大型自動二輪車、普通自動二輪車 及び小型特殊自動車で運転者以外の者の用に供する乗車装置(以下この条において「乗車装置」という。)を備えるものにあつては二人)をそれぞれ超えないこと。


ただし道路交通に関する条約の実施に伴う道路運送車両法の特例等に関する法律昭和三十九年法律第百九号)第二条第二項に規定する締約国登録自動車にあつては、車両の保安基準に関する規定により定められる乗車定員を超えてはならないものとする。

二 号

積載物の重量は、自動車(ミニカー、特定普通自動車等 及び小型特殊自動車を除く)にあつては自動車検査証に記録され、又は保安基準適合標章 若しくは軽自動車届出済証に記載された最大積載重量(大型自動二輪車 及び普通自動二輪車で乗車装置 又は積載装置を備えるものにあつては六十キログラム第十二条第一項の内閣府令で定める大きさ以下の原動機を有する普通自動二輪車がリヤカーを牽引する場合におけるその牽引されるリヤカーについては百二十キログラム)を、ミニカーで積載装置を備えるものにあつては九十キログラムを、特定普通自動車等で積載装置を備えるものにあつては千五百キログラムを超えない範囲内において内閣府令で定める重量を、小型特殊自動車で積載装置を備えるものにあつては七百キログラムをそれぞれ超えないこと。


ただし前号の締約国登録自動車にあつては、車両の保安基準に関する規定により定められる最大積載重量を超えてはならないものとする。

三 号

積載物の長さ、幅 又は高さは、それぞれ次に掲げる長さ、幅 又は高さを超えないこと。

長さ

自動車の長さにその長さの十分の二の長さを加えたもの(大型自動二輪車 及び普通自動二輪車にあつては、その乗車装置 又は積載装置の長さに〇・三メートルを加えたもの

自動車の幅にその幅の十分の二の幅を加えたもの(大型自動二輪車 及び普通自動二輪車にあつては、その乗車装置 又は積載装置の幅に〇・三メートルを加えたもの

高さ

三・八メートル大型自動二輪車、普通自動二輪車 及び小型特殊自動車にあつては二メートル、三輪の普通自動車 並びにその他の普通自動車で車体 及び原動機の大きさを基準として内閣府令で定めるものにあつては二・五メートル、その他の自動車で公安委員会が道路 又は交通の状況により支障がないと認めて定めるものにあつては三・八メートル以上四・一メートルを超えない範囲内において公安委員会が定める高さ)からその自動車の積載をする場所の高さを減じたもの

四 号

積載物は、次に掲げる制限を超えることとなるような方法で積載しないこと。

自動車の車体の前後から自動車の長さの十分の一の長さ(大型自動二輪車 及び普通自動二輪車にあつては、その乗車装置 又は積載装置の前後から〇・三メートル)を超えてはみ出さないこと。

自動車の車体の左右から自動車の幅の十分の一の幅(大型自動二輪車 及び普通自動二輪車にあつては、その乗車装置 又は積載装置の左右から〇・一五メートルを超えてはみ出さないこと。)。

1項

原動機付自転車の法第五十七条第一項の政令で定める乗車人員 又は積載物の重量、大きさ 若しくは積載の方法の制限は、次の各号に定めるところによる。

一 号

乗車人員は、一人をこえないこと。

二 号

積載物の重量は、積載装置を備える原動機付自転車にあつては三十キログラムを、リヤカーを牽引する場合におけるその牽引されるリヤカーについては百二十キログラムを、それぞれこえないこと。

三 号

積載物の長さ、幅 又は高さは、それぞれ次に掲げる長さ、幅 又は高さをこえないこと。

長さ

原動機付自転車の積載装置(リヤカーを牽引する場合にあつては、その牽引されるリヤカーの積載装置。以下この条において同じ。)の長さに〇・三メートルを加えたもの

原動機付自転車の積載装置の幅に〇・三メートルを加えたもの

高さ

二メートルからその原動機付自転車の積載をする場所の高さを減じたもの

四 号

積載物は、次に掲げる制限をこえることとなるような方法で積載しないこと。

原動機付自転車の積載装置の前後から〇・三メートルをこえてはみ出さないこと。

原動機付自転車の積載装置の左右から〇・一五メートルをこえてはみ出さないこと。

1項

法第五十八条第三項の規定により出発地警察署長が付することができる条件は、次に掲げるものとする。

一 号

積載した貨物の長さ 又は幅が前二条に規定する制限 又は法第五十七条第二項の規定に基づき公安委員会が定める制限を超えるものであるときは、その貨物の見やすい箇所に、昼間にあつては〇・三メートル平方以上の大きさの赤色の布を、夜間にあつては赤色の灯火 又は反射器をつけること。

二 号

車両の前面の見やすい箇所に法第五十八条第一項の許可証(次項 及び次条において「制限外許可証」という。)を掲示すること。

三 号

前二号に掲げるもののほか、道路における危険を防止するため必要と認める事項

2項

出発地警察署長は、前項の条件を付したときは、制限外許可証にその条件を記載しなければならない。

1項

法第五十八条の二の政令で定める書類は、制限外許可証、法第五十八条の三第二項の通行指示書、保安基準適合標章、軽自動車届出済証 又は登録証書(道路交通に関する条約第十八条2に規定する登録証書をいう。第二十五条の二において同じ。)とする。

1項

法第五十九条第一項ただし書の規定により自動車を牽引するときは、次の各号に定める方法によらなければならない。

一 号

牽引される自動車(以下この条において「故障自動車」という。)の前輪 又は後輪を上げて牽引する場合にあつては、クレーン その他のつり上げ装置若しくは堅ろうなロープ、鎖等(以下この条において「ロープ等」という。)により故障自動車をつり上げて牽引するか、又は牽引する自動車の後端(牽引する自動車に牽引するための用具で内閣府令で定める基準に適合する構造及び装置を有するものを取り付けた場合における当該用具を含む。)に故障自動車の前部 若しくは後部を載せ、かつ、その載せた部分を堅ろうなロープ等で固縛して牽引すること。


この場合において、故障自動車のかじ取り車輪以外の車輪を上げるときは、かじ取り車輪がその故障自動車の中心線に平行になつているようにハンドルを固定しておくこと。

二 号

故障自動車の車輪を上げないで牽引する場合にあつては、次に定めるところにより牽引すること。

牽引する自動車と故障自動車相互を堅ろうなロープ等によつて確実につなぐこと。


二台の故障自動車を牽引する場合における故障自動車相互についても、同様とする。

その故障自動車に係る運転免許を受けた者 又は国際運転免許証 若しくは外国運転免許証(以下「国際運転免許証等」という。)を所持する者を故障自動車に乗車させてハンドル その他の装置を操作させること。

牽引する自動車と故障自動車の間の距離又は二台の故障自動車を牽引する場合における故障自動車相互の間の距離は、それぞれ五メートルを超えないこと。

故障自動車を牽引しているロープ等の見やすい箇所に〇・三メートル平方以上の大きさの白色の布をつけること。

1項

法第六十三条第一項の政令で定める書類は、臨時運行許可証(道路運送車両法第三十五条第四項(同法第七十三条第二項において準用する場合を含む。)の臨時運行許可証をいう。)、回送運行許可証(道路運送車両法第三十六条の二第五項(同法第七十三条第二項において準用する場合を含む。)の回送運行許可証をいう。)、保安基準適合標章、軽自動車届出済証 又は登録証書とする。

1項

法第六十三条の四第一項第二号の政令で定める者は、次に掲げるとおりとする。

一 号
児童 及び幼児
二 号

七十歳以上の者

三 号

普通自転車により安全に車道を通行することに支障を生ずる程度の身体の障害として内閣府令で定めるものを有する者

第四章 運転者及び使用者の義務

1項

法第六十四条第三項 及び第六十五条第四項の政令で定める自動車は、次に掲げる自動車とする。

一 号

道路運送法第二条第三項に規定する旅客自動車運送事業の用に供する自動車で当該業務に従事中のもの

二 号

自動車運転代行業の業務の適正化に関する法律平成十三年法律第五十七号第二条第六項に規定する代行運転自動車

1項

法第六十七条第三項の規定による呼気の検査は、検査を受ける者にその呼気を風船 又はアルコールを検知する機器に吹き込ませることによりこれを採取して行うものとする。

1項

法第七十一条第二号の三の政令で定める自動車は、車両の保安基準に関する規定で定めるところにより、専ら小学校、中学校、義務教育学校、特別支援学校、幼稚園、幼保連携型認定こども園、保育所 又は児童福祉法昭和二十二年法律第百六十四号第六条の三第十項に規定する小規模保育事業 若しくは同条第十二項に規定する事業所内保育事業を行う施設(次項において「小学校等」という。)に通う児童、生徒 又は幼児の運送を目的とする自動車である旨を表示しているものをいう。

2項

通学通園バスは、小学校等の児童、生徒 又は幼児の乗降のため停車しているときは、車両の保安基準に関する規定に定める非常点滅表示灯をつけなければならない。

1項

法第七十一条の三第一項ただし書の政令で定めるやむを得ない理由があるときは、次に掲げるとおりとする。

一 号

負傷 若しくは障害のため又は妊娠中であることにより座席ベルトを装着することが療養上又は健康保持上適当でない者が自動車を運転するとき。

二 号

著しく座高が高いか 又は低いこと、著しく肥満していることその他の身体の状態により適切に座席ベルトを装着することができない者が自動車を運転するとき。

三 号

自動車を後退させるため当該自動車を運転するとき。

四 号

法第四十一条の二第一項に規定する消防用車両(次項第四号において「消防用車両」という。)である自動車の運転者が当該消防用車両である自動車を運転するとき。

五 号

人の生命 若しくは身体に危害を及ぼす行為の発生をその身辺において警戒し、及びその行為を制止する職務 又は被疑者を逮捕し、若しくは法令の規定により身体の自由を拘束されている者の逃走を防止する職務に従事する公務員が当該職務のため自動車を運転するとき。

六 号

郵便物の集配業務 その他業務のため自動車を使用する場合において当該業務に従事する者が頻繁に当該自動車に乗降することを必要とする業務として国家公安委員会規則で定める業務に従事する者が、当該業務につき頻繁に自動車に乗降することを必要とする区間において当該業務のために使用される自動車を運転するとき。

七 号

自動車に乗車している者の警衛 若しくは警護を行うため又は車列を組んでパレード等を行う自動車に係る交通の安全と円滑を図るためその前方 及び後方等を進行する警察用自動車(緊急自動車である警察用自動車を除く次項第七号において同じ。)により護衛され、又は誘導されている自動車の運転者が当該自動車を運転するとき。

八 号

公職選挙法昭和二十五年法律第百号)の適用を受ける選挙における公職の候補者 又は選挙運動に従事する者が同法第百四十一条の規定により選挙運動のために使用される自動車を当該選挙運動のため運転するとき。

2項

法第七十一条の三第二項ただし書の政令で定めるやむを得ない理由があるときは、次に掲げるとおりとする。

一 号

運転者席以外の座席の数を超える数の者を乗車させるためこれらの者のうちに座席ベルトを装着させることができない者がある場合において、当該座席ベルトを装着させることができない者を運転者席以外の乗車装置(運転者席の横の乗車装置を除く)に乗車させるとき(法第五十七条第一項本文の規定による乗車人員の制限を超えない場合に限る)。

二 号

負傷 若しくは障害のため又は妊娠中であることにより座席ベルトを装着させることが療養上又は健康保持上適当でない者を自動車の運転者席以外の乗車装置に乗車させるとき。

三 号

著しく座高が高いか 又は低いこと、著しく肥満していること その他の身体の状態により適切に座席ベルトを装着させることができない者を自動車の運転者席以外の乗車装置に乗車させるとき。

四 号

緊急自動車に係る緊急用務 又は消防用車両に係る消防用務に従事する者を当該緊急自動車 又は消防用車両である自動車の運転者席以外の乗車装置に乗車させるとき。

五 号

人の生命 若しくは身体に危害を及ぼす行為の発生をその身辺において警戒し、及びその行為を制止する職務 又は被疑者を逮捕し、若しくは法令の規定により身体の自由を拘束されている者の逃走を防止する職務に従事する公務員を当該職務のため自動車の運転者席以外の乗車装置に乗車させるとき。

六 号

郵便物の集配業務 その他前項第六号に規定する業務に従事する者を、当該業務につき頻繁に自動車に乗降させることを必要とする区間において当該業務のために使用される自動車の運転者席以外の乗車装置に乗車させるとき。

七 号

自動車に乗車している者の警衛 若しくは警護を行うため又は車列を組んでパレード等を行う自動車に係る交通の安全と円滑を図るためその前方 及び後方等を進行する警察用自動車により護衛され、又は誘導されている自動車の運転者が運転者以外の者を当該自動車の運転者席以外の乗車装置に乗車させるとき。

八 号

公職選挙法の適用を受ける選挙における公職の候補者 又は選挙運動に従事する者を同法第百四十一条の規定により選挙運動のために使用される自動車の運転者席以外の乗車装置に当該選挙運動のため乗車させるとき。

3項

法第七十一条の三第三項ただし書の政令で定めるやむを得ない理由があるときは、次に掲げるとおりとする。

一 号

その構造上幼児用補助装置を固定して用いることができない座席において幼児を乗車させるとき(当該座席以外の座席において当該幼児に幼児用補助装置を使用させることができる場合を除く)。

二 号

運転者席以外の座席の数以上の数の者を乗車させるため乗車させる幼児の数に等しい数の幼児用補助装置のすべてを固定して用いることができない場合において、当該固定して用いることができない幼児用補助装置の数の幼児を乗車させるとき(法第五十七条第一項本文の規定による乗車人員の制限を超えない場合に限る)。

三 号

負傷 又は障害のため幼児用補助装置を使用させることが療養上又は健康保持上適当でない幼児を乗車させるとき。

四 号

著しく肥満していること その他の身体の状態により適切に幼児用補助装置を使用させることができない幼児を乗車させるとき。

五 号

運転者以外の者が授乳 その他の日常生活上の世話(幼児用補助装置を使用させたままでは行うことができないものに限る)を行つている幼児を乗車させるとき。

六 号

道路運送法第三条第一号に掲げる一般旅客自動車運送事業の用に供される自動車の運転者が当該事業に係る旅客である幼児を乗車させるとき。

七 号

道路運送法第七十八条第二号 又は第三号に掲げる場合に該当して人の運送の用に供される自動車(特定の者の需要に応じて運送の用に供されるものを除く)の運転者が当該運送のため幼児を乗車させるとき。

八 号

応急の救護のため医療機関、官公署 その他の場所へ緊急に搬送する必要がある幼児を当該搬送のため乗車させるとき。

1項

法第七十一条の四第四項の政令で定める者は、次に掲げるとおりとする。

一 号

現に普通自動二輪車免許を受けており、かつ、当該普通自動二輪車免許を受けていた期間(当該免許の効力が停止されていた期間を除く)が通算して三年以上である者

二 号

現に受けている大型自動二輪車免許を受けた日前六月以内に大型自動二輪車免許 又は普通自動二輪車免許を受けていたことがある者で、当該受けていたことがある大型自動二輪車免許 若しくは普通自動二輪車免許を受けていた期間(これらの免許の効力が停止されていた期間を除く。以下この条において「過去の免許期間」という。)が通算して三年以上であり、又は当該過去の免許期間と当該現に受けている大型自動二輪車免許を受けていた期間(当該免許の効力が停止されていた期間を除く)とを通算した期間が三年以上であるもの

三 号

現に受けている大型自動二輪車免許を受けた日前六月以内に普通自動二輪車に相当する種類の自動車の運転に関する本邦の域外にある国 又は地域(以下「外国等」という。)の行政庁 又は権限のある機関(以下「行政庁等」という。)の運転免許を受けていたことがある者で、当該外国等の行政庁等の運転免許を受けていた期間のうち当該外国等に滞在していた期間(以下この条において「外国免許期間」という。)が通算して三年以上であり、又は当該外国免許期間と当該現に受けている大型自動二輪車免許を受けていた期間(当該免許の効力が停止されていた期間を除く)とを通算した期間が三年以上であるもの

四 号

次項各号に掲げる者

2項

法第七十一条の四第五項の政令で定める者は、次に掲げるとおりとする。

一 号

現に受けている普通自動二輪車免許を受けた日前六月以内に大型自動二輪車免許 又は普通自動二輪車免許を受けていたことがある者で、当該受けていたことがある大型自動二輪車免許 若しくは普通自動二輪車免許に係る過去の免許期間が通算して三年以上であり、又は当該過去の免許期間と当該現に受けている普通自動二輪車免許を受けていた期間(当該免許の効力が停止されていた期間を除く)とを通算した期間が三年以上であるもの

二 号

現に受けている普通自動二輪車免許を受けた日前六月以内に普通自動二輪車に相当する種類の自動車の運転に関する外国等の行政庁等の運転免許を受けていたことがある者で、当該外国等の行政庁等の運転免許に係る外国免許期間が通算して三年以上であり、又は当該外国免許期間と当該現に受けている普通自動二輪車免許を受けていた期間(当該免許の効力が停止されていた期間を除く)とを通算した期間が三年以上であるもの

3項

第一項の規定は、法第七十一条の四第六項の政令で定める者について準用する。


この場合において、

第一項第一号から第三号までの規定中
三年」とあるのは
一年」と、

同項第四号
次項各号」とあるのは
第四項において読み替えて準用する次項各号」と

読み替えるものとする。

4項

第二項の規定は、法第七十一条の四第七項の政令で定める者について準用する。


この場合において、

第二項各号
三年」とあるのは、
一年」と

読み替えるものとする。

1項

法第七十一条の五第一項の政令で定める者は、次に掲げるとおりとする。

一 号

現に受けている準中型自動車免許を受けた日前六月以内に当該免許に係る法第七十一条の五第二項の上位免許(以下この条において「上位免許」という。)を受けていたことがある者

二 号

現に受けている準中型自動車免許を受けた日前六月以内に受けていたことがある準中型自動車免許(以下この号において「直前準中型免許」という。)を受けていた期間(当該直前準中型免許の効力が停止されていた期間を除く)が通算して一年以上である者(次に掲げる者を除く

法第百四条の二の二第一項第二項 又は第四項の規定により直前準中型免許を取り消された者

直前準中型免許に係る再試験を受けた後直前 準中型免許が失効したため法第百四条の二の二第一項の規定による免許の取消しを受けなかつた者

法第百条の二第五項の規定に違反して直前準中型免許に係る再試験を受けなかつた者で、同項に規定する期間が通算して一月を超えた日以後に直前準中型免許が失効したため法第百四条の二の二第二項 又は第四項の規定による免許の取消しを受けなかつたもの

三 号

現に受けている準中型自動車免許を受けた日前六月以内に準中型自動車に相当する種類の自動車の運転に関する外国等の行政庁等の運転免許を受けていたことがある者で、当該外国等の行政庁等の運転免許を受けていた期間のうち当該外国等に滞在していた期間が通算して一年以上のもの

四 号

現に受けている準中型自動車免許を受けた日以後に当該免許に係る上位免許を受けた者

2項

法第七十一条の五第二項の政令で定める者は、次に掲げるとおりとする。

一 号

現に準中型自動車免許を受けている者にあつては、次のイからホまでいずれかに該当するもの

現に受けている準中型自動車免許を受けた日前六月以内に普通自動車免許に係る上位免許(準中型自動車免許を除くにおいて同じ。)を受けていたことがある者

前項第二号に掲げる者

現に受けている準中型自動車免許を受けた日前六月以内に受けていたことがある普通自動車免許(以下このにおいて「直前普通免許」という。)を受けていた期間(当該直前普通免許の効力が停止されていた期間を除く)が通算して一年以上である者(次に掲げる者を除く

(1)

法第百四条の二の二第一項第二項 又は第四項の規定により直前普通免許を取り消された者

(2)

直前普通免許に係る再試験を受けた後 直前普通免許が失効したため法第百四条の二の二第一項の規定による免許の取消しを受けなかつた者

(3)

法第百条の二第五項の規定に違反して直前普通免許に係る再試験を受けなかつた者で、同項に規定する期間が通算して一月を超えた日以後に直前普通免許が失効したため法第百四条の二の二第二項 又は第四項の規定による免許の取消しを受けなかつたもの

現に受けている準中型自動車免許を受けた日前六月以内に普通自動車に相当する種類の自動車の運転に関する外国等の行政庁等の運転免許を受けていたことがある者で、当該外国等の行政庁等の運転免許を受けていた期間のうち当該外国等に滞在していた期間が通算して一年以上のもの

現に受けている準中型自動車免許を受けた日以後に普通自動車免許に係る上位免許を受けた者

二 号

現に普通自動車免許を受けている者にあつては、次のイからホまでいずれかに該当するもの

現に受けている普通自動車免許を受けた日前六月以内に当該免許に係る上位免許(準中型自動車免許を除くにおいて同じ。)を受けていたことがある者

現に受けている普通自動車免許を受けた日前六月以内に受けていたことがある準中型自動車免許(以下このにおいて「直前準中型免許」という。)を受けていた期間(当該直前準中型免許の効力が停止されていた期間を除く)が通算して一年以上である者(次に掲げる者を除く

(1)

法第百四条の二の二第一項第二項 又は第四項の規定により直前準中型免許を取り消された者

(2)

直前準中型免許に係る再試験を受けた後 直前準中型免許が失効したため法第百四条の二の二第一項の規定による免許の取消しを受けなかつた者

(3)

法第百条の二第五項の規定に違反して直前準中型免許に係る再試験を受けなかつた者で、同項に規定する期間が通算して一月を超えた日以後に直前準中型免許が失効したため法第百四条の二の二第二項 又は第四項の規定による免許の取消しを受けなかつたもの

現に受けている普通自動車免許を受けた日前六月以内に受けていたことがある普通自動車免許(以下このにおいて「直前普通免許」という。)を受けていた期間(当該直前普通免許の効力が停止されていた期間を除く)が通算して一年以上である者(次に掲げる者を除く

(1)

法第百四条の二の二第一項第二項 又は第四項の規定により直前普通免許を取り消された者

(2)

直前普通免許に係る再試験を受けた後 直前普通免許が失効したため法第百四条の二の二第一項の規定による免許の取消しを受けなかつた者

(3)

法第百条の二第五項の規定に違反して直前普通免許に係る再試験を受けなかつた者で、同項に規定する期間が通算して一月を超えた日以後に直前普通免許が失効したため法第百四条の二の二第二項 又は第四項の規定による免許の取消しを受けなかつたもの

現に受けている普通自動車免許を受けた日前六月以内に普通自動車に相当する種類の自動車の運転に関する外国等の行政庁等の運転免許を受けていたことがある者で、当該外国等の行政庁等の運転免許を受けていた期間のうち当該外国等に滞在していた期間が通算して一年以上のもの

現に受けている普通自動車免許を受けた日以後に当該免許に係る上位免許を受けた者

1項

法第七十一条の六第一項 及び第二項の政令で定める程度の聴覚障害は、両耳の聴力が補聴器を用いても 内閣府令で定める基準に達しない程度の聴覚障害とする。

1項

第十四条の八から第十六条の五までの規定は、法第七十二条の二第二項後段の規定により保管した損壊物等について準用する。


この場合において、

第十四条の八
使用者 又は所有者」とあるのは
「所有者、占有者 その他当該損壊物等について権原を有する者」と、

第十五条
法第五十一条第九項」とあるのは
法第七十二条の二第三項において読み替えて準用する法第五十一条第九項」と、

同条第一号
車両」とあるのは
「損壊物等が、車両である場合にあつてはその車両の車名、型式、塗色 及び番号標に表示されている番号、車両の積載物である場合にあつてはその積載物の名称 又は種類、形状 及び数量 並びにその積載物が積載されていた車両」と、

表示されている番号」とあるのは
「表示されている番号、その他の損壊物等である場合にあつてはその損壊物等の名称 又は種類、形状 及び数量」と、

同条第二号
車両が駐車していた場所 及びその車両を移動した日時」とあるのは
「損壊物等に係る交通事故が発生したと認められる場所 及び日時(その日時が明らかでないときは、その損壊物等を移動した日時)」と、

