孤独・孤立対策推進法

# 令和五年法律第四十五号 #

第二条 # 基本理念

@ 施行日 : 令和六年五月十七日 ( 2024年 5月17日 )
@ 最終更新 : 令和六年法律第二十七号による改正

1項
孤独・孤立対策は、次に掲げる事項を基本理念として行われなければならない。
一 号
孤独・孤立の状態は人生のあらゆる段階において何人にも生じ得るものであり、社会の変化により孤独・孤立の状態にある者の問題が深刻な状況にあることに鑑み、孤独・孤立の状態にある者の問題が社会全体の課題であるとの認識の下に、社会のあらゆる分野において孤独・孤立対策の推進を図ることが重要であることを旨とすること。
二 号

孤独・孤立の状態となる要因 及び孤独・孤立の状態が多様であることに鑑み、孤独・孤立の状態にある者 及びその家族等(以下「当事者等」という。)の立場に立って、当事者等の状況に応じた支援が継続的に行われるようにすることを旨とすること。

三 号
当事者等に対しては、その意向に沿って当事者等が社会 及び他者との関わりを持つことにより孤独・孤立の状態から脱却して日常生活 及び社会生活を円滑に営むことができるようになることを目標として、必要な支援が行われるようにすることを旨とすること。