健康保険法

# 大正十一年法律第七十号 #
略称 : 健保法 

第百三条 # 出産手当金と傷病手当金との調整

@ 施行日 : 令和六年四月一日 ( 2024年 4月1日 )
@ 最終更新 : 令和五年法律第三十一号による改正

1項

出産手当金を支給する場合(第百八条第三項 又は第四項に該当するときを除く)においては、その期間、傷病手当金は、支給しない。


ただし、その受けることができる出産手当金の額(同条第二項ただし書の場合においては、同項ただし書に規定する報酬の額と同項ただし書の規定により算定される出産手当金の額との合算額)が、第九十九条第二項の規定により算定される額より少ないときは、その差額を支給する。

2項

出産手当金を支給すべき場合において傷病手当金が支払われたときは、その支払われた傷病手当金(前項ただし書の規定により支払われたものを除く)は、出産手当金の内払とみなす。