第十六条
法第五十一条第九項」とあるのは
法第七十二条の二第三項において読み替えて準用する法第五十一条第九項」と、

同条第二号
保管車両一覧簿」とあるのは
「保管損壊物等一覧簿」と、

第十六条の二 及び第十六条の三
法第五十一条第十二項」とあるのは
法第七十二条の二第三項において読み替えて準用する法第五十一条第十二項」と、

同条
入札者がない車両」とあるのは
「入札者がない損壊物等、速やかに売却しなければ価値が著しく減少するおそれのある損壊物等 その他競争入札に付することが適当でないと認められる損壊物等」と、

第十六条の四第一項第二項 及び第四項
車両の車名、型式、塗色 及び番号標に表示されている番号」とあるのは
「損壊物等の名称 又は種類、形状 及び数量(損壊物等が車両である場合にあつては、その車両の車名、型式、塗色 及び番号標に表示されている番号)並びに損壊の程度」と、

同項
抵当権」とあるのは
「質権、抵当権、先取特権、留置権 その他の権利」と、

第十六条の五
法第五十一条第二十一項」とあるのは
法第七十二条の二第三項において準用する法第五十一条第二十一項」と

読み替えるものとする。

1項

法第七十四条第三項の政令で定める自動車は、第十三条第一項に規定する自動車 及び第十四条の二に規定する自動車とする。

1項

法第七十五条第二項の政令で定める基準は、次に掲げるとおりとする。

一 号

自動車(法第五十一条の四第一項に規定する重被牽引車(以下「重被牽引車」という。)を含む。以下この条 及び次条において同じ。)の使用者(安全運転管理者、副安全運転管理者 その他自動車の運行を直接管理する地位にある者を含む。以下この条において「使用者等」という。)が次の表の上欄に掲げる違反行為をし、当該違反行為により自動車の運転者が同表の下欄に掲げる違反行為をしたときは、六月を超えない範囲内の期間、当該違反行為に係る自動車を運転し、又は運転させてはならない旨を命ずるものとする。

自動車の使用者等の違反行為
自動車の運転者の違反行為
法第百十七条の二第二項第一号の違反行為
法第百十七条の二第一項第一号の違反行為
法第百十七条の二第二項第二号の違反行為
法第百十七条の二第一項第三号の違反行為
法第百十七条の二の二第二項第一号の違反行為
法第百十七条の二の二第一項第一号の違反行為
法第百十七条の二の二第二項第二号の違反行為
法第百十七条の二第一項第一号 又は 法第百十七条の二の二第一項第三号の違反行為
法第百十七条の二の二第二項第三号の違反行為
法第百十七条の二の二第一項第七号の違反行為
法第百十八条第二項第三号(法第七十五条第一項第五号に係る部分に限る。)の違反行為
法第百十八条第一項第五号の違反行為
二 号

自動車の使用者等が次の表の上欄に掲げる違反行為をし、当該違反行為により自動車の運転者が同表の中欄に掲げる違反行為をした場合において、同表の下欄に掲げるいずれかの事情があるときは、三月を超えない範囲内の期間、当該違反行為に係る自動車を運転し、又は運転させてはならない旨を命ずることができる。

自動車の使用者等の違反行為
自動車の運転者の違反行為
事情
法第百十八条第二項第三号(法第七十五条第一項第二号に係る部分に限る。)の違反行為
法第百十八条第一項第一号の違反行為
一 自動車の使用者が、当該自動車の使用の本拠において使用する自動車の運転について、過去一年以内に、法第七十五条第二項 又は 法第七十五条の二第一項 若しくは第二項の規定による公安委員会の命令を受けた者であること。
二 自動車の使用者等が、当該自動車の使用の本拠における その者の業務に関し、過去一年以内に、法第百十七条の二第二項第一号 若しくは第二号、法第百十七条の二の二第二項 若しくは 法第百十八条第二項第三号(法第七十五条第一項第五号に係る部分に限る。)の違反行為をし、又は過去一年以内に二回以上、法第百十八条第二項第三号(法第七十五条第一項第二号に係る部分に限る。)若しくは第四号、法第百十九条第二項第四号 若しくは 法第百十九条の二の四第二項の違反行為をした者であること。
三 自動車の運転者が当該違反行為をし、よつて交通事故を起こして人を死亡させ、又は傷つけたこと。
法第百十八条第二項第四号の違反行為
法第百十八条第二項第一号の違反行為
法第百十九条第二項第四号の違反行為
法第百十九条第二項第一号の違反行為
法第百十九条の二の四第二項の違反行為
法第百十九条の二の四第一項の違反行為
1項

法第七十五条の二第一項の政令で定める基準は、次の表一の上欄に掲げる違反行為が行われた場合において、自動車の使用者がその違反行為の区分ごとに同表の中欄に掲げる指示を受けた後一年以内における当該使用者の使用する当該指示に係る自動車に係る違反行為関係累計点数(当該違反行為 及び当該指示を受けた時から当該違反行為が行われた時までの間における当該自動車についての当該違反行為と同一の区分のその他の違反行為(その行為の都度、同表の下欄に掲げる罪に当たる行為として認定されたものに限る)のそれぞれについて別表第二の定めるところにより付した基礎点数の合計をいう。以下この条において同じ。)が、当該自動車の使用者の次の表二の上欄に掲げる前歴の回数の区分に応じ、それぞれ同表の下欄に定める点数以上の点数に該当することとなつたときは、当該自動車の次の表三の上欄に掲げる種類に応じ、それぞれ同表の下欄に定める期間を超えない範囲内の期間、当該自動車を運転し、又は運転させてはならない旨を命ずることができることとする。

表一

違反行為
自動車の使用者に対する指示
法第二十二条の二第一項に規定する最高速度違反行為
法第二十二条の二第一項の規定による指示
法第百十八条第一項第一号 又は第三項の罪
法第五十八条の三第一項に規定する過積載をして自動車を運転する行為
法第五十八条の四の規定による指示
法第百十八条第二項第一号の罪
法第六十六条の二第一項に規定する過労運転
法第六十六条の二第一項の規定による指示
法第百十七条の二の二第一項第七号の罪

表二

前歴の回数
点数
なし
六点
一回
四点
二回以上
二点
備考 この表において「前歴の回数」とは、違反行為関係累計点数に係る当該違反行為が行われた日を起算日とする過去一年以内に当該違反行為に係る自動車の使用の本拠において使用する自動車の運転について、法第七十五条第二項 又は 法第七十五条の二第一項の規定による公安委員会の命令(当該違反行為と同一の区分の違反行為に係るものに限る。次項において「使用制限命令」と総称する。)を受けた回数をいう。

表三

自動車の種類
期間
大型自動車、中型自動車、準中型自動車、大型特殊自動車 又は重被けん引車
三月
普通自動車
二月
大型自動二輪車、普通自動二輪車 又は小型特殊自動車
一月
2項

前項に規定するその他の違反行為には、違反行為関係累計点数に係る当該違反行為が行われた時において、当該違反行為に係る当該自動車につき使用制限命令を受け、かつ、当該使用制限命令に従つて当該使用制限命令に係る運転の禁止の期間を経過した者に係る当該使用制限命令を受ける前の違反行為を含まないものとする。

1項

法第七十五条の二第二項の政令で定める基準は、公安委員会が法第五十一条の四第一項の規定により標章が取り付けられた車両の使用者に対し 納付命令をした場合において、当該使用者が、当該標章が取り付けられた日前六月以内に、次の表一の上欄に掲げる前歴の回数の区分に応じ それぞれ同表の下欄に定める納付命令の回数以上、当該車両が原因となつた納付命令(同条第十六項の規定により取り消されたものを除くほか、当該標章が取り付けられた日において、当該使用者が当該車両につき法第七十五条第二項同条第一項第七号に掲げる行為に係る部分に限る。以下この条において同じ。)又は法第七十五条の二第二項の規定による公安委員会の命令を受け、かつ、当該命令に従つて当該命令に係る運転の禁止の期間を経過したことがある場合には、当該命令を受ける前に取り付けられた標章に係るものを除く)を受けたことがあるときは、当該車両の次の表二の上欄に掲げる種類に応じ、それぞれ同表の下欄に定める期間の範囲内において、当該車両を運転し、又は運転させてはならない旨を命ずることができることとする。

表一

前歴の回数
納付命令の回数
なし
三回
一回
二回
二回以上
一回
備考 この表において「前歴の回数」とは、公安委員会が 法第五十一条の四第一項の規定により 標章が取り付けられた車両の使用者に対し納付命令をした場合において、当該使用者が、当該標章が取り付けられた日前一年以内に、当該車両の使用の本拠において使用する車両の運転について、法第七十五条第二項 又は 法第七十五条の二第二項の規定による公安委員会の命令を受けた回数をいう。

表二

車両の種類
期間
大型自動車、中型自動車、準中型自動車、大型特殊自動車 又は重被けん引車
三月
普通自動車
二月
大型自動二輪車、普通自動二輪車、小型特殊自動車 又は原動機付自転車
一月

第四章の二 高速自動車国道等における自動車の交通方法等の特例

1項

最高速度のうち、自動車が高速自動車国道の本線車道 又はこれに接する加速車線若しくは減速車線を通行する場合の最高速度は、次の各号に掲げる自動車の区分に従い、それぞれ当該各号に定めるとおりとする。

一 号

次に掲げる自動車

百キロメートル毎時

大型自動車(三輪のもの並びに牽引するための構造 及び装置を有し、かつ、牽引されるための構造 及び装置を有する車両を牽引するものを除く次号において同じ。)のうち専ら人を運搬する構造のもの

中型自動車(三輪のもの並びに牽引するための構造 及び装置を有し、かつ、牽引されるための構造 及び装置を有する車両を牽引するものを除く次号において同じ。)のうち、専ら人を運搬する構造のもの又は車両総重量が八千キログラム未満、最大積載重量が五千キログラム未満 及び乗車定員が十人以下のもの

準中型自動車(三輪のもの並びに牽引するための構造 及び装置を有し、かつ、牽引されるための構造 及び装置を有する車両を牽引するものを除く

普通自動車(三輪のもの並びに牽引するための構造 及び装置を有し、かつ、牽引されるための構造 及び装置を有する車両を牽引するものを除く

大型自動二輪車
普通自動二輪車
二 号

大型自動車のうち前号イに掲げるもの以外のもの及び中型自動車のうち同号ロに掲げるもの以外のもの

九十キロメートル毎時

三 号

前二号に掲げる自動車以外の自動車

八十キロメートル毎時

2項

法第三十九条第一項の緊急自動車が高速自動車国道の本線車道 又はこれに接する加速車線 若しくは減速車線を通行する場合の最高速度は、第十二条第一項 及び前項の規定にかかわらず百キロメートル毎時とする。

1項

法第七十五条の四の政令で定めるものは、往復の方向にする通行が行われている本線車道で、本線車線が道路の構造上往復の方向別に分離されていないものとする。

1項

法第七十五条の四の政令で定める最低速度は、五十キロメートル毎時とする。

1項

法第七十五条の八第二項において読み替えて準用する法第五十一条第三項の政令で定める場所は、当該車両が駐車している場所の最寄りの自動車の駐車の用に供するため区画された高速自動車国道 又は自動車専用道路(以下「高速自動車国道等」という。)内の場所とする。

1項

第十四条の八から第十七条までの規定は、法第七十五条の八第二項において準用する法第五十一条第六項同条第二十二項において準用する場合を含む。)の規定により保管した車両(積載物を含む。)について準用する。

1項

法第七十五条の十一第一項の規定による表示は、次の各号に掲げる区分に従い、それぞれ当該各号に定める停止表示器材を、後方から進行してくる自動車の運転者が見やすい位置に置いて行うものとする。

一 号

夜間

内閣府令で定める基準に適合する夜間用停止表示器材

二 号

夜間以外の時間

内閣府令で定める基準に適合する昼間用停止表示器材(当該自動車が停止している場所がトンネルの中 その他視界が二百メートル以下である場所であるときは、前号に定める夜間用停止表示器材

第四章の三 特定自動運行の特則

1項

第二十六条の四の三の規定は、法第七十五条の二十三第六項において準用する法第七十二条の二第二項後段の規定により保管した損壊物等について準用する。


この場合において、

第二十六条の四の三
法第七十二条の二第三項」とあるのは、
法第七十五条の二十三第六項において準用する法第七十二条の二第三項」と

読み替えるものとする。

1項

法第七十五条の二十四の規定により法第七十五条の十一第一項の規定を読み替えて適用する場合における第二十七条の六の規定の適用については、

同条
とする」とあるのは、
「とする。ただし、停止した自動車が法第七十五条の二十第一項第一号に規定する措置が講じられた特定自動運行用自動車(法第七十五条の十二第二項第二号イに規定する特定自動運行用自動車をいう。以下この条において同じ。)である場合にあつては、当該特定自動運行用自動車が停止しているものであることを表示する装置で内閣府令で定める基準に適合するもの(当該特定自動運行用自動車の後面 その他の後方から進行してくる自動車の運転者が見やすい位置に取り付けられたものに限る)を作動させる方法により行うものとする」と

する。

第五章 工作物等の保管の手続等

1項

法第八十一条第三項の政令で定める事項は、次に掲げるものとする。

一 号

保管した工作物 又は物件(以下「工作物等」という。)の名称 又は種類、形状 及び数量

二 号

保管した工作物等の設けられていた場所 及びその工作物等を除去した日時

三 号

その工作物等の保管を始めた日時 及び保管の場所

四 号

前三号に掲げるもののほか、保管した工作物等を返還するため必要と認められる事項

1項

法第八十一条第三項の規定による公示は、次に掲げる方法により行わなければならない。

一 号

前条各号に掲げる事項を、保管を始めた日から起算して十四日間、当該警察署の掲示板に掲示すること。

二 号

前号の公示の期間が満了しても、なお その工作物等の占有者、所有者 その他工作物等について権原を有する者(次条第一号において「占有者等」という。)の氏名 及び住所を知ることができないときは、その公示の要旨を都道府県の公報 又は新聞紙に掲載すること。

三 号

内閣府令で定める様式による保管工作物等一覧簿を当該警察署に備え付け、かつ、これをいつでも関係者に自由に閲覧させること。

1項

法第八十一条第三項の政令で定める必要な措置は、次に掲げるものとする。

一 号

返還を受ける者にその氏名 及び住所を証するに足りる書類を提示させる等の方法によつてその者がその工作物等の返還を受けるべき 占有者等であることを証明させること。

二 号

内閣府令で定める様式による受領書と引換えに返還するものとすること。

1項

法第八十一条第四項の規定による工作物等の価額の評価は、当該工作物等の購入 又は製作に要する費用、使用年数、損耗の程度 その他当該工作物等の価額の評価に関する事情を勘案してするものとする。


この場合において、警察署長は、必要があると認めるときは、工作物等の価額の評価に関し専門的知識を有する者の意見を聴くことができる。

1項

法第八十一条第四項の規定による保管した工作物等の売却は、競争入札に付して行わなければならない。


ただし次の各号いずれかに該当するものについては、随意契約により売却することができる。

一 号

速やかに売却しなければ価値が著しく減少するおそれのある工作物等

二 号

競争入札に付しても入札者がない工作物等

三 号

前二号に掲げるもののほか、競争入札に付することが適当でないと認められる工作物等

1項

警察署長は、前条本文の規定による競争入札のうち一般競争入札に付そうとするときは、その入札期日の前日から起算して少なくとも五日前までに、その工作物等の名称 又は種類、形状、数量 その他内閣府令で定める事項を当該警察署の掲示板に掲示し、又はこれに準ずる適当な方法で公示しなければならない。

2項

警察署長は、前条本文の規定による競争入札のうち指名競争入札に付そうとするときは、なるべく三人以上の入札者を指定し、かつ、それらの者に工作物等の名称 又は種類、形状、数量 その他内閣府令で定める事項をあらかじめ通知しなければならない。

3項

警察署長は、前条ただし書の規定による随意契約によろうとするときは、なるべく二人以上の者から見積書を徴さなければならない。

1項

第二十八条から前条までの規定は、法第八十一条の二第二項 又は第八十三条第二項の規定により保管した転落積載物等について準用する。


この場合において、

第二十八条
法第八十一条第三項」とあるのは
法第八十一条の二第三項 又は第八十三条第三項において準用する法第八十一条第三項」と、

同条第二号
設けられていた」とあるのは
「在つた」と、

第二十九条
法第八十一条第三項」とあるのは
法第八十一条の二第三項 又は第八十三条第三項において準用する法第八十一条第三項」と、

同条第二号
前号」とあるのは
前号の公示に係る転落積載物等のうち特に貴重と認められるものについては、同号」と、

都道府県の公報 又は新聞紙」とあるのは
「官報」と、

同条第三号
保管工作物等一覧簿」とあるのは
「保管転落積載物等一覧簿」と、

第二十九条の二
法第八十一条第三項」とあるのは
法第八十一条の二第三項 又は第八十三条第三項において準用する法第八十一条第三項」と、

第二十九条の三
法第八十一条第四項」とあるのは
法第八十一条の二第三項 又は第八十三条第三項において準用する法第八十一条第四項」と、

当該工作物等の購入 又は製作に要する費用、使用年数」とあるのは
「取引の実例価格、当該転落積載物等の使用年数」と、

第三十条
法第八十一条第四項」とあるのは
法第八十一条の二第三項 又は第八十三条第三項において準用する法第八十一条第四項」と

読み替えるものとする。

2項

第二十八条から前条までの規定は、法第八十二条第二項 又は第八十三条第二項の規定により保管した工作物等について準用する。


この場合において、

第二十八条から第二十九条の二までの規定中
法第八十一条第三項」とあるのは
法第八十二条第三項 又は第八十三条第三項において準用する法第八十一条第三項」と、

第二十九条の三 及び第三十条
法第八十一条第四項」とあるのは
法第八十二条第三項 又は第八十三条第三項において準用する法第八十一条第四項」と

読み替えるものとする。

第六章 自動車及び一般原動機付自転車の運転免許

1項

法第八十五条第五項の政令で定める大型自動車は、次の各号に掲げる者の区分に応じ、当該各号に定める大型自動車とする。

一 号

第三十二条の七第一号に掲げる者に該当して大型自動車免許を受けた者で二十一歳に満たないもの又は第三十四条第一項に規定する者に該当して大型自動車免許を受けた者

自衛隊用自動車で自衛官が運転するもの以外の大型自動車

二 号

前号に掲げる者以外の

第十三条第一項に規定する自動車で当該緊急用務のため運転するもの(緊急用務のための大型自動車の運転に関し内閣府令で定めるところにより公安委員会が行う審査に合格した者が運転するもの及び自衛隊用自動車で自衛官が運転するものを除く)に該当する大型自動車

2項

法第八十五条第五項の政令で定める中型自動車は、次の各号に掲げる者の区分に応じ、当該各号に定める中型自動車とする。

一 号

前項第一号に掲げる者であつて二十歳に満たないもの

自衛隊用自動車で自衛官が運転するもの以外の中型自動車

二 号

前号に掲げる者以外の

第十三条第一項に規定する自動車で当該緊急用務のため運転するもの(緊急用務のための中型自動車の運転に関し内閣府令で定めるところにより公安委員会が行う審査に合格した者が運転するもの及び自衛隊用自動車で自衛官が運転するものを除く)に該当する中型自動車

3項

法第八十五条第五項の政令で定める準中型自動車は、第十三条第一項に規定する自動車で当該緊急用務のため運転するもの(緊急用務のための準中型自動車の運転に関し内閣府令で定めるところにより公安委員会が行う審査に合格した者が運転するもの及び自衛隊用自動車で自衛官が運転するものを除く)に該当する準中型自動車とする。

1項

法第八十五条第六項の政令で定める中型自動車は、次の各号に掲げる者の区分に応じ、当該各号に定める中型自動車とする。

一 号

第三十二条の八第一号に掲げる者 又は第三十四条第三項に規定する者に該当して中型自動車免許を受けた者で二十歳に満たないもの

前条第二項第一号に定める中型自動車

二 号

前号に掲げる者以外の

前条第二項第二号に定める中型自動車

2項

法第八十五条第六項の政令で定める準中型自動車は、前条第三項に規定する準中型自動車とする。

1項

法第八十五条第七項第一号の政令で定める準中型自動車は、第三十二条の二第三項に規定する準中型自動車とする。

2項

法第八十五条第七項第二号の政令で定める普通自動車は、第十三条第一項に規定する自動車で当該緊急用務のため運転するもの(緊急用務のための普通自動車の運転に関し内閣府令で定めるところにより公安委員会が行う審査に合格した者が運転するもの及び自衛隊用自動車で自衛官が運転するものを除く)に該当する普通自動車とする。

1項

法第八十五条第八項の政令で定める普通自動車は、前条第二項に規定する普通自動車とする。

1項

法第八十五条第九項の政令で定める大型自動二輪車は、第十三条第一項に規定する自動車で当該緊急用務のため運転するもの(緊急用務のための大型自動二輪車の運転に関し内閣府令で定めるところにより公安委員会が行う審査に合格した者が運転するもの及び自衛隊用自動車で自衛官が運転するものを除く)に該当する大型自動二輪車とする。

2項

法第八十五条第九項の政令で定める普通自動二輪車は、第十三条第一項に規定する自動車で当該緊急用務のため運転するもの(緊急用務のための普通自動二輪車の運転に関し内閣府令で定めるところにより公安委員会が行う審査に合格した者が運転するもの及び自衛隊用自動車で自衛官が運転するものを除く)に該当する普通自動二輪車とする。

3項

法第八十五条第十項の政令で定める普通自動二輪車は、前項に規定する普通自動二輪車とする。

1項

法第八十七条第二項後段の政令で定める者は、法第九十九条の三第一項に規定する教習指導員の業務としての自動車の運転に関する技能の教習(第三十五条 及び第四十三条第三項において「技能教習」という。)に従事する場合における教習指導員(運転免許の効力が停止されている者を除く)とする。

1項

法第八十八条第一項第一号十九歳から大型自動車免許を受けることができる政令で定める者 及び同条第二項十九歳から大型自動車仮運転免許を受けることができる政令で定める者は、次に掲げる者とする。

一 号
自衛官
二 号

大型自動車の運転に必要な適性に関する教習であつて公安委員会が国家公安委員会規則で定めるところにより指定した課程により行うものを修了した者(第三十四条第十一項各号に掲げる者を除く

1項

法第八十八条第一項第一号十九歳から中型自動車免許を受けることができる政令で定める者 及び同条第二項十九歳から中型自動車仮運転免許を受けることができる政令で定める者は、次に掲げる者とする。

一 号
自衛官
二 号

中型自動車の運転に必要な適性に関する教習であつて公安委員会が国家公安委員会規則で定めるところにより指定した課程により行うものを修了した者(第三十四条第十一項各号に掲げる者を除く

1項

法第九十条第一項第一号から第二号までいずれかに該当する者についての同項ただし書の政令で定める基準は、次に掲げるとおりとする。

一 号

法第九十条第一項第一号から第二号までいずれかに該当する場合(次号の場合を除く)には、運転免許(以下「免許」という。)を与えないものとする。

二 号

六月以内法第九十条第一項第一号から第二号までいずれにも該当しないこととなる見込みがある場合には、免許を保留するものとする。

2項

法第九十条第一項第三号に該当する者についての同項ただし書の政令で定める基準は、次に掲げるとおりとする。

一 号

法第九十条第一項第三号に該当することを理由として同項ただし書の規定により免許を保留された者が重ねて同号に該当した場合には、同条第八項の規定による命令に違反したことについてやむを得ない理由がある場合を除き、免許を与えないものとする。

二 号

法第九十条第一項第三号に該当する場合(前号に該当する場合を除く)には、免許を保留するものとする。

1項

法第九十条第一項第四号から第六号までいずれかに該当する者についての同項ただし書の政令で定める基準は、次に掲げるとおりとする。

一 号

運転免許試験(以下「試験」という。)に合格した者(他免許等既得者(当該試験に係る免許以外の免許を現に受けている者 及び国際運転免許証等を現に所持している者をいう。以下この条において同じ。)を除く次号から第六号までにおいて同じ。)が一般違反行為(自動車 又は一般原動機付自転車(以下「自動車等」という。)の運転に関し法 若しくは法に基づく命令の規定 又は法の規定に基づく処分に違反する行為で別表第二の一の表の上欄に掲げるものをいう。以下同じ。)をした者で、次のいずれかに該当するものであるとき(次号に該当する場合を除く)は、免許を与えないものとする。

