公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律

# 平成十八年法律第四十九号 #
略称 : 公益法人法  公益法人認定法 

第二十九条 # 公益認定の取消し

@ 施行日 : 令和四年九月一日 ( 2022年 9月1日 )
@ 最終更新 : 令和元年法律第七十一号による改正

1項

行政庁は、公益法人が次のいずれかに該当するときは、その公益認定を取り消さなければならない。

一 号

第六条各号第二号除く)のいずれかに該当するに至ったとき。

二 号

偽りその他不正の手段により公益認定、第十一条第一項の変更の認定 又は第二十五条第一項の認可を受けたとき。

三 号

正当な理由がなく、前条第三項の規定による命令に従わないとき。

四 号

公益法人から公益認定の取消しの申請があったとき。

2項

行政庁は、公益法人が次のいずれかに該当するときは、その公益認定を取り消すことができる。

一 号

第五条各号に掲げる基準のいずれかに適合しなくなったとき。

二 号

前節の規定を遵守していないとき。

三 号

前二号のほか、法令 又は法令に基づく行政機関の処分に違反したとき。

3項

前条第五項の規定は、前二項の規定による公益認定の取消しをしようとする場合について準用する。

4項

行政庁は、第一項 又は第二項の規定により公益認定を取り消したときは、内閣府令で定めるところにより、その旨を公示しなければならない。

5項

第一項 又は第二項の規定による公益認定の取消しの処分を受けた公益法人は、その名称中の公益社団法人 又は公益財団法人という文字をそれぞれ一般社団法人 又は一般財団法人と変更する定款の変更をしたものとみなす。

6項

行政庁は、第一項 又は第二項の規定による公益認定の取消しをしたときは、遅滞なく、当該公益法人の主たる事務所の所在地を管轄する登記所に当該公益法人の名称の変更の登記を嘱託しなければならない。

7項

前項の規定による名称の変更の登記の嘱託書には、当該登記の原因となる事由に係る処分を行ったことを証する書面を添付しなければならない。