議定書第六条(4)の規定により日本国を指定する国際登録の対象であつた商標について、当該国際登録において指定されていた商品 又は役務の全部 又は一部について当該国際登録が取り消されたときは、当該国際登録の名義人であつた者は、当該商品 又は役務の全部 又は一部について商標登録出願をすることができる。
商標法
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昭和三十四年法律第百二十七号
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第六十八条の三十二 # 国際登録の取消し後の商標登録出願の特例
@ 施行日 : 令和五年四月一日
( 2023年 4月1日 )
@ 最終更新 :
令和三年法律第四十二号による改正
前項の規定による商標登録出願は、次の各号のいずれにも該当するときは、同項の国際登録の国際登録の日(同項の国際登録が事後指定に係るものである場合は当該国際登録に係る事後指定の日)にされたものとみなす。
一
号
二
号
三
号
前項の商標登録出願が同項の国際登録が取り消された日から三月以内にされたものであること。
商標登録を受けようとする商標が前項の国際登録の対象であつた商標と同一であること。
前項の商標登録出願に係る指定商品 又は指定役務が同項の国際登録において指定されていた商品 又は役務の範囲に含まれていること。
第一項の国際登録に係る国際商標登録出願についてパリ条約第四条の規定による優先権が認められていたときは、同項の規定による商標登録出願に当該優先権が認められる。
第一項の国際登録に係る国際商標登録出願について第九条の三 又は第十三条第一項において読み替えて準用する特許法第四十三条の三第二項の規定による優先権が認められていたときも、前項と同様とする。
第一項の規定による商標登録出願についての第十条第一項の規定の適用については、
同項中 「商標登録出願の一部」とあるのは、「商標登録出願の一部(第六十八条の三十二第一項の国際登録において指定されていた商品 又は役務の範囲に含まれているものに限る。)」と
する。
第一項の規定による商標登録出願をする者がその責めに帰することができない理由により第二項第一号に規定する期間内にその出願をすることができないときは、同号の規定にかかわらず、その理由がなくなつた日から十四日(在外者にあつては、二月)以内でその期間の経過後六月以内にその出願をすることができる。
前項の規定によりされた商標登録出願は、第二項第一号に規定する期間が満了する時にされたものとみなす。