当該一般違反行為に係る累積点数が別表第三の一の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第二欄に掲げる点数に該当しており、かつ、当該一般違反行為をした日から起算して五年を経過していない者

当該一般違反行為に係る累積点数が別表第三の一の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第三欄に掲げる点数に該当しており、かつ、当該一般違反行為をした日から起算して四年を経過していない者

当該一般違反行為に係る累積点数が別表第三の一の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第四欄に掲げる点数に該当しており、かつ、当該一般違反行為をした日から起算して三年を経過していない者

当該一般違反行為に係る累積点数が別表第三の一の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第五欄に掲げる点数に該当しており、かつ、当該一般違反行為をした日から起算して二年を経過していない者

当該一般違反行為に係る累積点数が別表第三の一の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第六欄に掲げる点数に該当しており、かつ、当該一般違反行為をした日から起算して一年を経過していない者

二 号

試験に合格した者が法第九十条第一項ただし書 若しくは第二項の規定による免許の拒否、同条第五項 若しくは第六項 若しくは法第百三条第一項第二項 若しくは第四項の規定による免許の取消し 又は法第百七条の五第一項 若しくは第二項の規定 若しくは同条第九項において準用する法第百三条第四項の規定による六月を超える期間の自動車等の運転の禁止を受けたことがある者(法第九十条第一項第一号から第三号まで 若しくは第七号法第百三条第一項第一号から第四号まで 又は法第百七条の五第一項第一号に該当することを理由としてこれらの処分を受けた者を除く。以下「免許取消歴等保有者」という。)で、法第九十条第九項 若しくは第十項 若しくは法第百三条第七項 若しくは第八項の規定 若しくは法第百七条の五第一項 若しくは第二項の規定により指定され若しくは定められた期間内 又はこれに引き続く五年の期間内に一般違反行為をし、かつ、次のいずれかに該当するものであるときは、免許を与えないものとする。

当該一般違反行為に係る累積点数が別表第三の一の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第二欄、第三欄 又は第四欄に掲げる点数に該当しており、かつ、当該一般違反行為をした日から起算して五年を経過していない者

当該一般違反行為に係る累積点数が別表第三の一の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第五欄に掲げる点数に該当しており、かつ、当該一般違反行為をした日から起算して四年を経過していない者

当該一般違反行為に係る累積点数が別表第三の一の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第六欄に掲げる点数に該当しており、かつ、当該一般違反行為をした日から起算して三年を経過していない者

三 号

試験に合格した者が一般違反行為をした者で、当該一般違反行為に係る累積点数が別表第三の一の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第七欄に掲げる点数に該当しており、かつ、当該一般違反行為をした日から起算して六月を経過していないものであるときは、免許を保留することができるものとする。

四 号

試験に合格した者が重大違反唆し等(法第九十条第一項第五号に規定する重大違反唆し等をいう。以下同じ。) 又は道路外致死傷(同項第六号に規定する道路外致死傷をいう。以下同じ。)で同条第二項第五号に規定する行為以外のものをした者で、次のいずれかに該当するものであるとき(次号に該当する場合を除く)は、免許を与えないものとする。

当該行為が別表第四第一号に掲げるものであり、かつ、当該行為をした日から起算して三年を経過していない者

当該行為が別表第四第二号に掲げるものであり、かつ、当該行為をした日から起算して二年を経過していない者

当該行為が別表第四第三号に掲げるものであり、かつ、当該行為をした日から起算して一年を経過していない者

五 号

試験に合格した者が免許取消歴等保有者で、第二号に規定する期間内に重大違反唆し等 又は道路外致死傷で法第九十条第二項第五号に規定する行為以外のものをし、かつ、次のいずれかに該当するものであるときは、免許を与えないものとする。

当該行為が別表第四第一号に掲げるものであり、かつ、当該行為をした日から起算して五年を経過していない者

当該行為が別表第四第二号に掲げるものであり、かつ、当該行為をした日から起算して四年を経過していない者

当該行為が別表第四第三号に掲げるものであり、かつ、当該行為をした日から起算して三年を経過していない者

六 号

試験に合格した者が重大違反唆し等 又は道路外致死傷で法第九十条第二項第五号に規定する行為以外のものをした者で、当該行為が別表第四第四号に掲げるものであり、かつ、当該行為をした日から起算して六月を経過していないものであるときは、免許を保留することができるものとする。

七 号

試験に合格した者(他免許等既得者に限る次号において同じ。)が第三十八条第五項第一号イ 若しくは又は第四十条第一項第二号 若しくは第三号の基準に該当する者であるときは、免許を与えないものとする。

八 号

試験に合格した者が第三十八条第五項第二号イ 若しくは 又は第四十条第一項第四号の基準に該当する者であるときは、免許を保留するものとする。

2項

法第九十条第二項各号いずれかに該当する者についての同項の政令で定める基準は、次に掲げるとおりとする。

一 号

試験に合格した者(他免許等既得者を除く次号から第四号までにおいて同じ。)が特定違反行為(別表第二の二の表の上欄に掲げる行為をいう。以下同じ。)をした者で、次のいずれかに該当するものであるとき(次号に該当する場合を除く)は、免許を与えないものとする。

当該特定違反行為に係る累積点数が別表第三の二の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第二欄に掲げる点数に該当しており、かつ、当該特定違反行為をした日から起算して十年を経過していない者

当該特定違反行為に係る累積点数が別表第三の二の表の第一欄に掲げる区分に応じ それぞれ同表の第三欄に掲げる点数に該当しており、かつ、当該特定違反行為をした日から起算して九年を経過していない者

当該特定違反行為に係る累積点数が別表第三の二の表の第一欄に掲げる区分に応じ それぞれ同表の第四欄に掲げる点数に該当しており、かつ、当該特定違反行為をした日から起算して八年を経過していない者

当該特定違反行為に係る累積点数が別表第三の二の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第五欄に掲げる点数に該当しており、かつ、当該特定違反行為をした日から起算して七年を経過していない者

当該特定違反行為に係る累積点数が別表第三の二の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第六欄に掲げる点数に該当しており、かつ、当該特定違反行為をした日から起算して六年を経過していない者

当該特定違反行為に係る累積点数が別表第三の二の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第七欄に掲げる点数に該当しており、かつ、当該特定違反行為をした日から起算して五年を経過していない者

当該特定違反行為に係る累積点数が別表第三の二の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第八欄に掲げる点数に該当しており、かつ、当該特定違反行為をした日から起算して四年を経過していない者

当該特定違反行為に係る累積点数が別表第三の二の表前歴がない者の項の第九欄に掲げる点数に該当しており、かつ、当該特定違反行為をした日から起算して三年を経過していない者

二 号

試験に合格した者が免許取消歴等保有者で、前項第二号に規定する期間内に特定違反行為をし、かつ、次のいずれかに 該当するものであるときは、免許を与えないものとする。

当該特定違反行為に係る累積点数が別表第三の二の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第二欄、第三欄 又は第四欄に掲げる点数に該当しており、かつ、当該特定違反行為をした日から起算して十年を経過していない者

当該特定違反行為に係る累積点数が別表第三の二の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第五欄に掲げる点数に該当しており、かつ、当該特定違反行為をした日から起算して九年を経過していない者

当該特定違反行為に係る累積点数が別表第三の二の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第六欄に掲げる点数に該当しており、かつ、当該特定違反行為をした日から起算して八年を経過していない者

当該特定違反行為に係る累積点数が別表第三の二の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第七欄に掲げる点数に該当しており、かつ、当該特定違反行為をした日から起算して七年を経過していない者

当該特定違反行為に係る累積点数が別表第三の二の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第八欄に掲げる点数に該当しており、かつ、当該特定違反行為をした日から起算して六年を経過していない者

当該特定違反行為に係る累積点数が別表第三の二の表前歴がない者の項の第九欄に掲げる点数に該当しており、かつ、当該特定違反行為をした日から起算して五年を経過していない者

三 号

試験に合格した者が法第九十条第二項第五号に規定する行為をした者で、次のいずれかに該当するものであるとき(次号に該当する場合を除く)は、免許を与えないものとする。

当該行為が別表第五第一号に掲げるものであり、かつ、当該行為をした日から起算して八年を経過していない者

当該行為が別表第五第二号に掲げるものであり、かつ、当該行為をした日から起算して七年を経過していない者

当該行為が別表第五第三号に掲げるものであり、かつ、当該行為をした日から起算して六年を経過していない者

当該行為が別表第五第四号に掲げるものであり、かつ、当該行為をした日から起算して五年を経過していない者

四 号

試験に合格した者が免許取消歴等保有者で、前項第二号に規定する期間内に法第九十条第二項第五号に規定する行為をし、かつ、次のいずれかに該当するものであるときは、免許を与えないものとする。

当該行為が別表第五第一号に掲げるものであり、かつ、当該行為をした日から起算して十年を経過していない者

当該行為が別表第五第二号に掲げるものであり、かつ、当該行為をした日から起算して九年を経過していない者

当該行為が別表第五第三号に掲げるものであり、かつ、当該行為をした日から起算して八年を経過していない者

当該行為が別表第五第四号に掲げるものであり、かつ、当該行為をした日から起算して七年を経過していない者

五 号

試験に合格した者(他免許等既得者に限る)が法第百三条第二項の規定により免許を取り消すことができることとされている者又は法第百七条の五第二項の規定により自動車等の運転を禁止することができることとされている者に該当するものであるときは、免許を与えないものとする。

3項

前二項に規定する累積点数とは、これらの規定により行おうとする処分の理由となる違反行為(一般違反行為 及び特定違反行為をいう。以下同じ。) 及び当該違反行為をした日を起算日とする過去三年以内におけるその他の違反行為(当該違反行為をした時において次の各号いずれかに該当していた者に係る当該各号に掲げる違反行為を除く)のそれぞれについて別表第二に定めるところにより付した点数の合計をいう。

一 号

免許を受けていた期間(免許の効力が停止されていた期間を除く。以下この条 及び別表第三において同じ。)が通算して一年となつたことがあり、かつ、当該期間の初日に当たる日から末日に当たる日までの間に違反行為をしたことがない者

当該期間前の違反行為

二 号

違反行為をしたことを理由として法第百三条第一項 若しくは第四項の規定による免許の取消し 又は法第百七条の五第一項の規定若しくは同条第九項において準用する法第百三条第四項の規定による六月を超える期間の自動車等の運転の禁止の処分を受けたことがあり、かつ、同条第七項の規定により指定され又は法第百七条の五第一項の規定により定められた期間内に違反行為をしたことがない者

当該処分を受ける前の違反行為

三 号

違反行為をしたことを理由として法第百三条第一項 若しくは第四項の規定による免許の効力の停止又は法第百七条の五第一項の規定 若しくは同条第九項において準用する法第百三条第四項の規定による六月を超えない範囲内の期間の自動車等の運転の禁止の処分を受けたことがあり、かつ、当該処分の期間内に違反行為をしたことがない者

当該処分を受ける前の違反行為

四 号

違反行為に係る累積点数が別表第三の一の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第五欄 又は第六欄に掲げる点数に該当したことがあり、かつ、当該違反行為をした後 それぞれ二年 又は一年の間に違反行為をしたことがない者(第一項第二号ロ 若しくはに該当する者 又は第二号に規定する免許の取消し 若しくは六月を超える期間の自動車等の運転の禁止の処分を受けた者を除く

当該違反行為以前の違反行為

五 号

違反行為に係る累積点数が別表第三の一の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第七欄に掲げる点数に該当したことがある者で、当該違反行為をした後六月の間に違反行為をしたことがないか、又は当該期間内に免許を受けたことがあるもの(法第九十条第五項の規定により当該免許の効力が停止されている者 又は第三号に規定する処分を受けた者を除く

当該違反行為以前の違反行為

六 号

別表第二に定めるところにより付した点数が三点以下となる違反行為(以下この号において「軽微な違反行為」という。)をした者で、当該軽微な違反行為をした日において免許を受けていた期間(過去三年以内のものに限る)が通算して二年に達しており、かつ、当該二年の期間の初日に当たる日から当該軽微な違反行為をするまでの間に違反行為をしたことがないもののうち、当該軽微な違反行為をした後免許を受けていた期間が通算して三月に達しており、かつ、当該三月に達した日までの間に違反行為をしたことがないもの

当該軽微な違反行為

七 号

法第百二条の二に規定する講習を受けたことがある者

軽微違反行為(法第百二条の二に規定する軽微違反行為をいう。以下同じ。)で当該講習に係る法第百八条の三の二の規定による通知の理由となつたもの及び当該軽微違反行為をする前の軽微違反行為

4項

第一項第一号第二号イからハまで 及び第三号から第六号まで第二項第一号から第四号まで並びに前項第四号 及び第五号の十年、九年、八年、七年、六年、五年、四年、三年、二年、一年 及び六月の期間(同項第四号六月の期間を除く)は、次の各号に掲げる者については、それぞれ当該各号に定める日から起算するものとする。

一 号

免許を受けていた間に違反行為 又は別表第四 若しくは別表第五に掲げる行為をした者で、これらの行為をした後当該免許が失効したためこれらの行為をしたことを理由とする法第百三条第一項第二項 又は第四項の規定による免許の取消し 又は効力の停止を受けなかつたもの

当該免許が失効した日

二 号

免許を受けていた間に違反行為 又は別表第四 若しくは別表第五に掲げる行為をした者で、これらの行為をした後 法第百三条第一項第一号から第四号までに該当することを理由として同項 若しくは同条第四項の規定により、又は法第百四条の二の二第一項第二項 若しくは第四項法第百四条の二の三第三項 若しくは同条第五項において準用する法第百三条第四項法第百四条の二の四第一項第二項 若しくは第四項 若しくは法第百四条の四第二項の規定により当該免許を取り消されたためこれらの行為をしたことを理由とする法第百三条第一項第二項 又は第四項の規定による免許の取消し 又は効力の停止を受けなかつたもの

当該免許が取り消された日

三 号

国際運転免許証等を所持していた間に違反行為をした者で、当該違反行為をした後 当該国際運転免許証等を所持する者でなくなつたため当該違反行為をしたことを理由とする自動車等の運転の禁止を受けなかつたもの

当該国際運転免許証等を所持する者でなくなつた日

1項

法第九十条第一項第七号に該当する者についての同項ただし書の政令で定める基準は、次に掲げるとおりとする。

一 号

法第九十条第一項第七号に該当することを理由として同項ただし書の規定により免許を保留された者が当該保留の期間内に重ねて同号に該当した場合において、その者が法第百二条第一項から第四項までの規定による命令に違反したと認めるとき 又は同条第七項の規定に違反して同条第六項の通知に係る適性検査を受けないと認めるときは、当該命令に応じないこと 又は当該適性検査を受けないことについてやむを得ない理由があるときを除き、免許を与えないものとする。

二 号

法第九十条第一項第七号に該当する場合(前号に該当する場合を除く)には、免許を保留するものとする。

1項

法第九十条第一項第一号イの政令で定める精神病は、統合失調症(自動車等の安全な運転に必要な認知、予測、判断 又は操作のいずれかに係る能力を欠くこととなるおそれがある症状を呈しないものを除く)とする。

2項

法第九十条第一項第一号ロの政令で定める病気は、次に掲げるとおりとする。

一 号

てんかん(発作が再発するおそれがないもの、発作が再発しても意識障害 及び運動障害がもたらされないもの並びに発作が睡眠中に限り再発するものを除く

二 号

再発性の失神(脳全体の虚血により一過性の意識障害をもたらす病気であつて、発作が再発するおそれがあるものをいう。

三 号

無自覚性の低血糖症(人為的に血糖を調節することができるものを除く

3項

法第九十条第一項第一号ハの政令で定める病気は、次に掲げるとおりとする。

一 号

そう鬱病(そう病 及び鬱病を含み、自動車等の安全な運転に必要な認知、予測、判断 又は操作のいずれかに係る能力を欠くこととなるおそれがある症状を呈しないものを除く

二 号
重度の眠気の症状を呈する睡眠障害
三 号

前二号に掲げるもののほか、自動車等の安全な運転に必要な認知、予測、判断 又は操作のいずれかに係る能力を欠くこととなるおそれがある症状を呈する病気

4項

法第九十条第一項第五号の政令で定める行為は、次に掲げるとおりとする。

一 号

法第百十七条の二第一項第一号第三号 又は第四号の罪に当たる行為(自動車等の運転に関し行われたものに限る

二 号

法第百十七条第一項 又は第二項の罪に当たる行為(自動車等の運転に関し行われたものに限る

三 号

別表第二の一の表に定める点数が六点以上である一般違反行為

1項

法第九十条第五項の政令で定める基準は、次に掲げるとおりとする。

一 号

免許を受けた者が第三十三条の二第二項除く次号において同じ。)の基準において免許を与えないこととされている者であつたとき(同条第一項第一号第二号第四号 又は第五号に係る者にあつては、それぞれ引き続き同項第一号第二号第四号 又は第五号に該当している場合に限る)は、その者の免許を取り消すものとする。

二 号

免許を受けた者が第三十三条の二の基準において免許を保留することができることとされている者又は免許を保留することとされている者であつたとき(同条第一項第三号 又は第六号に係る者にあつては、それぞれ引き続き同項第三号 又は第六号に該当している場合に限る)は、それぞれその者の免許の効力を停止することができ、又は停止するものとする。

1項

法第九十条第九項の政令で定める基準は、次に掲げるとおりとする。

一 号

第三十三条第一項第一号に該当して免許を拒否したときは、一年の期間とする。

二 号

第三十三条の二第一項第一号 又は第四号の基準に係るものとして免許を拒否し、又は取り消したときは、当該処分の理由となつた行為をした日から起算して、同項第一号イに該当する者にあつては五年同号ロに該当する者にあつては四年同号ハ 又は同項第四号イに該当する者にあつては三年同項第一号ニ 又は第四号ロに該当する者にあつては二年同項第一号ホ 又は第四号ハに該当する者にあつては一年を経過するまでの期間とする。

三 号

第三十三条の二第一項第二号 又は第五号の基準に係るものとして免許を拒否し、又は取り消したときは、当該処分の理由となつた行為をした日から起算して、同項第二号イ 又は第五号イに該当する者にあつては五年同項第二号ロ 又は第五号ロに該当する者にあつては四年同項第二号ハ 又は第五号ハに該当する者にあつては三年を経過するまでの期間とする。

四 号

第三十三条の二第一項第七号の基準に係るものとして免許を拒否し、又は取り消したときは、当該処分を受けた者が当該免許以外の免許の取消し 又は自動車等の運転の禁止の処分により免許を受けることができないこととされる期間の満了日までの期間とする。

2項

法第九十条第十項の政令で定める基準は、次に掲げるとおりとする。

一 号

第三十三条の二第二項第一号 又は第三号の基準に係るものとして免許を拒否し、又は取り消したときは、当該処分の理由となつた行為をした日から起算して、

  • 同項第一号イに該当する者にあつては十年
  • 同号ロに該当する者にあつては九年
  • 同号ハ 又は同項第三号イに該当する者にあつては八年
  • 同項第一号ニ 又は第三号ロに該当する者にあつては七年
  • 同項第一号ホ 又は第三号ハに該当する者にあつては六年
  • 同項第一号ヘ 又は第三号ニに該当する者にあつては五年
  • 同項第一号トに該当する者にあつては四年

同号チに該当する者にあつては三年を経過するまでの期間とする。

二 号

第三十三条の二第二項第二号 又は第四号の基準に係るものとして免許を拒否し、又は取り消したときは、当該処分の理由となつた行為をした日から起算して、

  • 同項第二号イ 又は第四号イに該当する者にあつては十年
  • 同項第二号ロ 又は第四号ロに該当する者にあつては九年
  • 同項第二号ハ 又は第四号ハに該当する者にあつては八年
  • 同項第二号ニ 又は第四号ニに該当する者にあつては七年
  • 同項第二号ホに該当する者にあつては六年

同号ヘに該当する者にあつては五年を経過するまでの期間とする。

三 号

第三十三条の二第二項第五号の基準に係るものとして免許を拒否し、又は取り消したときは、当該処分を受けた者が当該免許以外の免許の取消し 又は自動車等の運転の禁止の処分により免許を受けることができないこととされる期間の満了日までの期間とする。

3項

第三十三条の二第四項の規定は、第一項第二号 及び第三号 並びに前項第一号 及び第二号の十年、九年、八年、七年、六年、五年、四年、三年、二年 及び一年の期間について準用する。

1項

法第九十条第十二項 及び第百三条第十項法第百七条の五第三項において準用する場合を含む。)の政令で定める範囲は、法第百八条の二第一項第三号に掲げる講習を終了した日以後における当該講習を終了した者の免許の保留 若しくは効力の停止の期間 又は自動車等の運転の禁止の期間とする。


ただし、その者の免許の保留 若しくは効力の停止の期間 又は自動車等の運転の禁止の期間が四十日以上の場合には、当該期間の二分の一を超えてはならない。

1項

法第九十条第十三項の政令で定める基準は、同条第一項第一号に該当する場合において六月の間自動車等の安全な運転に必要な認知、予測、判断 又は操作のいずれかに係る能力を欠くこととなるおそれがある症状を呈しないと認められるときを除き、仮運転免許を与えないものとすることとする。

1項

法第九十条の二第一項第一号に定める講習を受ける必要がないものとして政令で定める者は、次の各号いずれかに該当する者とする。

一 号

次のいずれかに該当する者

次の(1)から(3)までに掲げる受けようとする免許の種類に応じ、当該(1)から(3)までに定める免許を現に受けている者

(1)

大型自動車免許 中型自動車免許、準中型自動車免許、中型自動車第二種免許 又は普通自動車第二種免許

(2)

中型自動車免許 準中型自動車免許 又は普通自動車第二種免許

(3)

準中型自動車免許 普通自動車第二種免許

法第九十九条の五第五項に規定する卒業証明書(同項後段に規定する技能検定員の書面による証明が付されているものに限る。以下「卒業証明書」という。)であつて受けようとする免許に係るものを有する者で、当該卒業証明書に係る技能検定を受けた日から起算して一年を経過していないもの

受けようとする免許を申請した日前一年以内に、法第九十八条第二項の規定による届出をした自動車教習所が行う当該免許に係る教習の課程であつて公安委員会が国家公安委員会規則で定めるところにより指定したものを終了した者

法第九十七条の二第一項第三号に規定する特定失効者(以下「特定失効者」という。)又は同項第五号に規定する特定取消処分者(以下「特定取消処分者」という。)で、次の(1)又は(2)に掲げる受けようとする免許の種類に応じ、当該(1)又は(2)それぞれ次に定める免許を受けていたもの

(1)
  • 大型自動車免許、
  • 中型自動車免許 又は準中型自動車免許
  • 大型自動車免許、
  • 中型自動車免許、
  • 準中型自動車免許、
  • 大型自動車第二種免許、
  • 中型自動車第二種免許

又は普通自動車第二種免許

(2)
  • 普通自動車免許
  • 大型自動車免許、
  • 中型自動車免許、
  • 準中型自動車免許、
  • 普通自動車免許、
  • 大型自動車第二種免許、
  • 中型自動車第二種免許

又は普通自動車第二種免許

受けようとする免許を申請した日前六月以内に、次の(1)又は(2)に掲げる受けようとする免許の種類に応じ、当該(1)又は(2)それぞれ次に定める自動車に相当する種類の自動車の運転に関する外国等の行政庁等の免許を受けていたことがある者で、当該外国等の行政庁等の免許を受けていた期間のうち当該外国等に滞在していた期間が通算して三月以上のもの

(1)

大型自動車免許、中型自動車免許 又は準中型自動車免許 準中型自動車

(2)

普通自動車免許 普通自動車

二 号

次のいずれかに該当する者であつて、受けようとする免許を申請した日前一年以内に、当該免許に係る法第百八条の二第一項第四号に掲げる講習を終了したもの

次の(1)又は(2)に掲げる受けようとする免許の種類に応じ、当該(1)又は(2)それぞれ次に定める免許を現に受けている者

(1)

大型自動車免許、中型自動車免許 又は準中型自動車免許 普通自動車免許、大型自動二輪車免許 又は普通自動二輪車免許

(2)

