公職選挙法

# 昭和二十五年法律第百号 #

第三十条の二 # 在外選挙人名簿

@ 施行日 : 令和六年四月一日 ( 2024年 4月1日 )
@ 最終更新 : 令和四年法律第五十二号による改正

1項

市町村の選挙管理委員会は、選挙人名簿のほか、在外選挙人名簿の調製 及び保管を行う。

2項

在外選挙人名簿は、永久に据え置くものとし、かつ、衆議院議員 及び参議院議員の選挙を通じて一の名簿とする。

3項

市町村の選挙管理委員会は、第三十条の五第一項の規定による申請に基づき在外選挙人名簿の登録を行い、及び同条第四項の規定による申請に基づき在外選挙人名簿への登録の移転(選挙人名簿から抹消すると同時に在外選挙人名簿の登録を行うことをいう。以下同じ。)を行うものとする。

4項

在外選挙人名簿は、政令で定めるところにより、磁気ディスクをもつて調製することができる。

5項

選挙を行う場合において必要があるときは、在外選挙人名簿の抄本(前項の規定により磁気ディスクをもつて在外選挙人名簿を調製している市町村の選挙管理委員会にあつては、当該在外選挙人名簿に記録されている全部 若しくは一部の事項 又は当該事項を記載した書類。第二百五十五条の四第一項第一号 及び第二百七十条第一項第三号において同じ。)を用いることができる。