収用委員会が第二十条第四項に規定する期間内に裁決をしない場合において、起業者の申立てがあつたときは、収用委員会は、土地収用法第三十九条第一項の規定による申請に係る事件を国土交通大臣に送らなければならない。
公共用地の取得に関する特別措置法
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昭和三十六年法律第百五十号
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第三十八条の二 # 国土交通大臣への事件の送致
@ 施行日 : 令和四年四月一日
( 2022年 4月1日 )
@ 最終更新 :
令和二年法律第四十九号による改正
前項の規定による申立ては、国土交通省令で定める様式に従い、書面でしなければならない。
第一項の規定は、収用委員会が同項の規定による申立てがあつた日から一月以内において裁決を行うべき期日を定め、これを起業者に通知した場合においては、収用委員会において当該事件について引き続き審理し、裁決をすることを妨げるものではない。
収用委員会は、第一項の規定により事件を国土交通大臣に送るときは、国土交通省令で定める書類を国土交通大臣に送付しなければならない。
収用委員会は、第一項の規定により事件を国土交通大臣に送つたときは、起業者、土地所有者 及び関係人にその旨を通知するとともに、国土交通省令で定めるところにより公告しなければならない。
起業者は、第一項の規定による申立てをしたときは、第二十条第一項の規定による申立てに係る不作為についての審査請求をすることができない。