普通自動車免許 大型自動二輪車免許 又は普通自動二輪車免許

特定失効者 又は特定取消処分者で、次の(1)又は(2)に掲げる受けようとする免許の種類に応じ、当該(1)又は(2)それぞれ次に定める免許を受けていたもの

(1)

大型自動車免許、中型自動車免許 又は準中型自動車免許 普通自動車免許、大型自動二輪車免許 又は普通自動二輪車免許

(2)

普通自動車免許 大型自動二輪車免許 又は普通自動二輪車免許

受けようとする免許を申請した日前六月以内に、次の(1)又は(2)に掲げる受けようとする免許の種類に応じ、当該(1)又は(2)それぞれ次に定める自動車に相当する種類の自動車の運転に関する外国等の行政庁等の免許を受けていたことがある者で、当該外国等の行政庁等の免許を受けていた期間のうち当該外国等に滞在していた期間が通算して三月以上のもの

(1)

大型自動車免許、中型自動車免許 又は準中型自動車免許 普通自動車 又は普通自動二輪車

(2)

普通自動車免許 普通自動二輪車

医師である者

法令の規定による免許(医師免許を除く)で応急救護処置に関係するものを受けている者その他の応急救護処置に関しに掲げる者に準ずる能力を有する者であつて、国家公安委員会規則で定めるもの

2項

法第九十条の二第一項第二号に定める講習を受ける必要がないものとして政令で定める者は、次の各号いずれかに該当する者とする。

一 号

次のいずれかに該当する者

大型自動二輪車免許を受けようとする者で、普通自動二輪車免許を現に受けているもの

受けようとする免許に係る卒業証明書を有する者で、当該卒業証明書に係る技能検定を受けた日から起算して一年を経過していないもの

受けようとする免許を申請した日前一年以内に、法第九十八条第二項の規定による届出をした自動車教習所が行う当該免許に係る教習の課程であつて公安委員会が国家公安委員会規則で定めるところにより指定したものを終了した者

特定失効者 又は特定取消処分者で、大型自動二輪車免許 又は普通自動二輪車免許を受けていたもの

受けようとする免許を申請した日前六月以内に普通自動二輪車に相当する種類の自動車の運転に関する外国等の行政庁等の免許を受けていたことがある者で、当該外国等の行政庁等の免許を受けていた期間のうち当該外国等に滞在していた期間が通算して三月以上のもの

二 号

次のいずれかに該当する者であつて、受けようとする免許を申請した日前一年以内に、当該免許に係る法第百八条の二第一項第五号に掲げる講習を終了したもの

普通自動車を運転することができる免許を現に受けている者

特定失効者 又は特定取消処分者で、普通自動車を運転することができる免許を受けていたもの

受けようとする免許を申請した日前六月以内に普通自動車に相当する種類の自動車の運転に関する外国等の行政庁等の免許を受けていたことがある者で、当該外国等の行政庁等の免許を受けていた期間のうち当該外国等に滞在していた期間が通算して三月以上のもの

前項第二号ニ 又はいずれかに該当する者

3項

法第九十条の二第一項第三号に定める講習を受ける必要がないものとして政令で定める者は、次の各号いずれかに該当する者とする。

一 号

特定失効者 又は特定取消処分者で、一般原動機付自転車を運転することができる免許を受けていたもの

二 号

原動機付自転車免許を申請した日前六月以内に一般原動機付自転車に相当する種類の車両の運転に関する外国等の行政庁等の免許を受けていたことがある者で、当該外国等の行政庁等の免許を受けていた期間のうち当該外国等に滞在していた期間が通算して三月以上のもの

三 号

原動機付自転車免許を申請した日前一年以内法第百八条の二第一項第二号に掲げる講習を終了した者

4項

法第九十条の二第一項第四号に定める講習を受ける必要がないものとして政令で定める者は、次の各号いずれかに該当する者とする。

一 号

次のいずれかに該当する者

次の(1)又は(2)に掲げる受けようとする免許の種類に応じ、当該(1)又は(2)に定める免許を現に受けている者

(1)

大型自動車第二種免許 中型自動車第二種免許 又は普通自動車第二種免許

(2)

中型自動車第二種免許 普通自動車第二種免許

受けようとする免許に係る卒業証明書を有する者で、当該卒業証明書に係る技能検定を受けた日から起算して一年を経過していないもの

受けようとする免許を申請した日前一年以内に、法第九十八条第二項の規定による届出をした自動車教習所が行う 当該免許に係る教習の課程であつて公安委員会が国家公安委員会規則で定めるところにより指定したものを終了した者

特定失効者 又は特定取消処分者で、大型自動車第二種免許、中型自動車第二種免許 又は普通自動車第二種免許を受けていたもの

二 号

第一項第二号ニ 又はいずれかに該当する者で、受けようとする免許を申請した日前一年以内に、当該免許に係る法第百八条の二第一項第七号に掲げる講習を終了したもの

1項

法第九十一条の二第二項の規定による免許の条件の付与 及び変更は、同条第一項の規定による申請をした者が次の各号いずれにも該当しない場合に行うものとする。

一 号
次の表の上欄に掲げる種類の免許を受けており、かつ、当該免許について当該申請に係る条件を付されていない場合において、当該免許の種類ごとに同表の下欄に定める種類の免許についてのみ条件の付与の申請をしたとき。
受けている免許の種類
条件の付与の申請に係る免許の種類
大型自動車免許
中型自動車免許、準中型自動車免許、普通自動車免許、小型特殊自動車免許 又は原動機付自転車免許
中型自動車免許
準中型自動車免許、普通自動車免許、小型特殊自動車免許 又は原動機付自転車免許
準中型自動車免許
普通自動車免許、小型特殊自動車免許 又は原動機付自転車免許
普通自動車免許
小型特殊自動車免許 又は原動機付自転車免許
大型特殊自動車免許
小型特殊自動車免許 又は原動機付自転車免許
大型自動二輪車免許
普通自動二輪車免許、小型特殊自動車免許 又は原動機付自転車免許
普通自動二輪車免許
小型特殊自動車免許 又は原動機付自転車免許
大型自動車第二種免許
大型自動車免許、中型自動車免許、準中型自動車免許、普通自動車免許、小型特殊自動車免許、原動機付自転車免許、中型自動車第二種免許 又は普通自動車第二種免許
中型自動車第二種免許
中型自動車免許、準中型自動車免許、普通自動車免許、小型特殊自動車免許、原動機付自転車免許 又は普通自動車第二種免許
普通自動車第二種免許
普通自動車免許、小型特殊自動車免許 又は原動機付自転車免許
大型特殊自動車第二種免許
大型特殊自動車免許、小型特殊自動車免許 又は原動機付自転車免許
けん引第二種免許
けん引免許
二 号

前号に掲げる場合のほか、当該申請に係る免許に条件を付し、又は当該申請に係る免許に付されている条件を変更することによつても、当該申請に係る免許以外の免許を受けていること その他の事情により、運転することができる自動車等の種類 その他自動車等を運転することについての条件が実質的に変更されることとならないとき。

三 号

法第九十一条の二第三項の規定による審査の結果、当該申請に係る免許に付されている条件を変更することが、道路における危険を防止し、その他交通の安全を図る上で適当でないと認められるとき。

1項

法第九十二条の二第一項の表の備考一の1 及び2 並びに同表の備考四の政令で定めるやむを得ない理由は、次に掲げる理由とする。

一 号
海外旅行をしていたこと。
二 号
災害を受けたこと。
三 号

病気にかかり、又は負傷したこと。

四 号

法令の規定により身体の自由を拘束されていたこと。

五 号

社会の慣習上又は業務の遂行上やむを得ない用務が生じたこと。

六 号

前各号に掲げるもののほか、公安委員会がやむを得ないと認める事情があつたこと。

1項

法第九十二条の二第一項の表の備考一の2の政令で定める基準は、次の各号に掲げる者の区分に応じ、それぞれ当該各号に定める日前五年間第三号に掲げる者 又は第四号に掲げる者(法第九十二条第一項の規定により交付を受けた運転免許証(以下「免許証」という。)に係る法第九十七条第一項第一号に掲げる事項について行う試験(以下この項において「適性試験」という。)を受けた日の前日が第四号に定める日以後である者に限る)にあつては、それぞれ第三号 又は第四号に定める日前五年間 及び同日から法第九十二条第一項の規定により交付を受けた免許証に係る適性試験を受けた日の前日までの間。次項において同じ。)において違反行為 又は別表第四 若しくは別表第五に掲げる行為をしたことがないこととする。

一 号

法第百一条第六項の規定により免許証の更新(免許証の有効期間の更新をいう。以下同じ。)を受けた者

更新前の免許証の有効期間が満了する日の直前のその者の誕生日(以下「特定誕生日」という。)の四十日前の日

二 号

法第百一条の二第四項の規定により免許証の更新を受けた者

同条第三項の規定による適性検査を受けた日(当該日が特定誕生日の四十日前の日以後であるときは、特定誕生日の四十日前の日

三 号

前条各号に掲げるやむを得ない理由のため免許証の更新を受けることができなかつた者(その免許がその結果法第百五条第一項の規定により効力を失つた日から起算して六月当該やむを得ない理由のためその期間内に次の免許を受けることができなかつた者にあつては、当該効力を失つた日から起算して三年を経過しない場合に限り、当該事情がやんだ日から起算して一月)を経過しない者に限る)で法第九十二条第一項の規定により免許証の交付を受けたもの

更新を受けることができなかつた免許証を更新前の免許証とした場合における特定誕生日の四十日前の日

四 号

法第百三条第一項 又は第四項の規定による免許の取消し(同条第一項第一号から第二号までいずれかに係るものに限る)を受けた者(当該取消しを受けた日から起算して三年を経過しない者に限り、同日前の直近においてした法第八十九条第一項第百一条第一項 若しくは第百一条の二第一項の規定による質問票の提出 又 法第百一条の五の規定による報告について法第百十七条の四第一項第三号の違反行為をした者を除く)で法第九十二条第一項の規定により免許証の交付を受けたもの

当該免許証に係る適性試験を受けた日(当該日が取り消された免許に係る免許証を更新前の免許証とした場合における特定誕生日の四十日前の日以後であるときは、当該特定誕生日の四十日前の日

五 号

法第九十二条第二項の規定により免許証の交付を受けた者

当該免許証に係る適性試験を受けた日(当該日が当該免許証と引き換えた免許証を更新前の免許証とした場合における特定誕生日の四十日前の日以後であるときは、当該特定誕生日の四十日前の

2項

法第九十二条の二第一項の表の備考一の4の政令で定める基準は、前項各号に掲げる者の区分に応じ、それぞれ当該各号に定める日前五年間において違反行為 又は別表第四 若しくは別表第五に掲げる行為をしたことがあること(軽微違反行為一回のほか これらの行為をしたことがない場合(当該軽微違反行為をし、よつて交通事故を起こした場合にあつては、当該交通事故が建造物以外の物の損壊のみに係るものであり、かつ、法第七十二条第一項前段の規定に違反していないときに限る)を除く)とする。

1項

法第九十二条の二第四項法第百条の二第五項において準用する場合を含む。)の政令で定める日は、次に掲げるとおりとする。

一 号
土曜日
二 号

国民の祝日に関する法律昭和二十三年法律第百七十八号)に規定する休日

三 号

十二月二十九日から翌年の一月三日までの日(前号に掲げる日を除く

1項

法第九十六条第二項の政令で定める者は、自衛隊の自動車の運転に関する教習を行う施設において大型自動車の運転に関する教習を修了した自衛官とする。

2項

法第九十六条第二項の政令で定める教習は、大型自動車の運転に必要な技能に関する教習であつて公安委員会が国家公安委員会規則で定めるところにより指定した課程により行うものとする。

3項

法第九十六条第三項の政令で定める者は、第一項に規定する者 及び同項に規定する施設において中型自動車の運転に関する教習を修了した自衛官とする。

4項

法第九十六条第三項の政令で定める教習は、中型自動車の運転に必要な技能に関する教習であつて公安委員会が国家公安委員会規則で定めるところにより指定した課程により行うものとする。

5項

法第九十六条第五項第一号十九歳から牽引第二種免許以外の第二種運転免許の試験を受けるための政令で定める教習は、旅客自動車運送事業に係る旅客を運送する目的で行う法第八十五条第十一項に規定する旅客自動車(以下「旅客自動車」という。)の運転に必要な適性に関する教習であつて公安委員会が国家公安委員会規則で定めるところにより指定した課程により行うものとする。

6項

法第九十六条第五項第一号の政令で定める経験は、次に掲げる経験とする。

一 号

旅客自動車の運転者以外の乗務員として旅客自動車に二年以上乗務した経験

二 号

大型自動車免許、中型自動車免許、準中型自動車免許、普通自動車免許 又は大型特殊自動車免許を受けた日以後において、自衛官として自衛隊用自動車(大型自動車、中型自動車、準中型自動車、普通自動車 及び大型特殊自動車に限る)を二年以上運転した経験

7項

法第九十六条第五項第一号の大型自動車免許、中型自動車免許、準中型自動車免許、普通自動車免許 又は大型特殊自動車免許のいずれかを受けていた期間が通算して一年以上で牽引第二種免許以外の第二種運転免許の試験を受けるための政令で定める教習は、旅客自動車運送事業に係る旅客を運送する目的で行う旅客自動車の運転に必要な技能に関する教習であつて公安委員会が国家公安委員会規則で定めるところにより指定した課程により行うものとする。

8項

法第九十六条第五項第二号十九歳から牽引第二種免許の試験を受けるための政令で定める教習は、法第七十五条の八の二第一項に規定する牽引自動車(以下「牽引自動車」という。)によつて法第八十五条第十一項に規定する旅客用車両(以下「旅客用車両」という。)を旅客自動車運送事業に係る旅客を運送する目的で牽引して行う当該牽引自動車の運転に必要な適性に関する教習であつて公安委員会が国家公安委員会規則で定めるところにより指定した課程により行うものとする。

9項

法第九十六条第五項第二号の政令で定める経験は、次に掲げる経験とする。

一 号

牽引自動車によつて旅客用車両を牽引する場合における牽引自動車の運転者以外の乗務員として牽引自動車 又は旅客用車両に二年以上乗務した経験

二 号

大型自動車免許、中型自動車免許、準中型自動車免許、普通自動車免許 又は大型特殊自動車免許を受けた日以後において、自衛官として当該免許によつて運転することができる自衛隊用自動車で牽引自動車であるものによつて重被牽引車を牽引して牽引自動車を二年以上運転した経験

10項

法第九十六条第五項第二号の大型自動車免許、中型自動車免許、準中型自動車免許、普通自動車免許 又は大型特殊自動車免許のいずれかを受けていた期間が通算して一年以上で牽引第二種免許の試験を受けるための政令で定める教習は、牽引自動車によつて旅客用車両を旅客自動車運送事業に係る旅客を運送する目的で牽引して行う当該牽引自動車の運転に必要な技能に関する教習であつて公安委員会が国家公安委員会規則で定めるところにより指定した課程により行うものとする。

11項

法第九十六条第五項第一号 及び第二号の政令で定める者は、次に掲げる者とする。

一 号

法第百二条の三に規定する基準該当若年運転者(以下「基準該当若年運転者」という。)に該当したことがある者で、法第百八条の二第一項第十四号に掲げる講習(以下「若年運転者講習」という。)を終了していないもの(次号 及び第三号に掲げる者を除く

二 号

法第百二条の三に規定する特例取得免許(以下「特例取得免許」という。)の取消し(法第百三条第一項第一号から第二号までいずれかに係るものを除く)を受けた者

三 号

法第百三条第一項 又は第四項の規定による免許の取消し(同条第一項第一号から第二号までいずれかに係るものに限る)を受けたため、特例取得免許の取消し(同条第一項第一号から第二号までいずれかに係るものを除く)を受けなかつた者

12項

法第九十六条第六項の政令で定める者は、次に掲げる者とする。

一 号

準中型自動車免許を現に受けている者のうち、法第百四条の二の二第六項において準用する法第百四条第一項の通知を受けた者で法第百四条の二の二第二項 又は第四項の規定による当該準中型自動車免許の取消しを受けていないもの

二 号

普通自動車免許を現に受けている者のうち、法第百四条の二の二第六項において準用する法第百四条第一項の通知を受けた者で法第百四条の二の二第二項 又は第四項の規定による当該普通自動車免許の取消しを受けていないもの

三 号

特例取得免許を現に受けている者のうち、法第百四条の二の四第六項において準用する法第百四条第一項の通知を受けた者で法第百四条の二の四第一項第二項 又は第四項の規定による当該特例取得免許の取消しを受けていないもの

1項

法第九十六条の二の政令で定める者は、次に掲げるとおりとする。

一 号

大型自動車免許、中型自動車免許、準中型自動車免許 又は普通自動車免許の試験を受けようとする者で、次のいずれかに該当するもの

法第八十九条第三項後段に規定する書面を有する者で、受けようとする免許の種類に応じそれぞれ大型自動車仮運転免許、中型自動車仮運転免許、準中型自動車仮運転免許 又は普通自動車仮運転免許を同項に規定する検査の時に受けており、かつ、当該検査を受けた日から起算して一年を経過していないもの

受けようとする免許に係る卒業証明書を有する者で、当該卒業証明書に係る技能検定を受けた日から起算して一年を経過していないもの

特定失効者 又は特定取消処分者で、法第九十七条第一項第二号に掲げる事項について行う 試験において使用される自動車を運転することができる免許を受けていたもの

法第九十七条第一項第二号に掲げる事項について行う試験において使用される自動車に相当する種類の自動車の運転に関する外国等の行政庁等の免許を有する者で、当該外国等の行政庁等の免許を受けた後 当該外国等に滞在していた期間が通算して三月以上のもの

受けようとする免許につき法第九十七条第一項第二号に掲げる事項について行う試験について内閣府令で定める基準に達する成績を得た者で、当該試験を受けた日から起算して六月を経過していないもの

二 号

大型自動車第二種免許、中型自動車第二種免許 又は普通自動車第二種免許の試験を受けようとする者で、次のいずれかに該当するもの

法第九十七条第一項第二号に掲げる事項について行う試験において使用される自動車を運転することができる第一種運転免許を現に受けている者

受けようとする免許に係る卒業証明書を有する者で、当該卒業証明書に係る技能検定を受けた日から起算して一年を経過していないもの

特定失効者 又は特定取消処分者で、法第九十七条第一項第二号に掲げる事項について行う試験において使用される自動車を運転することができる免許を受けていたもの

受けようとする免許につき法第九十七条第一項第二号に掲げる事項について行う試験について内閣府令で定める基準に達する成績を得た者で、当該試験を受けた日から起算して六月を経過していないもの

1項

法第九十七条の二第一項第二号の政令で定める修了証明書は、修了証明書を有する者が仮運転免許を受けた後に第三十九条の三第一項各号の基準に該当して当該仮運転免許を取り消された場合における当該修了証明書とする。

2項

法第九十七条の二第一項第三号の政令で定める者は、次に掲げる者とする。

一 号

免許証の更新を受けなかつたため、一般違反行為 又は別表第四に掲げる行為をしたことを理由とする法第九十条第五項 又は第百三条第一項 若しくは第四項の規定による免許の取消しを受けなかつた者

二 号

法第百五条第一項の規定により免許が効力を失つた後に一般違反行為(当該一般違反行為に係る累積点数(第三十三条の二第三項に規定する累積点数をいう。以下同じ。)が別表第三の一の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第五欄 又は第六欄に掲げる点数に該当するものに限り、免許取消歴等保有者が第三十三条の二第一項第二号に規定する期間内にしたものを除く第六項第二号において同じ。)又は別表第四第二号 若しくは第三号に掲げる行為(免許取消歴等保有者が第三十三条の二第一項第二号に規定する期間内にしたものを除く第六項第二号において同じ。)をした者

三 号

法第百条の二第一項に規定する基準該当初心運転者(以下「基準該当初心運転者」という。)で、再試験の通知(同条第四項の規定による通知をいう。以下同じ。)を受ける前に免許証の更新を受けず、又は再試験の通知を受けた後同条第五項に規定する期間が通算して一月となる日までの間に免許証の更新を受けなかつたため、再試験を受けなかつたもの

四 号

再試験を受けた後免許証の更新を受けなかつたため法第百四条の二の二第一項の規定による免許の取消しを受けなかつた者

五 号

法第百条の二第五項の規定に違反して再試験を受けなかつた者で、同項に規定する期間が通算して一月を超えた日以後に免許証の更新を受けなかつたため法第百四条の二の二第二項 又は第四項の規定による免許の取消しを受けなかつたもの

六 号

基準該当若年運転者で、若年運転者講習の通知(法第百八条の三の三の規定による通知をいう。以下同じ。)を受ける前に免許証の更新を受けず、又は若年運転者講習の通知を受けた日の翌日から起算した期間(若年運転者講習を受けないことについて第三十七条の十一各号に掲げるやむを得ない理由がある者にあつては、当該期間から当該事情の存する期間を除いた期間)が通算して一月となる日までの間に免許証の更新を受けなかつたため、若年運転者講習を受けなかつたもの

七 号

法第百二条の三の規定に違反して若年運転者講習を受けなかつた者で、前号に規定する期間が通算して一月を超えた日以後に免許証の更新を受けなかつたため、法第百四条の二の四第一項 又は第四項の規定による特例取得免許の取消し(同条第四項の規定による特例取得免許の取消しにあつては、同条第一項に係るものに限る)を受けなかつたもの

八 号

若年運転者講習を終了した後免許証の更新を受けなかつたため、法第百四条の二の四第二項 又は第四項の規定による特例取得免許の取消し(同条第四項の規定による特例取得免許の取消しにあつては、同条第二項に係るものに限る)を受けなかつたもの

九 号

法第百五条第二項において準用する法第百四条の四第六項の規定により運転経歴証明書の交付を受けた者

3項

法第九十七条の二第一項第三号の政令で定めるやむを得ない理由は、第三十三条の六の二第三号から第六号までに掲げる理由とする。

4項

法第九十七条の二第一項第三号イの政令で定める基準は、次の各号に掲げる者の区分に応じ、当該各号に定める日前三年間において基準違反行為(同項第三号イに規定する運転技能検査等(以下「運転技能検査等」という。)の結果が同条第二項の内閣府令で定める基準に該当しない場合において当該運転技能検査等を受けた日以前にしたものを除く)をしたことがあることとする。

一 号

特定失効者

法第百五条第一項の規定により効力を失つた免許に係る免許証を更新前の免許証とした場合における特定誕生日の百六十日前の日

二 号

特定取消処分者

法第百三条第一項 又は第四項の規定による免許の取消し(同条第一項第一号から第二号までいずれかに係るものに限る)を受けた日(当該日が取り消された免許に係る免許証を更新前の免許証とした場合における特定誕生日の百六十日前の日以後であるときは、当該特定誕生日の百六十日前の日

5項

前項に規定する基準違反行為とは、法第九十七条の二第一項第三号イに規定する普通自動車等の運転に関し行われた次に掲げる行為をいう。

一 号

法第七条信号機の信号等に従う義務)の規定に違反する行為

二 号

法第十七条通行区分第一項から第四項まで 又は第六項の規定に違反する行為

三 号

法第二十条車両通行帯)の規定に違反する行為

四 号

法第二十条の二路線バス等優先通行帯第一項の規定に違反する行為

五 号

法第二十二条最高速度第一項の規定に違反する行為

六 号

法第二十五条の二横断等の禁止)の規定に違反する行為

七 号

法第三十三条踏切の通過第一項 又は第二項の規定に違反する行為

八 号

法第三十四条左折 又は右折第一項第二項 又は第四項の規定に違反する行為

九 号

法第三十五条の二環状交差点における左折等)の規定に違反する行為

十 号

法第三十六条交差点における他の車両等との関係等)の規定に違反する行為

十一 号

法第三十七条交差点における他の車両等との関係等)の規定に違反する行為

十二 号

法第三十七条の二環状交差点における他の車両等との関係等)の規定に違反する行為

十三 号

法第三十八条横断歩道等における歩行者等の優先)の規定に違反する行為

十四 号

法第三十八条の二横断歩道のない交差点における歩行者の優先)の規定に違反する行為

十五 号

法第七十条安全運転の義務)の規定に違反する行為

十六 号

法第七十一条運転者の遵守事項第五号の五の規定に違反する行為(別表第二の備考の二の16 又は23に規定する行為に該当するものに限る

6項

法第九十七条の二第一項第五号の政令で定める者は、次に掲げる者とする。

一 号

法第百三条第一項 又は第四項の規定による免許の取消し(同条第一項第一号から第二号までいずれかに係るものに限る)を受けたため、一般違反行為 又は別表第四に掲げる行為をしたことを理由とする法第九十条第五項 又は第百三条第一項 若しくは第四項の規定による免許の取消しを受けなかつた者

