健康保険法

# 大正十一年法律第七十号 #
略称 : 健保法 

第二百五条の四 # 基金等への事務の委託

@ 施行日 : 令和六年四月一日 ( 2024年 4月1日 )
@ 最終更新 : 令和五年法律第三十一号による改正

1項

保険者は、第七十六条第五項第八十五条第九項第八十五条の二第五項第八十六条第四項第百十条第七項 及び第百四十九条において準用する場合を含む。第一号において同じ。)及び第八十八条第十一項第百十一条第三項 及び第百四十九条において準用する場合を含む。同号において同じ。)に規定する事務のほか、次に掲げる事務を基金 又は国保連合会に委託することができる。

一 号

第四章の規定による保険給付 及び第五章第三節の規定による日雇特例被保険者に係る保険給付のうち厚生労働省令で定めるものの支給に関する事務(第七十六条第五項 及び第八十八条第十一項に規定する事務を除く

二 号

第四章の規定による保険給付 及び第五章第三節の規定による日雇特例被保険者に係る保険給付の支給、第六章の規定による保健事業 及び福祉事業の実施、第百五十五条の規定による保険料の徴収 その他の厚生労働省令で定める事務に係る被保険者 若しくは被保険者であった者 又はこれらの被扶養者(次号において「被保険者等」という。)に係る情報の収集 又は整理に関する事務

三 号

第四章の規定による保険給付 及び第五章第三節の規定による日雇特例被保険者に係る保険給付の支給、第六章の規定による保健事業 及び福祉事業の実施、第百五十五条の規定による保険料の徴収 その他の厚生労働省令で定める事務に係る被保険者等に係る情報の利用 又は提供に関する事務

2項

保険者は、前項の規定により同項第二号 又は第三号に掲げる事務を委託する場合は、他の社会保険診療報酬支払基金法第一条に規定する保険者 及び法令の規定により医療に関する給付 その他の事務を行う者であって厚生労働省令で定めるものと共同して委託するものとする。