二 号

法第百三条第一項 又は第四項の規定による免許の取消し(同条第一項第一号から第二号までいずれかに係るものに限る。以下この項において同じ。)を受けた後に一般違反行為 又は別表第四第二号 若しくは第三号に掲げる行為をした者

三 号

基準該当初心運転者で、再試験の通知を受ける前に法第百三条第一項 若しくは第四項の規定による免許の取消しを受け、又は再試験の通知を受けた後 法第百条の二第五項に規定する期間が通算して一月となる日までの間に法第百三条第一項 若しくは第四項の規定による免許の取消しを受けたため、再試験を受けなかつたもの

四 号

再試験を受けた後 法第百三条第一項 又は第四項の規定による免許の取消しを受けたため法第百四条の二の二第一項の規定による免許の取消しを受けなかつた者

五 号

法第百条の二第五項の規定に違反して再試験を受けなかつた者で、同項に規定する期間が通算して一月を超えた日以後に法第百三条第一項 又は第四項の規定による免許の取消しを受けたため法第百四条の二の二第二項 又は第四項の規定による免許の取消しを受けなかつたもの

六 号

基準該当若年運転者で、若年運転者講習の通知を受ける前に法第百三条第一項 若しくは第四項の規定による免許の取消しを受け、又は若年運転者講習の通知を受けた日の翌日から起算した期間(若年運転者講習を受けないことについて第三十七条の十一各号に掲げるやむを得ない理由がある者にあつては、当該期間から当該事情の存する期間を除いた期間)が通算して一月となる日までの間に法第百三条第一項 若しくは第四項の規定による免許の取消しを受けたため、若年運転者講習を受けなかつたもの

七 号

法第百二条の三の規定に違反して若年運転者講習を受けなかつた者で、前号に規定する期間が通算して一月を超えた日以後に法第百三条第一項 又は第四項の規定による免許の取消しを受けたため、法第百四条の二の四第一項 又は第四項の規定による特例取得免許の取消し(同条第四項の規定による特例取得免許の取消しにあつては、同条第一項に係るものに限る)を受けなかつたもの

八 号

若年運転者講習を終了した後 法第百三条第一項 又は第四項の規定による免許の取消しを受けたため、法第百四条の二の四第二項 又は第四項の規定による特例取得免許の取消し(同条第四項の規定による特例取得免許の取消しにあつては、同条第二項に係るものに限る)を受けなかつたもの

1項

法第九十七条の二第三項の規定による確認は、免許を受けようとする者に対し法令で定める道路の交通の方法 その他の自動車等の運転について必要な知識 若しくはその者の自動車等の運転に関する経歴に関する質問をすること 又はその者に自動車等の運転に関する実技をさせることにより行う。

2項

免許を受けようとする者が第一種運転免許を受けようとする者であつてその受けようとしている免許に係る自動車等に相当する種類の自動車等の運転に関する外国等の行政庁等の免許を有するもの(当該外国等の行政庁等の免許を受けた後当該外国等に滞在していた期間が通算して三月以上の者に限る)であるときは、法第九十七条第一項第二号 及び第三号に掲げる事項について行う試験を免除する。

1項

法第九十七条の二第四項の政令で定める基準は、次に掲げるとおりとする。

一 号

第一種運転免許を受けようとする者で次のイからハまでに該当するものに対しては、当該イからハまでに定める試験を免除する。

受けようとする免許の種類と異なる種類の第一種運転免許(小型特殊自動車免許 及び原動機付自転車免許を除く。以下この条において同じ。)又は第二種運転免許を現に受けている者

法第九十七条第一項第三号に掲げる事項について行う試験

特定失効者(法第九十七条の二第一項第三号に掲げる者に限り、同号の規定により運転技能検査等を受けた者で当該運転技能検査等の結果が同条第二項の内閣府令で定める基準に該当するものを除く。次号ロにおいて同じ。)又は特定取消処分者(同条第一項第五号に掲げる者に限り、同号の規定により運転技能検査等を受けた者で当該運転技能検査等の結果が同条第二項の内閣府令で定める基準に該当するものを除く。次号ロにおいて同じ。)で、受けようとする免許により運転することができる自動車等を運転することができる他の種類の免許を受けていたもの

法第九十七条第一項第二号 及び第三号に掲げる事項について行う試験

受けようとする免許の種類と異なる種類の第一種運転免許につき法第九十七条第一項第三号に掲げる事項について行う試験について内閣府令で定める基準に達する成績を得た者で、当該試験を受けた日から起算して六月を経過していないもの

法第九十七条第一項第三号に掲げる事項について行う試験

二 号

第二種運転免許を受けようとする者で次のイからハまでに該当するものに対しては、当該イからハまでに定める試験を免除する。

受けようとする免許の種類と異なる種類の第二種運転免許を現に受けている者

法第九十七条第一項第三号に掲げる事項について行う試験

特定失効者 又は特定取消処分者(同項第五号に掲げる者に限る)で、受けようとする免許により運転することができる自動車を運転することができる他の種類の第二種運転免許を受けていたもの> 法第九十七条第一項第二号 及び第三号に掲げる事項について行う試験

受けようとする免許の種類と 異なる種類の第二種運転免許につき法第九十七条第一項第三号に掲げる事項について行う試験について内閣府令で定める基準に達する成績を得た者で、当該試験を受けた日から起算して六月を経過していないもの

法第九十七条第一項第三号に掲げる事項について行う試験

三 号
仮運転免許を受けようとする者で次のイからニまでに該当するものに対しては、当該イからニまでに定める試験を免除する。

第一種運転免許 又は第二種運転免許を現に受けている者

法第九十七条第一項第三号に掲げる事項について行う試験

法第八十九条第三項後段に規定する書面を有する者で、同項に規定する検査を受けた日から起算して一年を経過していないもの

当該検査に係る仮運転免許と同一の種類の仮運転免許につき法第九十七条第一項第二号に掲げる事項について行う試験

受けようとする仮運転免許により運転することができる自動車を運転することができる免許(仮運転免許を除く)につき法第九十七条第一項第二号に掲げる事項について行う試験について内閣府令で定める基準に達する成績を得た者で、当該試験を受けた日から起算して六月を経過していないもの

法第九十七条第一項第二号に掲げる事項について行う試験

第一種運転免許につき法第九十七条第一項第三号に掲げる事項について行う試験について内閣府令で定める基準に達する成績を得た者で、当該試験を受けた日から起算して六月を経過していないもの

法第九十七条第一項第三号に掲げる事項について行う試験

四 号

準中型自動車仮運転免許を受けようとする者が次に掲げる者に該当するときは、に掲げる者にあつては当該準中型自動車免許を取り消された日から、ロからニまでに掲げる者にあつては当該準中型自動車免許が失効した日から起算して六月の間は、法第九十七条第一項第二号 及び第三号に掲げる事項について行う試験を免除する。

  • 法第百四条の二の二第一項
  • 第二項

又は第四項の規定により準中型自動車免許を取り消された者

準中型自動車免許に係る基準該当初心運転者で、再試験の通知を受ける前に準中型自動車免許が失効し、又は再試験の通知を受けた後法第百条の二第五項に規定する期間が通算して一月となる日までの間に準中型自動車免許が失効したため、再試験を受けなかつたもの

準中型自動車免許に係る再試験を受けた後 準中型自動車免許が失効したため法第百四条の二の二第一項の規定による免許の取消しを受けなかつた者

法第百条の二第五項の規定に違反して準中型自動車免許に係る再試験を受けなかつた者で、同項に規定する期間が通算して一月を超えた日以後に準中型自動車免許が失効したため法第百四条の二の二第二項 又は第四項の規定による免許の取消しを受けなかつたもの

五 号

普通自動車仮運転免許を受けようとする者が次に掲げる者に該当するときは、に掲げる者にあつては当該準中型自動車免許 又は普通自動車免許を取り消された日から、ロからニまでに掲げる者にあつては当該準中型自動車免許 又は普通自動車免許が失効した日から起算して六月の間は、法第九十七条第一項第二号 及び第三号に掲げる事項について行う試験を免除する。

  • 法第百四条の二の二第一項
  • 第二項

又は第四項の規定により準中型自動車免許 又は普通自動車免許を取り消された者

準中型自動車免許 又は普通自動車免許に係る基準該当初心運転者で、再試験の通知を受ける前に準中型自動車免許 若しくは普通自動車免許が失効し、又は再試験の通知を受けた後法第百条の二第五項に規定する期間が通算して一月となる日までの間に準中型自動車免許 若しくは普通自動車免許が失効したため、再試験を受けなかつたもの

準中型自動車免許 又は普通自動車免許に係る再試験を受けた後準中型自動車免許 又は普通自動車免許が失効したため法第百四条の二の二第一項の規定による免許の取消しを受けなかつた者

法第百条の二第五項の規定に違反して準中型自動車免許 又は普通自動車免許に係る再試験を受けなかつた者で、同項に規定する期間が通算して一月を超えた日以後に準中型自動車免許 又は普通自動車免許が失効したため法第百四条の二の二第二項 又は第四項の規定による免許の取消しを受けなかつたもの

六 号

免許を受けようとする者が法第八十九条第一項の規定による試験を受け、当該試験(その者が仮運転免許を受けた後 第三十九条の三第一項各号の基準に該当して当該仮運転免許を取り消されたものである場合における当該仮運転免許に係る試験を除く)において法第九十七条第一項第二号 及び第三号に掲げる事項について行う試験のいずれかについて内閣府令で定める基準に達する成績を得た者であるときは、当該試験を受けた日から起算して六月の間は、その成績を得た試験に係る事項について行う試験を免除する。

1項

法第九十九条第一項の政令で定める免許は、次に掲げるとおりとする。

一 号
大型自動車免許
二 号
中型自動車免許
三 号
準中型自動車免許
四 号
普通自動車免許
五 号
大型特殊自動車免許
六 号
大型自動二輪車免許
七 号
普通自動二輪車免許
八 号

牽引免許

九 号
大型自動車第二種免許
十 号
中型自動車第二種免許
十一 号
普通自動車第二種免許
1項

法第九十九条第一項第一号の政令で定める要件は、次に掲げるとおりとする。

一 号

二十五歳以上の者であること。

二 号

道路の交通に関する業務における管理的 又は監督的地位に三年以上あつた者その他自動車教習所の管理について必要な知識 及び経験を有する者で、次のいずれにも該当しないものであること。

法第九十九条の二第四項第二号ロに該当する者

法第百十七条の二第二項第一号 若しくは第二号の罪、法第百十七条の二の二第一項第九号 若しくは第二項の罪、法第百十八条第二項第三号 若しくは第四号の罪、法第百十九条第二項第四号の罪 又は法第百十九条の二の四第二項の罪を犯し罰金以上の刑に処せられ、その執行を終わり、又は執行を受けることがなくなつた日から起算して三年を経過していない者

自動車等の運転に関し自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律平成二十五年法律第八十六号第二条から第六条までの罪又はに規定する罪(に掲げる罪を除く)を犯し 禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わり、又は執行を受けることがなくなつた日から起算して三年を経過していない者

2項

法第九十九条第一項第四号の政令で定める基準は、次に掲げるとおりとする。

一 号

次に掲げる要件を備えた技能教習 及び技能検定のための設備を有すること。

コース敷地の面積が八千平方メートル専ら大型自動二輪車免許 又は普通自動二輪車免許に係る技能教習 及び技能検定を行う自動車教習所にあつては、三千五百平方メートル以上であること。

コースの種類、形状 及び構造が内閣府令で定める基準に適合していること。

二 号

技能教習 及び技能検定を行うため必要な種類の自動車を備えていること。

三 号

前号に掲げる自動車(大型自動二輪車、普通自動二輪車 及び専ら無線指導装置による教習を行う場合に使用される自動車を除く)は、教習指導員 又は技能検定員が危険を防止するための応急の措置を講ずることができる装置を備えたものであること。

四 号

技能教習、学科教習(自動車の運転に関する知識の教習をいう。第四十三条第三項において同じ。)及び技能検定を行うため必要な建物 その他の設備を備えていること。

3項

法第九十九条第一項第五号の政令で定める基準は、次に掲げるとおりとする。

一 号

法第九十九条第一項の申請に係る免許に係る教習の科目並びに教習の科目ごとの教習時間 及び教習方法が内閣府令で定める基準に適合していること。

二 号

法第九十九条第一項の申請に係る免許に係る教習が、内閣府令で定める基準に適合しており、かつ、同項の申請の日前六月の間引き続き行われていること。

三 号

法第九十九条第一項の申請の日前六月の間に同項の申請に係る免許に係る教習を終了し、かつ、当該免許につき法第九十七条第一項第二号に掲げる事項について行う 試験を受けた者のうちに内閣府令で定める基準に達する成績を得た者の占める割合が、九十五パーセント以上であること。

1項

法第百条の二第一項本文の政令で定める基準は、次のいずれかに 該当することとなることとする。

一 号

当該行為に係る合計点数(当該行為 及び当該行為をする前においてした違反行為(当該免許による法第七十一条の五第二項の免許自動車等(以下「免許自動車等」という。)の運転に関してした違反行為に限る。以下この条において同じ。)のそれぞれについて別表第二に定めるところにより付した点数の合計をいう。以下この条において同じ。)が三点以上当該行為について別表第二に定めるところにより付した点数が三点であることによつて三点となる場合を除く)であつて、当該行為をする前においてした直近の違反行為に係る合計点数が二点以下であり、又は当該行為をする前において違反行為をしたことがないこと。

二 号

当該行為に係る合計点数が四点以上であつて、当該行為をする前においてした違反行為の回数が一回であり、かつ、当該違反行為について別表第二に定めるところにより付した点数が三点であること。

1項

法第百条の二第一項第二号の当該免許と 同等の免許として政令で定めるものは、当該免許に係る免許自動車等に相当する種類の自動車等の運転に関する外国等の行政庁等の免許(外国等の行政庁等の免許を受けていた期間のうち当該外国等に滞在していた期間が通算して一年以上である者の当該外国等の行政庁等の免許に限る)とする。

1項

法第百条の二第一項第二号の政令で定める免許は、当該免許を受けた日前六月以内に当該免許と同一の種類の免許(以下この条において「同種免許」という。)を受けていたことがある者で次のいずれかに該当するものに係る当該同種免許とする。

一 号

当該同種免許に係る再試験を受けた後 当該同種免許が失効したため法第百四条の二の二第一項の規定による免許の取消しを受けなかつた者

二 号

法第百条の二第五項の規定に違反して当該同種免許に係る再試験を受けなかつた者で、同項に規定する期間が通算して一月を超えた日以後に当該同種免許が失効したため法第百四条の二の二第二項 又は第四項の規定による免許の取消しを受けなかつたもの

1項

法第百条の二第一項第四号の政令で定める基準は、次のいずれかに 該当することとなることとする。

一 号

当該行為に係る合計点数(当該行為 及び当該行為をする前においてした違反行為(当該講習を終了した後に当該免許による免許自動車等の運転に関してした違反行為に限る。以下この条において同じ。)のそれぞれについて別表第二に定めるところにより付した点数の合計をいう。以下この条において同じ。)が三点以上当該行為について別表第二に定めるところにより付した点数が三点であることによつて三点となる場合を除く)であつて、当該行為をする前においてした直近の違反行為に係る合計点数が二点以下であり、又は当該行為をする前において違反行為をしたことがないこと。

二 号

当該行為に係る合計点数が四点以上であつて、当該行為をする前においてした違反行為の回数が一回であり、かつ、当該違反行為について別表第二に定めるところにより付した点数が三点であること。

1項

法第百条の二第五項の政令で定めるやむを得ない理由は、次に掲げるとおりとする。

一 号
海外旅行をしていること。
二 号
災害を受けていること。
三 号

病気にかかり、又は負傷していること。

四 号

法令の規定により身体の自由を拘束されていること。

五 号

社会の慣習上又は業務の遂行上やむを得ない緊急の用務が生じていること。

六 号

免許の効力が停止されていること(当該再試験が準中型自動車免許 又は普通自動車免許について行われる場合に限る)。

七 号

前各号に掲げるもののほか、公安委員会がやむを得ないと認める事情があること。

1項

法第百一条の二第一項の政令で定めるやむを得ない理由は、次の各号に掲げるとおりとする。

一 号

病気 又は負傷について療養していること。

二 号

法令の規定により身体の自由を拘束されていること。

三 号

社会の慣習上又は業務の遂行上やむを得ない用務が生じていること。

四 号

積雪、高波 その他の自然現象により交通が困難となつていること。

1項

法第百一条の三第一項ただし書の政令で定める者は、次に掲げる者とする。

一 号

法第百一条第一項に規定する更新期間(次条において「更新期間」という。)が満了する日(法第百一条の二第一項の規定による免許証の更新の申請をしようとする者にあつては、当該申請をする日。次条において同じ。)前六月以内法第百八条の二第一項第十二号に掲げる講習を受けた者

二 号

免許証の更新を申請する日前六月以内法第百八条の二第二項の規定による講習(法第九十七条の二第一項第三号イ 又はの国家公安委員会規則で定める基準に適合するものに限る)を終了した者

三 号

免許証の更新を申請する日前六月以内法第百八条の三十二の二第一項の認定を受けた同項に規定する運転免許取得者等教育の課程(同項第三号イ 又はに掲げる基準に適合するものに限る)を終了した者

1項

法第百一条の四第一項ただし書の政令で定める者は、次に掲げる者とする。

一 号

更新期間が満了する日前六月以内法第百八条の二第二項の規定による講習(法第九十七条の二第一項第三号イの国家公安委員会規則で定める基準に適合するものに限る)を終了した者

二 号

更新期間が満了する日前六月以内法第百八条の三十二の二第一項の認定を受けた同項に規定する運転免許取得者等教育の課程(同項第三号ロに掲げる基準に適合するものに限る)を終了した者

1項

法第百一条の四第三項の政令で定める基準は、次の各号に掲げる者の区分に応じ、当該各号に定める日前三年間において第三十四条の三第五項に規定する基準違反行為(運転技能検査等の結果が法第百一条の四第四項の内閣府令で定める基準に該当しない場合において当該運転技能検査等を受けた日以前にしたものを除く)をしたことがあることとする。

一 号

免許証の更新を受けようとする者(次号に掲げる者を除く

特定誕生日の百六十日前の日

二 号

法第百一条の二第一項の規定による免許証の更新を受けようとする者

当該更新の申請をする日(当該日が特定誕生日の百六十日前の日以後であるときは、特定誕生日の百六十日前の日

1項

法第百一条の七第一項の政令で定める行為は、自動車等の運転に関し行われた次に掲げる行為とする。

一 号

法第七条信号機の信号等に従う義務)の規定に違反する行為

二 号

法第八条(通行の禁止等)第一項の規定に違反する行為

三 号

法第十七条(通行区分)第一項から第四項まで 又は第六項の規定に違反する行為

四 号

法第二十五条の二横断等の禁止)の規定に違反する行為

五 号

法第二十六条の二(進路の変更の禁止)第二項 又は第三項の規定に違反する行為

六 号

法第三十三条(踏切の通過)第一項 又は第二項の規定に違反する行為

七 号

法第三十四条(左折 又は右折)第一項第二項第四項 又は第五項の規定に違反する行為

八 号

法第三十五条(指定通行区分)第一項の規定に違反する行為

九 号

法第三十五条の二環状交差点における左折等)の規定に違反する行為

十 号

法第三十六条交差点における他の車両等との関係等)の規定に違反する行為

十一 号

法第三十七条交差点における他の車両等との関係等)の規定に違反する行為

十二 号

法第三十七条の二環状交差点における他の車両等との関係等)の規定に違反する行為

十三 号

法第三十八条横断歩道等における歩行者等の優先)の規定に違反する行為

十四 号

法第三十八条の二横断歩道のない交差点における歩行者の優先)の規定に違反する行為

十五 号

法第四十二条徐行すべき場所)の規定に違反する行為

十六 号

法第四十三条指定場所における一時停止)の規定に違 反する行為

十七 号

法第五十三条(合図)第一項 又は第二項の規定に違反する行為

十八 号

法第七十条安全運転の義務)の規定に違反する行為

1項

法第百一条の七第三項 及び第六項の政令で定めるやむを得ない理由は、次に掲げるとおりとする。

一 号
海外旅行をしていること。
二 号
災害を受けていること。
三 号

病気にかかり、又は負傷していること。

四 号

法令の規定により身体の自由を拘束されていること。

五 号

社会の慣習上又は業務の遂行上やむを得ない緊急の用務が生じていること。

六 号

前各号に掲げるもののほか、公安委員会がやむを得ないと認める事情があること。

1項

法第百二条第五項に規定する適性検査は、次に掲げる場合に行うものとする。

一 号

免許を受けた者から適性検査を受けたい旨の申出があつた場合において、その申出に理由があると認められるとき。

二 号

免許を受けた者が違反行為をし、又は自動車等の運転により交通事故を起こした場合において、その者が自動車等の運転について必要な適性を備えていないおそれがあると認められるとき。

三 号

免許を受けた者の身体の状態に照らして、その者が自動車等の安全な運転に必要な認知 又は操作のいずれかに係る能力を欠いているおそれがあると認められるとき(その者が法第百三条第一項第二号に該当することとなつたと疑う理由があるときを除く)。

1項

法第百二条の二の政令で定める軽微な行為は、別表第二の一の表に定める点数が三点以下である一般違反行為とする。

2項

法第百二条の二の政令で定める基準は、次のいずれにも 該当することとなることとする。

一 号
軽微違反行為に該当する当該一般違反行為に係る累積点数が六点であること。
二 号

軽微違反行為に該当する当該一般違反行為をした時において、当該一般違反行為をした者に別表第三に規定する前歴(次号において「前歴」という。)がないこと。

三 号

軽微違反行為に該当する当該一般違反行為をした日を起算日とする過去三年以内においてその他の違反行為(当該その他の違反行為に係る累積点数が次の表の上欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の下欄に定める点数に該当するものに限る)をしたことがないこと。

当該 その他の違反行為をした時における 前歴の回数
点数
なし
六点以上
一回
四点以上
二回以上
二点以上
四 号

軽微違反行為に該当する当該一般違反行為をした日を起算日とする過去三年以内において別表第四 又は別表第五に掲げる行為をしたことがないこと。

3項

法第百二条の二の政令で定めるやむを得ない理由は、第三十七条の六の五各号に掲げる理由とする。

1項

法第百二条の三の政令で定めるものは、第三十二条の七第一号に掲げる者に該当して受けた大型自動車免許 又は第三十二条の八第一号に掲げる者に該当して受けた中型自動車免許とする。

1項

法第百二条の三の政令で定める基準は、同条に規定する若年運転者期間(以下「若年運転者期間」という。)にした自動車等の運転に関し法 若しくは法に基づく命令の規定 又は法の規定に基づく処分に違反する行為(以下この条において「若年違反行為」という。)が一般違反行為である場合(第三十八条第五項第一号イに該当する場合を除く)において、次のいずれかに該当することとなることとする。

一 号

当該若年違反行為 及び当該若年違反行為をする前においてした若年違反行為(特例取得免許を受けていた期間(免許の効力が停止されていた期間を除く)が通算して一年となつたことがあり、かつ、当該期間の初日に当たる日から末日に当たる日までの間に違反行為をしたことがない場合にあつては、当該期間前の若年違反行為を除く。以下この条において「先行若年違反行為」という。)のそれぞれについて別表第二に定めるところにより付した点数の合計(以下この条において「若年違反合計点数」という。)が三点以上当該若年違反行為について別表第二に定めるところにより付した点数が三点であることによつて三点となる場合を除く)であつて、当該若年違反行為の直近の先行若年違反行為に係る若年違反合計点数が二点以下であり、又は先行若年違反行為をしたことがないこと。

二 号

若年違反合計点数が四点以上であつて、先行若年違反行為の回数が一回であり、かつ、当該先行若年違反行為について別表第二に定めるところにより付した点数が三点であること。

1項

法第百二条の三の政令で定めるやむを得ない理由は、次に掲げる理由とする。

一 号
海外旅行をしていること。
二 号
災害を受けていること。
三 号
病気にかかり、又は負傷していること。
四 号
法令の規定により身体の自由を拘束されていること。
五 号
社会の慣習上又は業務の遂行上やむを得ない緊急の用務が生じていること。
六 号
免許の効力が停止されていること。
七 号

前各号に掲げるもののほか、公安委員会がやむを得ないと認める事情があること。

1項

免許を受けた者が法第百三条第一項第一号 又は第一号の二に該当することとなつた場合についての同項の政令で定める基準は、次に掲げるとおりとする。

一 号

法第百三条第一項第一号 又は第一号の二に該当することとなつた場合(次号の場合を除く)には、免許を取り消すものとする。

二 号

六月以内法第百三条第一項第一号イからハまでに掲げる病気にかかつている者又は同項第一号の二に規定する認知症である者に該当しないこととなる見込みがある場合には、免許の効力を停止するものとする。

2項

免許を受けた者が法第百三条第一項第二号に該当することとなつた場合についての同項の政令で定める基準は、次に掲げるとおりとする。

一 号

法第百三条第一項第二号に該当することとなつた場合(次号の場合を除く)には、免許を取り消すものとする。

二 号

次条第四項第三号に掲げる身体の障害が生じているが、法第九十一条の規定により条件を付し、又はこれを変更することにより、六月以内に当該障害が自動車等の安全な運転に支障を及ぼすおそれがなくなる見込みがある場合には、免許の効力を停止するものとする。

3項

免許を受けた者が法第百三条第一項第三号に該当することとなつた場合についての同項の政令で定める基準は、次に掲げるとおりとする。

一 号

法第百三条第一項第三号に該当することとなつた場合(次号の場合を除く)には、免許を取り消すものとする。

二 号

六月以内法第百三条第一項第三号の中毒者に該当しないこととなる見込みがある場合には、免許の効力を停止するものとする。

4項

免許を受けた者が法第百三条第一項第四号に該当することとなつた場合についての同項の政令で定める基準は、次に掲げるとおりとする。

一 号

法第百三条第一項第四号に該当することを理由として同項本文の規定により免許の効力を停止された者が重ねて同号に該当した場合には、同条第六項の規定による命令に違反したことについてやむを得ない理由がある場合を除き、免許を取り消すものとする。

二 号

法第百三条第一項第四号に該当する場合(前号に該当する場合を除く)には、免許の効力を停止するものとする。

5項

免許を受けた者が法第百三条第一項第五号から第八号までいずれかに該当することとなつた場合についての同項の政令で定める基準は、次に掲げるとおりとする。

一 号

次のいずれかに該当するときは、免許を取り消すものとする。

一般違反行為をした場合において、当該一般違反行為に係る累積点数が、別表第三の一の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第二欄、第三欄、第四欄、第五欄 又は第六欄に掲げる点数に該当したとき。

別表第四第一号から第三号までに掲げる行為をしたとき。

二 号

次のいずれかに該当するときは、免許の効力を停止するものとする。

一般違反行為をした場合において、当該一般違反行為に係る累積点数が、別表第三の一の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第七欄に掲げる点数に該当したとき。

別表第四第四号に掲げる行為をしたとき。

法第百三条第一項第八号に該当することとなつたとき。

6項

法第百三条第七項の政令で定める基準は、次に掲げるとおりとする。

一 号

第一項第一号第二項第一号 又は第三項第一号に該当して免許を取り消したときは、一年の期間とする。

二 号

一般違反行為をしたことを理由として免許を取り消したとき(次号に該当する場合を除く)は、次に掲げる区分に応じ、それぞれ次に定める期間とする。

当該一般違反行為に係る累積点数が別表第三の一の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第二欄に掲げる点数に該当した場合

五年

当該一般違反行為に係る累積点数が別表第三の一の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第三欄に掲げる点数に該当した場合

四年

当該一般違反行為に係る累積点数が別表第三の一の表の第一欄に掲げる区分に応じ それぞれ同表の第四欄に掲げる点数に該当した場合

三年

当該一般違反行為に係る累積点数が別表第三の一の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第五欄に掲げる点数に該当した場合

二年

当該一般違反行為に係る累積点数が別表第三の一の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第六欄に掲げる点数に該当した場合

一年

三 号

一般違反行為をしたことを理由として免許を取り消された者が免許取消歴等保有者であり、かつ、当該一般違反行為が法第九十条第九項 若しくは第十項 若しくは法第百三条第七項 若しくは第八項の規定 又は法第百七条の五第一項 若しくは第二項の規定により指定され又は定められた期間が満了した日から五年を経過する日までの間(以下この項 及び次項において「特定期間」という。)にされたものであるときは、次に掲げる区分に応じ、それぞれ次に定める期間とする。

当該一般違反行為に係る累積点数が別表第三の一の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第二欄、第三欄 又は第四欄に掲げる点数に該当した場合

五年

当該一般違反行為に係る累積点数が別表第三の一の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第五欄に掲げる点数に該当した場合

四年

当該一般違反行為に係る累積点数が別表第三の一の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第六欄に掲げる点数に該当した場合

三年

四 号

重大違反唆し等 又は道路外致死傷で法第百三条第二項第五号に規定する行為以外のものをしたことを理由として免許を取り消したとき(次号に該当する場合を除く)は、次に掲げる区分に応じ、それぞれ次に定める期間とする。

当該行為が別表第四第一号に掲げるものである場合

三年

当該行為が別表第四第二号に掲げるものである場合

二年

当該行為が別表第四第三号に掲げるものである場合

一年

五 号

重大違反唆し等 又は道路外致死傷で法第百三条第二項第五号に規定する行為以外のものをしたことを理由として免許を取り消された者が免許取消歴等保有者であり、かつ、当該行為が特定期間内にされたものであるときは、次に掲げる区分に応じ、それぞれ次に定める期間とする。

当該行為が別表第四第一号に掲げるものである場合

五年

当該行為が別表第四第二号に掲げるものである場合

四年

当該行為が別表第四第三号に掲げるものである場合

三年

7項

法第百三条第八項の政令で定める基準は、次に掲げるとおりとする。

一 号

特定違反行為をしたことを理由として免許を取り消したとき(次号に該当する場合を除く)は、次に掲げる区分に応じ、それぞれ次に定める期間とする。

当該特定違反行為に係る累積点数が別表第三の二の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第二欄に掲げる点数に該当した場合

十年

当該特定違反行為に係る累積点数が別表第三の二の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第三欄に掲げる点数に該当した場合

九年

当該特定違反行為に係る累積点数が別表第三の二の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第四欄に掲げる点数に該当した場合

八年

当該特定違反行為に係る累積点数が別表第三の二の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第五欄に掲げる点数に該当した場合

七年

当該特定違反行為に係る累積点数が別表第三の二の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第六欄に掲げる点数に該当した場合

六年

当該特定違反行為に係る累積点数が別表第三の二の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第七欄に掲げる点数に該当した場合

五年

当該特定違反行為に係る累積点数が別表第三の二の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第八欄に掲げる点数に該当した場合

四年

当該特定違反行為に係る累積点数が別表第三の二の表前歴がない者の項の第九欄に掲げる点数に該当した場合

三年

二 号

特定違反行為をしたことを理由として免許を取り消された者が免許取消歴等保有者であり、かつ、当該特定違反行為が特定期間内にされたものであるときは、次に掲げる区分に応じ、それぞれ次に定める期間とする。

当該特定違反行為に係る累積点数が別表第三の二の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第二欄、第三欄 又は第四欄に掲げる点数に該当した場合

十年

当該特定違反行為に係る累積点数が別表第三の二の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第五欄に掲げる点数に該当した場合

九年

当該特定違反行為に係る累積点数が別表第三の二の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第六欄に掲げる点数に該当した場合

八年

当該特定違反行為に係る累積点数が別表第三の二の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第七欄に掲げる点数に該当した場合

七年

当該特定違反行為に係る累積点数が別表第三の二の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第八欄に掲げる点数に該当した場合

六年

当該特定違反行為に係る累積点数が別表第三の二の表 前歴がない者の項の第九欄に掲げる点数に該当した場合

五年

三 号

法第百三条第二項第五号に規定する行為をしたことを理由として免許を取り消したとき(次号に該当する場合を除く)は、次に掲げる区分に応じ、それぞれ次に定める期間とする。

当該行為が別表第五第一号に掲げるものである場合

八年

当該行為が別表第五第二号に掲げるものである場合

七年

当該行為が別表第五第三号に掲げるものである場合

六年

当該行為が別表第五第四号に掲げるものである場合

五年

四 号

法第百三条第二項第五号に規定する行為をしたことを理由として免許を取り消された者が免許取消歴等保有者であり、かつ、当該行為が特定期間内にされたものであるときは、次に掲げる区分に応じ、それぞれ次に定める期間とする。

当該行為が別表第五第一号に掲げるものである場合

十年

当該行為が別表第五第二号に掲げるものである場合

九年

当該行為が別表第五第三号に掲げるものである場合

八年

当該行為が別表第五第四号に掲げるものである場合

七年

1項

法第百三条第一項第一号イの政令で定める精神病は、第三十三条の二の三第一項に規定するものとする。

2項

法第百三条第一項第一号ロの政令で定める病気は、第三十三条の二の三第二項各号に掲げるものとする。

3項

第百三条第一項第一号ハの政令で定める病気は、第三十三条の二の三第三項各号に掲げるものとする。

4項

法第百三条第一項第二号の政令で定める身体の障害は、次に掲げるとおりとする。

一 号

体幹の機能に障害があつて腰をかけていることができないもの

二 号

四肢の全部を失つたもの又は四肢の用を全廃したもの

三 号

前二号に掲げるもののほか、自動車等の安全な運転に必要な認知 又は操作のいずれかに係る能力を欠くこととなるもの(法第九十一条の規定により条件を付し、又はこれを変更することにより、その能力が回復することが明らかであるものを除く

1項

法第百四条第一項法第百四条の二の二第六項第百四条の二の四第六項 及び第百七条の五第四項において準用する場合を含む。次項 及び第四十四条第二項において同じ。)の規定による意見の聴取を行う場合における処分をしようとする理由 並びに意見の聴取の期日 及び場所の通知は、文書によつて行うものとする。

2項

法第百四条第一項の規定による意見の聴取の期日 及び場所の公示は、公安委員会の掲示板に掲示して行うものとする。

1項

法第百四条の二の三第一項の政令で定めるときは、医師の診断に基づき、同項に規定する適性検査を受けるべき者 又は同項に規定する命令を受け診断書を提出することとされている者が法第百三条第一項第一号第一号の二 又は第三号いずれかに該当する疑いがあると認められるときとする。

2項

法第百四条の二の三第三項の政令で定める基準は、次に掲げるとおりとする。

一 号

次号イからハまでいずれかに該当することを理由として法第百四条の二の三第三項の規定により免許の効力を停止された者が当該停止の期間内に重ねてそれぞれ当該イからハまでに該当した場合は、免許を取り消すものとする。

二 号

次のいずれかに 該当する場合(前号に該当する場合を除く)には、免許の効力を停止するものとする。

法第百一条の七第二項の規定による通知を受け、同条第三項の規定に違反して当該通知に係る法第九十七条の二第一項第三号イに規定する認知機能検査を受けないと認める場合

法第百一条の七第五項の規定による通知を受け、同条第六項の規定に違反して当該通知に係る講習を受けないと認める場合

法第百二条第一項から第四項までの規定による命令を受け、当該命令に違反したと認める場合 又は同条第六項の規定による通知を受け、同条第七項の規定に違反して当該通知に係る適性検査を受けないと認める場合

1項

法第百四条の二の四第二項の政令で定める基準は、若年運転者講習を終了した後若年運転者期間が経過することとなるまでの間にした自動車等の運転に関し法 若しくは法に基づく命令の規定 又は法の規定に基づく処分に違反する行為(以下この条において「講習後若年違反行為」という。)が一般違反行為である場合(第三十八条第五項第一号イに該当する場合を除く)において、次のいずれかに該当することとなることとする。

一 号

当該講習後若年違反行為 及び当該講習後若年違反行為をする前においてした講習後若年違反行為(特例取得免許を受けていた期間(免許の効力が停止されていた期間を除く)が通算して一年となつたことがあり、かつ、当該期間の初日に当たる日から末日に当たる日までの間に違反行為をしたことがない場合にあつては、当該期間前の講習後若年違反行為を除く。以下この条において「先行講習後若年違反行為」という。)のそれぞれについて別表第二に定めるところにより付した点数の合計(以下この条において「講習後若年違反合計点数」という。)が三点以上当該講習後若年違反行為について別表第二に定めるところにより付した点数が三点であることによつて三点となる場合を除く)であつて、当該講習後 若年違反行為の直近の先行講習後若年違反行為に係る講習後 若年違反合計点数が二点以下であり、又は先行講習後若年違反行為をしたことがないこと。

二 号

講習後若年違反合計点数が四点以上であつて、先行講習後若年違反行為の回数が一回であり、かつ、当該先行講習後若年違反行為について別表第二に定めるところにより付した点数が三点であること。

1項

法第百四条の四第一項の政令で定める種類の免許は、次の表の上欄に掲げる取消しに係る免許の種類ごとに同表の下欄に定めるものとする。

取消しに係る 免許の種類
受けたい旨の申出をすることができる免許の種類
大型自動車免許
中型自動車免許、準中型自動車免許、普通自動車免許、小型特殊自動車免許 又は原動機付自転車免許
中型自動車免許
準中型自動車免許、普通自動車免許、小型特殊自動車免許 又は原動機付自転車免許
準中型自動車免許
普通自動車免許、小型特殊自動車免許 又は原動機付自転車免許
普通自動車免許
小型特殊自動車免許 又は原動機付自転車免許
大型特殊自動車免許
小型特殊自動車免許 又は原動機付自転車免許
大型自動二輪車免許
普通自動二輪車免許、小型特殊自動車免許 又は原動機付自転車免許
普通自動二輪車免許
小型特殊自動車免許 又は原動機付自転車免許
大型自動車第二種免許
大型自動車免許、中型自動車免許、準中型自動車免許、普通自動車免許、小型特殊自動車免許、原動機付自転車免許、中型自動車第二種免許 又は普通自動車第二種免許
中型自動車第二種免許
中型自動車免許、準中型自動車免許、普通自動車免許、小型特殊自動車免許、原動機付自転車免許 又は普通自動車第二種免許
普通自動車第二種免許
普通自動車免許、小型特殊自動車免許 又は原動機付自転車免許
大型特殊自動車第二種免許
大型特殊自動車免許、小型特殊自動車免許 又は原動機付自転車免許
けん引第二種免許
けん引免許
1項

法第百四条の四第二項の規定による免許の取消しは、同条第一項の規定による申請をした者が次の各号いずれにも 該当しない場合に行うものとする。

一 号

前条の表の上欄に掲げる種類の免許を受けていること(当該免許の種類ごとに同表の下欄に定める種類の免許のみの取消しを申請した場合に限る)。

二 号

法第九十条第五項法第百三条第一項 若しくは第四項法第百四条の二の三第五項において準用する場合を含む。)若しくは法第百四条の二の三第三項の規定による免許の取消しの基準 又は法第九十条第六項 若しくは法第百三条第二項の規定による免許の取消しの要件に該当していること。

三 号

法第九十条第五項法第百三条第一項 若しくは第四項法第百四条の二の三第五項において準用する場合を含む。)若しくは法第百四条の二の三第一項 若しくは第三項の規定により免許の効力が停止され、又はこれらの規定による免許の効力の停止の基準に該当していること。

四 号

当該申請に係る免許について基準該当初心運転者(法第百条の二第一項各号いずれかに該当する者 及び同項の再試験に合格した者を除く第三十九条の二の六第一項第三号において同じ。)に該当していること。

五 号

当該申請に係る免許(基準該当若年運転者に該当することとなつた時点において二十歳に達している者にあつては、特例取得免許である中型自動車免許を除く)について、基準該当若年運転者(若年運転者講習を終了した者を除く第三十九条の二の六第一項第三号において同じ。)に該当していること 又は法第百四条の二の四第二項の規定による特例取得免許の取消しの基準に該当していること。

1項

法第百四条の四第六項の規定による運転経歴証明書の交付は、同条第五項の規定による申請をした日前 五年以内同条第二項の規定により免許を取り消され、かつ、現に受けている免許がない者に対して行うものとする。

1項

法第百五条第二項において読み替えて準用する法第百四条の四第五項の政令で定める者は、法第百五条第一項の規定により効力を失つた免許に係る免許証の有効期間が満了する日において次の各号いずれかに該当する者とする。

一 号

法第九十条第五項法第百三条第一項 若しくは第四項法第百四条の二の三第五項において準用する場合を含む。)若しくは法第百四条の二の三第三項の規定による免許の取消しの基準 又は法第九十条第六項 若しくは法第百三条第二項の規定による免許の取消しの要件に該当している者

二 号

法第九十条第五項法第百三条第一項 若しくは第四項法第百四条の二の三第五項において準用する場合を含む。)若しくは法第百四条の二の三第一項 若しくは第三項の規定により免許の効力が停止され、又はこれらの規定による免許の効力の停止の基準に該当している者

三 号

法第百五条第一項の規定により効力を失つた免許の全てについて、基準該当初心運転者に該当している者、基準該当若年運転者に該当している者(特例取得免許である中型自動車免許については、基準該当若年運転者に該当することとなつた時点において二十歳に達している者を除く)又は法第百四条の二の四第二項の規定による特例取得免許の取消しの基準に該当している者

2項

前条の規定は、法第百五条第二項において準用する法第百四条の四第六項の規定による運転経歴証明書の交付について準用する。


この場合において、

前条
同条第五項」とあるのは
法第百五条第二項において読み替えて準用する法第百四条の四第五項」と、

同条第二項」とあるのは
法第百五条第一項」と、

を取り消され」とあるのは
「が効力を失い」と

読み替えるものとする。

1項

法第百六条の二第一項の政令で定める基準は、次に掲げるとおりとする。

一 号

仮運転免許を受けた者が法第百三条第一項第一号から第三号までいずれかに該当することとなつたとき(同項第一号に該当することとなつた場合において、六月の間自動車等の安全な運転に必要な認知、予測、判断 又は操作のいずれかに係る能力を欠くこととなるおそれがある症状を呈しないと認められるときを除く)。

二 号

仮運転免許を受けた者が違反行為をし、よつて交通事故を起こして人を死亡させ、若しくは傷つけ、又は建造物を損壊したとき。

三 号

仮運転免許を受けた者が法第百十七条第一項 若しくは第二項法第百十七条の二第一項第一号第三号 若しくは第四号法第百十七条の二の二第一項第一号第三号第七号 若しくは第八号法第百十七条の三法第百十七条の四第一項第二号 若しくは法第百十八条第一項第一号第五号法第八十五条第六項から第十項までに係る部分に限る)若しくは第六号 若しくは第二項第一号に係る違反行為(法第百十八条第一項第一号に係る違反行為にあつては法第二十二条の規定によりこれを超える速度で進行してはならないこととされている最高速度を三十キロメートル毎時高速自動車国道等においては四十キロメートル毎時)以上超える速度で運転する行為に、法第百十八条第二項第一号に係る違反行為にあつては車両について法第五十七条第一項の規定により積載物の重量の制限として定められた数値の二倍以上の重量の積載をして大型自動車、中型自動車、準中型自動車 又は大型特殊自動車を運転する行為に限る)又は道路運送車両法第五十八条第一項 若しくは自動車損害賠償保障法(昭和三十年法律第九十七号)第五条の規定に違反する行為をしたとき。

四 号

仮運転免許を受けた者が別表第四 又は別表第五に掲げる行為をしたとき。

2項

法第百六条の二第二項の政令で定める基準は、第三十七条の七第一号に掲げる場合を除き、仮運転免許を取り消すものとすることとする。

1項

法第百七条の二の政令で定める国 又は地域は、次に掲げる国 又は地域とする。

一 号
スイス連邦
二 号
ドイツ連邦共和国
三 号
フランス共和国
四 号
ベルギー王国
五 号
モナコ公国
六 号
台湾
1項

法第百七条の二の政令で定める者は、次に掲げるとおりとする。

一 号

自動車等の運転に関する免許に係る運転免許証を発給する権限を有する外国等(法第百七条の二に規定する国 又は地域に限る次号において同じ。)の行政庁等 又は同条に規定する国の領事機関

二 号

自動車等の運転に関する免許に係る部分に限る)に相当する法令を所掌する外国等の行政庁等が、国家公安委員会に対し、自動車等の運転に関する外国等の行政庁等の免許に係る運転免許証の日本語による翻訳文 を作成する能力を有するものとして通知した外国等の法人 その他の者であつて、国家公安委員会が相当と認めたもの

三 号

自動車等の運転に関する外国等の行政庁等の免許に係る運転免許証の日本語による翻訳文を適切かつ確実に作成することができると認められる法人として国家公安委員会が指定したもの

2項

前項第三号の規定による指定の手続 その他同号の規定による指定に関し必要な事項は、国家公安委員会規則で定める。

1項

法第百七条の五第一項の政令で定める基準は、次に掲げるとおりとする。

一 号

国際運転免許証等を所持する者が法第百七条の五第一項第一号に該当したとき(法第百七条の四第三項の規定により、その者の身体の状態に応じた必要な措置をとることを命じても、なお自動車等の運転に支障を及ぼすおそれがある場合に限る)は、一年を超えない範囲内の期間、その者が自動車等を運転することを禁止するものとする。

二 号

国際運転免許証等を所持する者が一般違反行為をしたとき(次号に該当する場合を除く)は、次に掲げる区分に応じ、それぞれ次に定める期間、その者が自動車等を運転することを禁止するものとする。

当該一般違反行為に係る累積点数が別表第三の一の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第二欄に掲げる点数に該当した場合

五年

当該一般違反行為に係る累積点数が別表第三の一の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第三欄に掲げる点数に該当した場合

四年

当該一般違反行為に係る累積点数が別表第三の一の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第四欄に掲げる点数に該当した場合

三年

当該一般違反行為に係る累積点数が別表第三の一の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第五欄に掲げる点数に該当した場合

二年

当該一般違反行為に係る累積点数が別表第三の一の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第六欄に掲げる点数に該当した場合

一年

三 号

国際運転免許証等を所持する者で免許取消歴等保有者であるものが第三十三条の二第一項第二号に規定する期間内に一般違反行為をしたときは、次に掲げる区分に応じ、それぞれ次に定める期間、その者が自動車等を運転することを禁止するものとする。

当該一般違反行為に係る累積点数が別表第三の一の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第二欄、第三欄 又は第四欄に掲げる点数に該当した場合

五年

当該一般違反行為に係る累積点数が別表第三の一の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第五欄に掲げる点数に該当した場合

四年

当該一般違反行為に係る累積点数が別表第三の一の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第六欄に掲げる点数に該当した場合

三年

四 号

国際運転免許証等を所持する者が一般違反行為をした場合において、当該一般違反行為に係る累積点数が別表第三の一の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第七欄に掲げる点数に該当したときは、六月を超えない範囲内の期間、その者が自動車等を運転することを禁止するものとする。

2項

法第百七条の五第二項の政令で定める基準は、次に掲げるとおりとする。

一 号

国際運転免許証等を所持する者が特定違反行為をしたとき(次号に該当する場合を除く)は、次に掲げる区分に応じ、それぞれ次に定める期間、その者が自動車等を運転することを禁止するものとする。

当該特定違反行為に係る累積点数が別表第三の二の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第二欄に掲げる点数に該当した場合

十年

当該特定違反行為に係る累積点数が別表第三の二の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第三欄に掲げる点数に該当した場合

九年

当該特定違反行為に係る累積点数が別表第三の二の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第四欄に掲げる点数に該当した場合

八年

当該特定違反行為に係る累積点数が別表第三の二の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第五欄に掲げる点数に該当した場合

七年

当該特定違反行為に係る累積点数が別表第三の二の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第六欄に掲げる点数に該当した場合

六年

当該特定違反行為に係る累積点数が別表第三の二の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第七欄に掲げる点数に該当した場合

五年

当該特定違反行為に係る累積点数が別表第三の二の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第八欄に掲げる点数に該当した場合

四年

当該特定違反行為に係る累積点数が別表第三の二の表前歴がない者の項の第九欄に掲げる点数に該当した場合

三年

二 号

国際運転免許証等を所持する者で免許取消歴等保有者であるものが第三十三条の二第一項第二号に規定する期間内に特定違反行為をしたときは、次に掲げる区分に応じ、それぞれ次に定める期間、その者が自動車等を運転することを禁止するものとする。

当該特定違反行為に係る累積点数が別表第三の二の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表

  • 第二欄、
  • 第三欄

又は第四欄に掲げる点数に該当した場合

十年

当該特定違反行為に係る累積点数が別表第三の二の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第五欄に掲げる点数に該当した場合

九年

当該特定違反行為に係る累積点数が別表第三の二の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第六欄に掲げる点数に該当した場合

八年

当該特定違反行為に係る累積点数が別表第三の二の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第七欄に掲げる点数に該当した場合

七年

当該特定違反行為に係る累積点数が別表第三の二の表の第一欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の第八欄に掲げる点数に該当した場合

六年

当該特定違反行為に係る累積点数が別表第三の二の表前歴がない者の項の第九欄に掲げる点数に該当した場合

五年

1項

法第百八条第一項の規定による委託は、次に定めるところにより行うものとする。

一 号

次に掲げる事項についての条項を含む 委託契約書を作成すること。

委託に係る免許関係事務の内容に関する事項

委託に係る免許関係事務を処理する場所 及び方法に関する事項

委託契約の期間 及びその解除に関する事項

その他内閣府令で定める事項

二 号

委託をしたときは、内閣府令で定めるところにより、その旨を公示すること。

1項

法第百八条第一項の政令で定める事務は、次に掲げる事務とする。

一 号

法第八十九条第三項の規定による検査の結果の判定に係る事務

二 号

法第九十条第一項ただし書の規定による免許の拒否 及び保留、同条第二項の規定による免許の拒否、同条第四項同条第七項 及び第十四項において準用する場合を含む。)の規定による弁明の聴取り及び証拠の受取り、同条第五項の規定による免許の取消し 及び効力の停止、同条第六項の規定による免許の取消し、同条第八項の規定による適性検査の結果の判定 又は診断書の受取り、同条第九項 又は第十項の規定による免許を受けることができない期間の指定、同条第十二項の規定による免許の保留の期間 及び効力の停止の期間の短縮並びに同条第十三項の規定による仮免許の拒否に係る事務

三 号

法第九十条の二第二項の規定による免許の拒否に係る事務

四 号

法第九十一条の規定による免許の条件の付与 及び変更に係る事務

五 号

法第九十一条の二第二項の規定による免許の条件の付与 及び変更 並びに同条第三項の規定による審査に係る事務

六 号

法第九十七条第一項の規定による試験の結果の判定に係る事務

七 号

法第九十七条の二第一項第三号イ 又はの規定による認知機能検査の結果の判定、同号イ 又はの規定による運転技能検査の結果の判定、同条第二項の規定による試験の一部の免除の拒否 及び同条第三項 又は第四項の規定による試験の一部の免除に係る事務

八 号

法第九十七条の三第一項の規定による試験の停止 及び合格の決定の取消し 並びに同条第三項の規定による試験を受けることができないものとする措置に係る事務

九 号

法第百条の二第一項の規定による再試験の結果の判定に係る事務

十 号

法第百条の三第二項の規定による再試験の結果の判定に係る事務

十一 号

法第百一条第五項の規定による適性検査の結果の判定に係る事務

十二 号

法第百一条の二第三項の規定による適性検査の結果の判定に係る事務

十三 号

法第百一条の二の二第五項の規定による書面の内容の判定 及び同項の規定による適性検査の結果の判定に係る事務

十四 号

法第百一条の三第二項の規定による免許証の更新の拒否に係る事務

十五 号

法第百一条の四第二項の規定による認知機能検査の結果の判定、同条第三項の規定による運転技能検査の結果の判定 及び同条第四項の規定による免許証の更新の拒否に係る事務

十六 号

法第百一条の七第一項の規定による認知機能検査の結果の判定に係る事務

十七 号

法第百二条第一項から第五項までの規定による適性検査の結果の判定 及び同条第一項から第四項までの規定により提出された診断書の受取りに係る事務

十八 号

法第百三条第一項 又は第四項の規定による免許の取消し 及び効力の停止、同条第二項の規定による免許の取消し、同条第六項の規定による適性検査の結果の判定 又は診断書の受取り、同条第七項 又は第八項の規定による免許を受けることができない期間の指定 並びに同条第十項の規定による免許の効力の停止の期間の短縮に係る事務

十九 号

法第百四条第二項法第百七条の五第四項において準用する場合を含む。)の規定による意見の聴取り及び証拠の受取り並びに法第百四条第三項法第百七条の五第四項において準用する場合を含む。)の規定による参考人 又は関係人の出頭の要求 及びその意見 又は事情の聴取りに係る事務

二十 号

法第百四条の二第五項法第百七条の五第四項において準用する場合を含む。)の規定による参考人 又は関係人の出頭の要求 及びその意見 又は事情の聴取りに係る事務

二十一 号

法第百四条の二の二第一項第二項 又は第四項の規定による免許の取消し 並びに同条第六項において準用する法第百四条第二項の規定による意見の聴取り及び証拠の受取りに係る事務

二十二 号

法第百四条の二の三第一項 若しくは第三項の規定 又は同条第五項において準用する法第百三条第四項の規定による免許の取消し 及び効力の停止に係る事務

二十三 号

法第百四条の二の四第一項第二項 又は第四項の規定による特例取得免許の取消し 並びに同条第六項において準用する法第百四条第二項の規定による意見の聴取り及び証拠の受取り並びに同条第三項の規定による参考人 又は関係人の出頭の要求 及びその意見 又は事情の聴取りに係る事務

二十四 号

法第百四条の四第二項の規定による免許の取消しに係る事務

二十五 号

法第百六条の二の規定による仮免許の取消しに係る事務

二十六 号

法第百七条の四第一項の規定による適性検査の結果の判定 及び同条第三項の規定による命令に係る事務

二十七 号

法第百七条の五第一項 若しくは第二項の規定 又は同条第九項において準用する法第百三条第四項の規定による自動車等の運転の禁止 及び法第百七条の五第三項において準用する法第百三条第十項の規定による自動車等の運転の禁止の期間の短縮に係る事務

第七章 雑則

1項

法第百八条の二第一項第九号の政令で定める職員は、教習指導員 及び技能検定員 並びに卒業証明書 又は修了証明書の発行に関し 監督的な地位にあり、かつ、管理者を直接に補佐する職員とする。

1項

法第百八条の三第二項の政令で定めるやむを得ない理由は、第三十七条の十一各号に掲げる理由とする。

1項

法第百八条の三の五第一項の政令で定める行為は、特定小型原動機付自転車の運転に関し行われた次に掲げる行為とする。

一 号

法第七条信号機の信号等に従う義務)の規定に違反する行為

二 号

法第八条(通行の禁止等)第一項の規定に違反する行為

三 号

法第九条歩行者用道路を通行する車両の義務)の規定に違反する行為

四 号

法第十七条(通行区分)第一項第四項 又は第六項の規定に違反する行為

五 号

法第十七条の二特例特定小型原動機付自転車の歩道通行第二項の規定に違反する行為

六 号

法第十七条の三特例特定小型原動機付自転車等の路側帯通行第二項の規定に違反する行為

七 号

法第三十三条踏切の通過第二項の規定に違反する行為

八 号

法第三十六条交差点における他の車両等との関係等)の規定に違反する行為

九 号

法第三十七条交差点における他の車両等との関係等)の規定に違反する行為

十 号

法第三十七条の二環状交差点における他の車両等との関係等)の規定に違反する行為

十一 号

法第四十三条指定場所における一時停止)の規定に違反する行為

十二 号

法第六十二条整備不良車両の運転の禁止)の規定に違反する行為

十三 号

法第六十五条酒気帯び運転等の禁止第一項の規定に違反する行為

十四 号

法第六十八条共同危険行為等の禁止)の規定に違反する行為

十五 号

法第七十条安全運転の義務)の規定に違反する行為

十六 号

法第七十一条運転者の遵守事項第五号の五の規定に違反する行為(別表第二の備考の二の16 又は23に規定する行為に該当するものに限る

十七 号

法第百十七条の二第一項第四号 又は法第百十七条の二の二第一項第八号の罪に当たる行為

2項

法第百八条の三の五第二項の政令で定める行為は、自転車の運転に関し行われた次に掲げる行為とする。

一 号

法第七条信号機の信号等に従う義務)の規定に違反する行為

二 号

法第八条通行の禁止等第一項の規定に違反する行為

三 号

法第九条歩行者用道路を通行する車両の義務)の規定に違反する行為

四 号

法第十七条通行区分第一項第四項 又は第六項の規定に違反する行為

五 号

法第十七条の三特例特定小型原動機付自転車等の路側帯通行第二項の規定に違反する行為

六 号

法第三十三条踏切の通過第二項の規定に違反する行為

七 号

法第三十六条交差点における他の車両等との関係等)の規定に違反する行為

八 号

法第三十七条交差点における他の車両等との関係等)の規定に違反する行為

九 号

法第三十七条の二環状交差点における他の車両等との関係等)の規定に違反する行為

十 号

法第四十三条指定場所における一時停止)の規定に違反する行為

十一 号

法第六十三条の四普通自転車の歩道通行第二項の規定に違反する行為

十二 号

法第六十三条の九自転車の制動装置等第一項の規定に違反する行為

十三 号

法第六十五条酒気帯び運転等の禁止第一項の規定に違反する行為(法第百十七条の二第一項第一号に規定する酒に酔つた状態でするものに限る

十四 号

法第七十条安全運転の義務)の規定に違反する行為

十五 号

法第百十七条の二第一項第四号 又は法第百十七条の二の二第一項第八号の罪に当たる行為

1項

法第百九条第一項の保管証(以下この条において「保管証」という。)の有効期間は、保管証を交付した日から起算して四十日とする。

2項

保管証のうち免許証の保管に係る保管証には、次に掲げる事項を記載するものとする。

一 号
保管証の有効期限
二 号

免許証の番号、免許の年月日 及び免許証の交付年月日 並びにその免許証を交付した公安委員会名

三 号

免許の種類 及びその免許に付されている条件

四 号

免許を受けた者の住所、氏名 及び生年月日

五 号

保管証を交付した日時 並びに交付した警察官の所属、階級 及び氏名

3項

保管証のうち国際運転免許証等の保管に係る保管証には、次に掲げる事項を記載するものとする。

一 号
保管証の有効期限
二 号

国際運転免許証等の番号、発給年月日、発給地 及び発給機関名

三 号

国際運転免許証等で運転することができる自動車等の種類

四 号

国際運転免許証等を所持する者の本邦における住所、氏名 及び生年月日

五 号

保管証を交付した日時 並びに交付した警察官の所属、階級 及び氏名

4項

保管証の様式は、内閣府令で定める。

1項

法第百十条第一項の政令で定める基準は、次のいずれにも該当する自動車専用道路を指定することとする。

一 号

高速自動車国道 又は法第百十条第一項の規定により指定された他の自動車専用道路に接続しているものであること。

二 号

本線車線が往復の方向別に相当の方法で明確に分離されているものであること。

2項

法第百十条第一項の規定による国家公安委員会の指示は、全国的な幹線道路のうち内閣府令で定めるものについて、交通の規制が斉一に行われていないか、又は斉一でない交通の規制が行われようとしているため、その道路における交通の円滑を欠き、又は欠くおそれがあるときに行うものとする。

3項

法第百十条第一項の政令で定める事項は、信号機の設置 及び管理による交通整理並びに

  • 法第二条第一項第七号
  • 第四条第三項
  • 第八条第一項
  • 第十七条第四項
  • 第二十条第一項ただし書 及び第二項
  • 第二十条の二第一項
  • 第二十一条第二項第三号
  • 第二十三条
  • 第二十五条の二第二項
  • 第二十六条の二第三項
  • 第三十条
  • 第三十四条第一項第二項第四項 及び第五項
  • 第三十五条第一項
  • 第三十五条の二
  • 第三十六条第二項
  • 第四十四条第一項
  • 第四十五条第一項
  • 第七十五条の六第一項

並びに第七十五条の八の二第二項の道路標識等による交通の規制に関することとする。

1項

法第百十条の二第二項の政令で定める者は、地方自治法昭和二十二年法律第六十七号第二百五十二条の十九第一項の規定により指定する市の市長とする。

1項

法第百十二条第一項の政令で定める区分は、次の表の第一欄に掲げる手数料の種別ごとにそれぞれ同表の第二欄に定める区分とし、同項の物件費 及び施設費に対応する部分として政令で定める額は、当該区分に応じてそれぞれ同表の第三欄に定める額とし、同項の人件費に対応する部分として政令で定める額は、当該区分に応じてそれぞれ同表の第四欄に定める額とする。

手数料の種別
区分
物件費 及び施設費に対応する額
人件費に対応する額
運転免許試験手数料
大型自動車免許、中型自動車免許 又は準中型自動車免許に係る試験
法第九十七条の二第一項第一号 又は第二号に該当して同項の規定の適用を受ける場合
五百円
千五十円
  
法第九十七条の二第一項第三号 又は第五号に該当して同項の規定の適用を受ける場合
五百円(第三十三条の六の二第六号に掲げるやむを得ない理由のため免許証の更新を受けることができなかつた者に対する試験にあつては、四百円
千四百円(第三十三条の六の二第六号に掲げるやむを得ない理由のため免許証の更新を受けることができなかつた者に対する試験にあつては、四百円
  
法第九十七条の二第一項の規定の適用を受けない場合
六百五十円(法第九十七条第一項第二号に掲げる事項について行う試験を公安委員会が提供する自動車を使用して受ける場合にあつては、二千九百五十円
三千四百五十円(法第九十七条第一項第二号に掲げる事項について行う試験を公安委員会が提供する自動車を使用して受ける場合にあつては、三千六百五十円
 
普通自動車免許に係る試験
法第九十七条の二第一項第一号 又は第二号に該当して同項の規定の適用を受ける場合
五百円
千二百五十円
  
法第九十七条の二第一項第三号 又は第五号に該当して同項の規定の適用を受ける場合
五百円(第三十三条の六の二第六号に掲げるやむを得ない理由のため免許証の更新を受けることができなかつた者に対する試験にあつては、四百円
千四百円(第三十三条の六の二第六号に掲げるやむを得ない理由のため免許証の更新を受けることができなかつた者に対する試験にあつては、四百円
  
法第九十七条の二第一項の規定の適用を受けない場合
六百五十円(法第九十七条第一項第二号に掲げる事項について行う試験を公安委員会が提供する自動車を使用して受ける場合にあつては、千二百五十円
千九百円(法第九十七条第一項第二号に掲げる事項について行う試験を公安委員会が提供する自動車を使用して受ける場合にあつては、二千百円
 
特定第一種運転免許(大型特殊自動車免許、大型自動二輪車免許、普通自動二輪車免許 又はけん引免許をいう。以下同じ。)又は大型特殊自動車第二種免許 若しくはけん引第二種免許に係る試験
法第九十七条の二第一項第二号に該当して同項の規定の適用を受ける場合
五百円
千二百五十円
 
法第九十七条の二第一項第三号 又は第五号に該当して同項の規定の適用を受ける場合
五百円(第三十三条の六の二第六号に掲げるやむを得ない理由のため免許証の更新を受けることができなかつた者に対する試験にあつては、四百円
千四百円(第三十三条の六の二第六号に掲げるやむを得ない理由のため免許証の更新を受けることができなかつた者に対する試験にあつては、四百円
 
法第九十七条の二第一項の規定の適用を受けない場合
六百五十円(法第九十七条第一項第二号に掲げる事項について行う試験を公安委員会が提供する自動車を使用して受ける場合にあつては、千九百五十円
千九百五十円(法第九十七条第一項第二号に掲げる事項について行う試験を公安委員会が提供する自動車を使用して受ける場合にあつては、二千百円
 
小型特殊自動車免許 又は原動機付自転車免許に係る試験
法第九十七条の二第一項の規定の適用を受ける場合
五百円(第三十三条の六の二第六号に掲げるやむを得ない理由のため免許証の更新を受けることができなかつた者に対する試験にあつては、四百円
千四百円(第三十三条の六の二第六号に掲げるやむを得ない理由のため免許証の更新を受けることができなかつた者に対する試験にあつては、四百円
 
法第九十七条の二第一項の規定の適用を受けない場合
五百円
千円
 
大型自動車第二種免許、中型自動車第二種免許 又は普通自動車第二種免許に係る試験
法第九十七条の二第一項第二号に該当して同項の規定の適用を受ける場合
五百円
千二百円
  
法第九十七条の二第一項第三号 又は第五号に該当して同項の規定の適用を受ける場合
五百円(第三十三条の六の二第六号に掲げるやむを得ない理由のため免許証の更新を受けることができなかつた者に対する試験にあつては、四百円
千四百円(第三十三条の六の二第六号に掲げるやむを得ない理由のため免許証の更新を受けることができなかつた者に対する試験にあつては、四百円
  
法第九十七条の二第一項の規定の適用を受けない場合
六百五十円(法第九十七条第一項第二号に掲げる事項について行う試験を公安委員会が提供する自動車を使用して受ける場合にあつては、三千三百円
四千百五十円(法第九十七条第一項第二号に掲げる事項について行う試験を公安委員会が提供する自動車を使用して受ける場合にあつては、四千三百五十円
 
仮運転免許に係る試験
法第九十七条の二第一項第二号に該当して同項の規定の適用を受ける場合
五百円
千二百円
  
法第九十七条の二第一項第四号に該当して同項の規定の適用を受ける場合
五百円
千五十円
  
法第九十七条の二第一項の規定の適用を受けない場合
六百五十円(法第九十七条第一項第二号に掲げる事項について行う試験を公安委員会が提供する自動車を使用して受ける場合にあつては、千九百五十円
二千二百五十円(法第九十七条第一項第二号に掲げる事項について行う試験を公安委員会が提供する自動車を使用して受ける場合にあつては、二千四百円
検査手数料
大型自動車仮運転免許、中型自動車仮運転免許 又は準中型自動車仮運転免許を受けている者に対する法第八十九条第三項の規定による検査(以下「検査」という。
三百円(公安委員会が提供する自動車を使用して受ける場合にあつては、二千六百円
三千六百円(公安委員会が提供する自動車を使用して受ける場合にあつては、三千八百円
普通自動車仮運転免許を受けている者に対する検査
三百円(公安委員会が提供する自動車を使用して受ける場合にあつては、九百円
三千四百五十円(公安委員会が提供する自動車を使用して受ける場合にあつては、三千六百五十円
再試験手数料
準中型自動車免許に係る再試験
六百円(法第百条の二第二項に規定する準中型自動車の運転について必要な技能について行う試験を公安委員会が提供する自動車を使用して受ける場合にあつては、二千九百円
千三百円(法第百条の二第二項に規定する準中型自動車の運転について必要な技能について行う試験を公安委員会が提供する自動車を使用して受ける場合にあつては、千五百円
 
普通自動車免許に係る再試験
六百円(法第百条の二第二項に規定する普通自動車の運転について必要な技能について行う試験を公安委員会が提供する自動車を使用して受ける場合にあつては、千二百円
千百五十円(法第百条の二第二項に規定する普通自動車の運転について必要な技能について行う試験を公安委員会が提供する自動車を使用して受ける場合にあつては、千三百五十円
 
大型自動二輪車免許 又は普通自動二輪車免許に係る再試験
六百円(法第百条の二第二項に規定する大型自動二輪車 又は普通自動二輪車の運転について必要な技能について行う試験を公安委員会が提供する自動車を使用して受ける場合にあつては、千九百円
千五十円(法第百条の二第二項に規定する大型自動二輪車 又は普通自動二輪車の運転について必要な技能について行う試験を公安委員会が提供する自動車を使用して受ける場合にあつては、千二百円
 
原動機付自転車免許に係る再試験
四百五十円
五百五十円
免許証交付手数料
第一種運転免許 又は第二種運転免許に係る免許証
千百五十円(第三十三条の六の二第六号に掲げるやむを得ない理由のため免許証の更新を受けることができなかつた者であつて、法第九十七条の二第一項第三号に該当して同項の規定の適用を受けたものに対する交付にあつては、八百円
九百円(法第九十二条第一項後段の規定により、一の種類の免許に係る免許証に 他の種類の免許に係る事項を記載して その種類の免許に係る免許証の交付に代える場合にあつては、九百円に、当該 他の種類の免許に係る事項を記載するごとに二百円を加えた額
仮運転免許に係る免許証
四百円
七百五十円
免許証再交付手数料
第一種運転免許 又は第二種運転免許に係る免許証
千百五十円
千百円
仮運転免許に係る免許証
四百円
七百五十円
免許証更新手数料
免許証の更新(法第百一条の二の二第一項の規定により免許証の更新の申請をする場合を除く。
千三百円
千二百円
 
免許証の更新(法第百一条の二の二第一項の規定により免許証の更新の申請をする場合
千二百五十円
千三百円
経由手数料
二百円
三百五十円
認知機能検査手数料
四百円
六百五十円
運転技能検査手数料
 
千五十円
二千五百円
審査手数料
七百円(公安委員会が提供する自動車を使用して受ける場合にあつては、二千円
七百円(公安委員会が提供する自動車を使用して受ける場合にあつては、八百五十円
技能検定員資格者証交付手数料
二百円
九百五十円
技能検定員審査手数料
大型自動車免許、中型自動車免許 又は準中型自動車免許に係る法第九十九条の二第四項第一号イの規定による審査(以下「技能検定員審査」という。
二千九百五十円
二万四百五十円
 
普通自動車免許に係る技能検定員審査
千百円
一万八千四百円
 
特定第一種運転免許に係る技能検定員審査
千二百円
一万三千五百円
 
大型自動車第二種免許、中型自動車第二種免許 又は普通自動車第二種免許に係る技能検定員審査で、これらの免許に対応する第一種運転免許に係る技能検定員資格者証の交付を受けている者に対するもの(以下「大型自動車第二種免許等に係る技能検定員審査」という。
三千百五十円
一万八千三百五十円
教習指導員資格者証交付手数料
二百円
九百五十円
教習指導員審査手数料
大型自動車免許、中型自動車免許 又は準中型自動車免許に係る法第九十九条の三第四項第一号イの規定による審査(以下「教習指導員審査」という。
二千七百円
一万千八百五十円
普通自動車免許に係る教習指導員審査
千円
一万八百五十円
特定第一種運転免許に係る教習指導員審査
千二百円
八千四百五十円
大型自動車第二種免許、中型自動車第二種免許 又は普通自動車第二種免許に係る教習指導員審査で、これらの免許に対応する第一種運転免許に係る教習指導員資格者証の交付を受けている者に対するもの(以下「大型自動車第二種免許等に係る教習指導員審査」という。
三千五十円
九千四百円
国外運転免許証交付手数料
九百円
千四百五十円
講習手数料
法第百八条の二第一項第一号に掲げる講習
講習一時間について四百五十円
講習一時間について三百円
 
法第百八条の二第一項第二号に掲げる講習
講習一時間について千五十円
講習一時間について千三百円
 
法第百八条の二第一項第三号に掲げる講習
講習一時間について七百円
講習一時間について千二百五十円
 
法第百八条の二第一項第四号に掲げる講習
大型自動車免許、中型自動車免許 又は準中型自動車免許に係る講習(準中型自動車免許に係る講習にあつては、普通自動車免許を受けている者に対するものに限る。
講習一時間について二千四百五十円
講習一時間について二千円
  
準中型自動車免許に係る講習(普通自動車免許を受けている者に対するものを除く。
講習一時間について千八百五十円
講習一時間について千六百五十円
  
普通自動車免許に係る講習
講習一時間について千四百五十円
講習一時間について千三百五十円
 
法第百八条の二第一項第五号に掲げる講習
大型自動二輪車免許に係る講習
講習一時間について二千八百円
講習一時間について千三百五十円
 
普通自動二輪車免許に係る講習
講習一時間について二千六百五十円
講習一時間について千三百五十円
 
法第百八条の二第一項第六号に掲げる講習
講習一時間について五百円
講習一時間について千円
 
法第百八条の二第一項第七号に掲げる講習
講習一時間について千五百五十円
講習一時間について千五百五十円
 
法第百八条の二第一項第八号に掲げる講習
講習一時間について千円
講習一時間について四百円
 
法第百八条の二第一項第九号に掲げる講習
講習一時間について四百五十円
講習一時間について三百円
 
法第百八条の二第一項第十号に掲げる講習
準中型自動車免許に係る講習
講習一時間について六百円
講習一時間について千五百五十円
 
普通自動車免許に係る講習
講習一時間について五百円
講習一時間について千五百五十円
  
大型自動二輪車免許に係る講習
講習一時間について千百五十円
講習一時間について千五百五十円
  
普通自動二輪車免許に係る講習
講習一時間について千円
講習一時間について千五百五十円
  
原動機付自転車免許に係る講習
講習一時間について八百五十円
講習一時間について千六百円
 
法第百八条の二第一項第十一号に掲げる講習
法第九十二条の二第一項の表の備考一の2に規定する優良運転者に対する講習
二百円
三百円
  
法第九十二条の二第一項の表の備考一の3に規定する一般運転者に対する講習
三百円
五百円
  
法第九十二条の二第一項の表の備考一の4に規定する違反運転者等に対する講習
六百円(国家公安委員会規則で定める第三十三条の七第二項の基準に該当しない者に対する講習にあつては、三百円
七百五十円(国家公安委員会規則で定める第三十三条の七第二項の基準に該当しない者に対する講習にあつては、五百円
 
法第百八条の二第一項第十二号に掲げる講習
法第七十一条の五第三項に規定する普通自動車対応免許(以下 この表において「普通自動車対応免許」という。)を受けている者(法第九十七条の二第一項第三号イ 及びハに掲げる者 並びに法第百一条の四第三項の規定の適用を受ける者を除く。)に対する講習
二千五十円
四千四百円
  
普通自動車対応免許を受けている者(法第九十七条の二第一項第三号イ 若しくはハに掲げる者 又は 法第百一条の四第三項の規定の適用を受ける者に限る。)又は第一種運転免許 若しくは第二種運転免許であつて普通自動車対応免許以外のもののみを受けている者に対する講習
六百五十円
二千二百五十円
 
法第百八条の二第一項第十三号に掲げる講習
四千八百円(当該講習が国家公安委員会規則で定めるものである場合にあつては、三千五百五十円
七千七百円(当該講習が国家公安委員会規則で定めるものである場合にあつては、五千五百円
 
若年運転者講習
講習一時間について九百円
講習一時間について千三百五十円
 
法第百八条の二第一項第十五号 又は第十六号に掲げる講習
講習一時間について五百五十円
講習一時間について千四百五十円
通知手数料
八百五十円
五十円
備考 一の種類の免許に係る免許証に 他の種類の免許に係る事項を記載した免許証の再交付は、一の免許証の再交付とする。
2項

技能検定員審査を受けようとする者が次の表の第一欄に掲げる審査細目についての審査を免除される者である場合にあつては、法第百十二条第一項の物件費 及び施設費に対応する部分として政令で定める額又は人件費に対応する部分として政令で定める額は、前項の表技能検定員審査手数料の項の第三欄 又は第四欄の規定にかかわらず、次の表の第二欄に掲げる区分に応じて、それぞれ前項の表技能検定員審査手数料の項の第三欄 又は第四欄に定める額から、次の表の第三欄 又は第四欄に定める額を減じた額とする。

審査細目
区分
物件費 及び施設費に対応する額から 減ずる額
人件費に対応する額から 減ずる額
一 技能検定員として必要な自動車の運転技能
大型自動車免許、中型自動車免許 又は準中型自動車免許に係る技能検定員審査
三百円
三千七百円
普通自動車免許に係る技能検定員審査
百円
三千四百五十円
特定第一種運転免許に係る技能検定員審査
五十円
千二百円
大型自動車第二種免許等に係る技能検定員審査
百五十円
四千百円
二 自動車の運転技能に関する観察 及び採点の技能
大型自動車免許、中型自動車免許 又は準中型自動車免許に係る技能検定員審査
三百円
六千四百円
普通自動車免許に係る技能検定員審査
百円
六千円
特定第一種運転免許に係る技能検定員審査
五十円
二千五十円
大型自動車第二種免許等に係る技能検定員審査
百五十円
七千二百五十円
三 法第百八条の二十八第四項に規定する 教則の内容となつている事項
大型自動車免許、中型自動車免許 又は準中型自動車免許に係る技能検定員審査
 
二千五百円
普通自動車免許に係る技能検定員審査
 
二千円
特定第一種運転免許に係る技能検定員審査
 
二千円
四 自動車教習所に関する法令についての知識
大型自動車免許、中型自動車免許 又は準中型自動車免許に係る技能検定員審査
 
二千五百円
普通自動車免許に係る技能検定員審査
 
二千円
特定第一種運転免許に係る技能検定員審査
 
二千円
五 技能検定の実施に関する知識
大型自動車免許、中型自動車免許 又は準中型自動車免許に係る技能検定員審査
 
二千三百五十円
普通自動車免許に係る技能検定員審査
 
千九百円
特定第一種運転免許に係る技能検定員審査
 
二千六百五十円
六 自動車の運転技能の評価方法に関する知識
大型自動車免許、中型自動車免許 又は準中型自動車免許に係る技能検定員審査
 
千八百円
普通自動車免許に係る技能検定員審査
 
二千五十円
特定第一種運転免許に係る技能検定員審査
 
二千五百五十円
大型自動車第二種免許等に係る技能検定員審査
 
三千七百円
七 道路運送法第二条第三項に規定する 旅客自動車運送事業 及び自動車運転代行業の業務の適正化に関する法律第二条第一項に規定する 自動車運転代行業に関する法令についての知識
大型自動車第二種免許等に係る技能検定員審査
 
二千五百五十円
備考
一 技能検定員審査を受けようとする者が 一の項 及び二の項の第一欄に掲げる審査細目についての審査のいずれをも免除される者である場合にあつては、一の項 及び二の項の第三欄 及び第四欄に定めるところによるほか、前項の表技能検定員審査手数料の項の第三欄に定める額から 更に大型自動車免許、中型自動車免許 又は準中型自動車免許に係る技能検定員審査については二千百五十円を、普通自動車免許に係る技能検定員審査については七百円を、特定第一種運転免許に係る技能検定員審査については九百円を、大型自動車第二種免許等に係る技能検定員審査については二千七百円を減ずるものとし、前項の表技能検定員審査手数料の項の第四欄に定める額から 更に大型自動車免許、中型自動車免許 又は準中型自動車免許に係る技能検定員審査については二百円を、普通自動車免許に係る技能検定員審査については二百円を、特定第一種運転免許に係る技能検定員審査については二百円を、大型自動車第二種免許等に係る技能検定員審査については二百円を減ずるものとする。
二 技能検定員審査を受けようとする者が 三の項 及び四の項の第一欄に掲げる審査細目についての審査のいずれをも免除される者である場合にあつては、三の項 及び四の項の第三欄 及び第四欄に定めるところによるほか、前項の表技能検定員審査手数料の項の第四欄に定める額から 更に大型自動車免許、中型自動車免許 又は準中型自動車免許に係る技能検定員審査については五百円を、普通自動車免許に係る技能検定員審査については三百円を、特定第一種運転免許に係る技能検定員審査については三百円を減ずるものとする。
3項

教習指導員審査を受けようとする者が次の表の第一欄に掲げる審査細目についての審査を免除される者である場合にあつては、法第百十二条第一項の物件費 及び施設費に対応する部分として政令で定める額 又は人件費に対応する部分として政令で定める額は、第一項の表教習指導員審査手数料の項の第三欄 又は第四欄の規定にかかわらず、次の表の第二欄に掲げる区分に応じて、それぞれ第一項の表教習指導員審査手数料の項の第三欄 又は第四欄に定める額から、次の表の第三欄 又は第四欄に定める額を減じた額とする。

審査細目
区分
物件費 及び施設費に対応する額から 減ずる額
人件費に対応する額から 減ずる額
一 教習指導員として必要な自動車の運転技能
大型自動車免許、中型自動車免許 又は準中型自動車免許に係る教習指導員審査
三百円
三千七百円
普通自動車免許に係る教習指導員審査
百円
三千四百五十円
特定第一種運転免許に係る教習指導員審査
五十円
千二百円
大型自動車第二種免許等に係る教習指導員審査
百五十円
四千百円
二 技能教習に必要な教習の技能
大型自動車免許、中型自動車免許 又は準中型自動車免許に係る教習指導員審査
五十円
千三百五十円
普通自動車免許に係る教習指導員審査
 
千三百円
特定第一種運転免許に係る教習指導員審査
五十円
千三百円
大型自動車第二種免許等に係る教習指導員審査
五十円
二千円
三 学科教習に必要な教習の技能
大型自動車免許、中型自動車免許 又は準中型自動車免許に係る教習指導員審査
 
千三百円
普通自動車免許に係る教習指導員審査
 
千二百五十円
特定第一種運転免許に係る教習指導員審査
 
千二百五十円
四 法第百八条の二十八第四項に規定する 教則の内容となつている事項 その他自動車の運転に関する知識
大型自動車免許、中型自動車免許 又は準中型自動車免許に係る教習指導員審査
 
千六百円
普通自動車免許に係る教習指導員審査
 
千三百五十円
特定第一種運転免許に係る教習指導員審査
 
千三百円
五 自動車教習所に関する法令についての知識
大型自動車免許、中型自動車免許 又は準中型自動車免許に係る教習指導員審査
 
千六百円
普通自動車免許に係る教習指導員審査
 
千三百五十円
特定第一種運転免許に係る教習指導員審査
 
千三百円
六 教習指導員として必要な教育についての知識
大型自動車免許、中型自動車免許 又は準中型自動車免許に係る教習指導員審査
 
千五百円
普通自動車免許に係る教習指導員審査
 
千三百円
特定第一種運転免許に係る教習指導員審査
 
千二百五十円
七 道路運送法第二条第三項に規定する 旅客自動車運送事業 及び自動車運転代行業の業務の適正化に関する法律第二条第一項に規定する 自動車運転代行業に関する法令についての知識
大型自動車第二種免許等に係る教習指導員審査
 
二千五百五十円
備考
一 教習指導員審査を受けようとする者が 一の項 及び二の項の第一欄に掲げる審査細目についての審査のいずれをも免除される者である場合にあつては、一の項 及び二の項の第三欄 及び第四欄に定めるところによるほか、第一項の表教習指導員審査手数料の項の第三欄に定める額から 更に大型自動車免許、中型自動車免許 又は準中型自動車免許に係る教習指導員審査については二千二百円を、普通自動車免許に係る教習指導員審査については七百円を、特定第一種運転免許に係る教習指導員審査については九百円を、大型自動車第二種免許等に係る教習指導員審査については二千六百五十円を減ずるものとし、第一項の表教習指導員審査手数料の項の第四欄に定める額から 更に大型自動車免許、中型自動車免許 又は準中型自動車免許に係る教習指導員審査については二百円を、普通自動車免許に係る教習指導員審査については二百円を、特定第一種運転免許に係る教習指導員審査については二百円を、大型自動車第二種免許等に係る教習指導員審査については二百円を減ずるものとする。
二 教習指導員審査を受けようとする者が 四の項 及び五の項の第一欄に掲げる審査細目についての審査のいずれをも免除される者である場合にあつては、四の項 及び五の項の第三欄 及び第四欄に定めるところによるほか、第一項の表教習指導員審査手数料の項の第四欄に定める額から 更に大型自動車免許、中型自動車免許 又は準中型自動車免許に係る教習指導員審査については百五十円を、普通自動車免許に係る教習指導員審査については百五十円を、特定第一種運転免許に係る教習指導員審査については百五十円を減ずるものとする。
1項

法第五十一条の六第一項の規定による報告の受理 及び通報、同条第二項の規定による通知 並びに法第七十五条の二十九第百六条第百七条の六 及び第百八条の三の六の規定による報告の受理 及び通報に関する事務は、警察庁長官が行う。

1項

法の規定により道公安委員会の権限に属する事務は、次に掲げるものを除き、道警察本部の所在地を包括する方面を除く方面については、当該方面公安委員会が行う。

一 号
  • 法第四十五条第一項ただし書、
  • 第四十九条の五
  • 第五十七条第二項
  • 第六十条
  • 第七十一条第六号
  • 第七十六条第四項第七号
  • 第七十七条第一項第四号
  • 第百三条第三項第百四条の二の三第五項 及び第八項 並びに第百七条の五第九項において準用する場合を含む。)、
  • 第百四条第一項
  • 第百七条の五第四項
  • 第百八条の三十第一項

及び第百十四条の三の規定による公安委員会の定めに関する事務

二 号

全国的な幹線道路における交通の規制で、信号機の設置 及び管理によるもの並びに

  • 法第二条第一項第七号
  • 第四条第三項
  • 第八条第一項
  • 第十七条第四項 及び第五項第四号
  • 第二十条第一項ただし書 及び第二項
  • 第二十条の二第一項
  • 第二十一条第二項第三号
  • 第二十二条
  • 第二十三条
  • 第二十五条の二第二項
  • 第二十六条の二第三項
  • 第三十条
  • 第三十四条第一項第二項第四項 及び第五項
  • 第三十五条第一項
  • 第三十五条の二
  • 第三十六条第二項
  • 第四十四条第一項
  • 第四十五条第一項
  • 第七十五条の四
  • 第七十五条の六第一項

並びに第七十五条の八の二第二項 及び第三項の道路標識等によるものに関する事務

三 号
  • 法第五十一条の八第一項の登録、
  • 同条第六項の更新、
  • 法第五十一条の九の命令、
  • 法第五十一条の十の取消し

並びに法第五十一条の十一の報告 及び検査に関する事務

四 号

法第百八条の三十一第一項の指定、同条第三項の命令 及び同条第四項の取消しに関する事務

2項

方面公安委員会は、前項の規定により方面公安委員会が行う処分に係る聴聞を行い、又は同項の規定により法第百四条第一項の規定による意見の聴取を行うに当たつては、道公安委員会が定める手続に従うものとする。

1項

法第百十四条の四第三項の政令で定める要件は、十八歳以上の者で、道路の交通に関する法令 その他交通巡視員としての職務に必要な事項に関する教育訓練を受けたものであることとする。

2項

法第百十四条の四第四項の政令で定める基準は、警察官に対して支給し、又は貸与する被服 又は装備品について定めるところに準ずるものとする。


ただし、装備品については、階級章に代えて交通巡視員章を貸与するものとし、手錠、警棒、けん銃 及びけん銃つりひもは貸与しないものとする。

1項

災害対策基本法施行令昭和三十七年政令第二百八十八号)第三十三条の二の規定は、法第百十四条の五第二項において準用する災害対策基本法昭和三十六年法律第二百二十三号第七十六条の五の規定による国家公安委員会の指示について準用する。


この場合において、

同令第三十三条の二中
法第七十六条第二項に規定する通行禁止等」とあるのは
道路交通法第百十四条の五第一項の規定による通行の禁止 又は制限」と、

災害応急対策」とあるのは
「我が国に対する外部からの武力攻撃を排除するための行動」と

読み替えるものとする。

1項

法第百十七条の二の二第一項第三号の政令で定める身体に保有するアルコールの程度は、血液一ミリリットルにつき〇・三ミリグラム 又は呼気一リットルにつき〇・一五ミリグラムとする。

第八章 反則行為に関する処理手続の特例

1項

法第百二十五条第一項の政令で定める反則行為の種別及び同条第三項の政令で定める反則金の額は、別表第六に定めるとおりとする。

1項

法第百二十六条第一項に規定する書面(以下「告知書」という。)には、次に掲げる事項を記載するものとする。

一 号
告知書の番号
二 号
告知の年月日
三 号

告知をする警察官等の所属、階級(交通巡視員にあつては、その旨)及び氏名

四 号

告知を受ける者の住所、氏名 及び生年月日

五 号

通告を受けるための出頭の期日 及び場所並びに法第百二十九条第二項の規定による通告が行なわれる場所

六 号

反則行為が行なわれた日時 及び場所、反則行為に係る車両等 その他反則行為となるべき事実

七 号
反則行為の種別
八 号

反則金に相当する金額並びに仮納付の期限、場所 及び方法

九 号

法第九章に定める手続を理解させるため必要な事項

2項

告知書の様式は、内閣府令で定める。

1項

法第百二十七条第一項 又は第二項後段に規定する書面(以下「通告書」という。)には、次に掲げる事項を記載するものとする。

一 号
通告の年月日
二 号

通告に係る告知書の番号 及び告知の年月日

三 号

通告を受ける者の住所、氏名 及び生年月日

四 号

反則行為が行なわれた日時 及び場所、反則行為に係る車両等その他反則行為となるべき事実

五 号
反則行為の種別
六 号

反則金(法第百二十七条第一項後段の規定による通告を受ける者にあつては、反則金 及び通告書の送付に要する費用。以下同じ。)の額

七 号

反則金の納付の期限、場所 及び方法

2項

通告書を送付するときは、前項第一号の通告の年月日については、通告書が通常到達すべき日を考慮して記載するものとし、同項第七号の反則金の納付の期限については、当該通告書に記載された通告の日の翌日から起算して十日を経過する日を記載するものとする。

3項

通告書を送付するときは、配達証明郵便 又は民間事業者による信書の送達に関する法律平成十四年法律第九十九号第二条第六項に規定する一般信書便事業者若しくは同条第九項に規定する特定信書便事業者の提供する同条第二項に規定する信書便の役務のうち配達証明郵便に準ずるものとして国家公安委員会規則で定めるものに付して行うものとする。

4項

通告書の様式は、内閣府令で定める。

1項

通告書を送付した場合における法第百二十七条第一項 又は第二項後段の規定による通告は、前条第二項の規定により記載された通告の日前に通告書の送付を受けた者については、当該記載された通告の日に効力を生ずるものとし、同日後に通告書の送付を受けた者については、その送付を受けた日に効力を生ずるものとする。

1項

法第百二十七条第一項後段に規定する通告書の送付に要する費用は、配達証明郵便に付して送付する場合にあつては第一種郵便物の料金、書留の料金 及び配達証明の料金とし、第四十七条第三項の国家公安委員会規則で定める役務に付して送付する場合にあつては当該送付の料金とする。

1項

法第百二十七条第二項前段に規定する書面(以下「通知書」という。)には、次に掲げる事項を記載するものとする。

一 号
通知の年月日
二 号

通知に係る告知書の番号 及び告知の年月日

三 号

通知を受ける者の住所、氏名 及び生年月日

四 号

告知に係る種別に属する反則行為をした反則者でないと認めた旨及びその理由

2項

通知書の様式は、内閣府令で定める。

1項

法第百二十八条第一項の政令で定めるやむを得ない理由は、災害により納付の場所への交通が途絶していたこと その他これに準ずる理由で法第百二十七条第一項 又は第二項後段の規定により通告を受けた者の住所地を管轄する警視総監 又は道府県警察本部長(以下「警察本部長」という。)がやむを得ないと認める事情があつたこととする。

1項

法第百二十七条第一項 又は第二項後段の規定により通告をするときは、内閣府令で定める様式の納付書を交付するものとする。

2項
次に掲げる者は、その者の住所地を管轄する警察本部長から内閣府令で定める様式の納付書の交付を受けなければならない。
一 号

第四十七条第二項の規定により記載された通告の日後に通告書の送付を受けたことにより、当該通告書に記載された反則金の納付の期限後に反則金を納付しようとする者

二 号

前条に規定するやむを得ない理由のため通告を受けた日の翌日から起算して十日以内に反則金を納付することができなかつた者で、反則金を納付しようとするもの

3項

法第百二十八条第一項の規定による反則金の納付は、次の各号に掲げる方法のいずれかの方法により、当該各号に定める者に対して行わなければならない。

一 号

第一項の納付書(前項各号に掲げる者にあつては、同項の納付書)による方法

日本銀行(国の歳入金の受入れを取り扱う代理店を含む。

二 号

第一項の通告に係る反則行為が行われた地を管轄する都道府県警察(当該通告が法第百二十六条第三項ただし書に規定する告知に係るものである場合にあつては、同項ただし書に規定する都道府県警察)の職員のうち会計法昭和二十二年法律第三十五号)第四十八条第一項の規定により反則金の収納に関する事務を行うこととされたものの預金 又は貯金の口座であつて、当該事務のために管理するものとして当該都道府県警察の警察本部長が公示したものへの振込み(当該反則行為をした者の氏名 その他内閣府令で定める事項を明らかにして行うものに限る)の方法

当該職員

4項
反則金の納付は、分割して行うことができない。
5項

第一項の規定により納付書の交付を受けた者は、納付書を亡失し、滅失し、汚損し、又は破損したときは、その者の住所地を管轄する警察本部長に納付書の再交付を申請することができる。

6項

第一項第三項 及び第四項の規定は、法第百二十九条第一項の規定による仮納付について準用する。


この場合において、

第一項
法第百二十七条第一項 又は第二項後段の規定により通告」とあるのは
法第百二十六条第一項 又は第四項の規定により告知」と、

第三項第一号
納付書(前項各号に掲げる者にあつては、同項の納付書)」とあるのは
「納付書」と、

同項第二号
通告」とあるのは
「告知」と、

告知に係るもの」とあるのは
「もの」と

読み替えるものとする。

1項

法第百三十条の二第一項の規定による家庭裁判所の指示に係る反則金の納付をしようとする者は、同条第二項の書面を提示して、その指示をした家庭裁判所 又はその支部の所在地を管轄する警察本部長から内閣府令で定める様式の納付書の交付を受けなければならない。


ただし、当該警察本部長からその交付を受けることが困難であるときは、その者の住所地を管轄する警察本部長からその交付を受けることができる。

2項

第五十一条 並びに前条第二項第二号 及び第三項から第五項までの規定は、法第百三十条の二第三項において準用する法第百二十八条第一項の規定による反則金の納付について準用する。


この場合において、

前条第二項第二号
通告を受けた日の翌日から起算して十日以内」とあるのは
「法第百三十条の二第一項の規定により定められた期限まで」と、

同条第三項第一号
第一項」とあるのは
次条第一項」と、

前項各号」とあるのは
同条第二項において読み替えて準用する前項第二号」と、

同項第二号
第一項の通告に係る反則行為が行われた地」とあるのは
法第百三十条の二第一項の規定による指示をした家庭裁判所 又はその支部の所在地」と、

(当該通告が法第百二十六条第三項ただし書に規定する告知に係るものである場合にあつては、同項ただし書に規定する都道府県警察)の職員」とあるのは
「の職員」と、

反則行為を」とあるのは
「指示に係る反則行為を」と、

同条第五項
第一項」とあるのは
次条第一項」と

読み替えるものとする。

1項

法第百二十九条第二項の規定による通告は、告知書に記載された当該通告が行なわれる場所に設けられた都道府県警察の掲示板に内閣府令で定める様式の書面を掲示して行なうものとする。

2項

前項の通告は、告知書の番号 及び告知の年月日により通告を受ける者を特定して行なうものとする。

3項

第一項の通告は、同項の規定による掲示を始めた日から起算して三日を経過した日に効力を生ずるものとする。

1項

法第百二十九条の二の政令で定める日は、次に掲げるとおりとする。

一 号

国民の祝日に関する法律に規定する休日

二 号

十二月三十一日から翌年の一月三日までの日(前号に掲げる日を除く

三 号
土曜日
1項

法第九章の規定により道警察本部長の権限に属する事務は、道警察本部の所在地を包括する方面を除く方面については、当該方面本部長が行なう。


ただし、警察官等がその所属する方面本部の管轄する方面(当該警察官等が方面本部に所属しない場合にあつては、道警察本部の所在地を包括する方面以外の区域において反則行為をしたと認めた者に対し告知をした事案で、道警察本部長が定めたものについては、当該警察官等の所属する方面本部の方面本部長(当該警察官等が方面本部に所属しない場合にあつては、道警察本部長)が行なうものとする。