建築基準法

# 昭和二十五年法律第二百一号 #
略称 : 建基法 

第百一条

@ 施行日 : 令和六年六月十九日 ( 2024年 6月19日 )
@ 最終更新 : 令和六年法律第五十三号による改正

1項

次の各号いずれかに該当する者は、百万円以下の罰金に処する。

一 号

第五条の六第一項から第三項まで 又は第五項の規定に違反した場合における当該建築物の工事施工者

二 号

第十二条第一項 若しくは第三項これらの規定を第八十八条第一項 又は第三項において準用する場合を含む。)又は第五項第二号に係る部分に限り、第八十八条第一項から第三項までにおいて準用する場合を含む。)の規定による報告をせず、又は虚偽の報告をした者

三 号

第十九条第二十八条第一項 若しくは第二項第三十一条第四十三条第一項第四十四条第一項第四十七条第五十二条第一項第二項 若しくは第七項第五十三条第一項 若しくは第二項第五十三条の二第一項第五十七条の五第三項において準用する場合を含む。)、第五十四条第一項第五十五条第一項第五十六条第一項第五十六条の二第一項第五十七条の四第一項第五十七条の五第一項第五十九条第一項 若しくは第二項第六十条第一項 若しくは第二項第六十条の二第一項 若しくは第二項第六十条の二の二第一項から第三項まで第六十条の三第一項 若しくは第二項第六十七条第三項 若しくは第五項から第七項まで 又は第六十八条第一項から第三項までの規定に違反した場合における当該建築物 又は建築設備の設計者(設計図書に記載された認定建築材料等の全部 又は一部として当該認定建築材料等の全部 又は一部と異なる建築材料 又は建築物の部分を引き渡した場合においては当該建築材料 又は建築物の部分を引き渡した者、設計図書を用いないで工事を施工し、又は設計図書に従わないで工事を施工した場合(設計図書に記載された認定建築材料等と異なる建築材料 又は建築物の部分を引き渡された場合において、当該建築材料 又は建築物の部分を使用して工事を施工した場合を除く)においては当該建築物 又は建築設備の工事施工者

四 号

第三十六条居室の採光面積、天井 及び床の高さ、床の防湿方法、階段の構造、便所の設置 及び構造 並びに浄化槽の構造に係る部分に限る)の規定に基づく政令の規定に違反した場合における当該建築物 又は建築設備の設計者(設計図書に記載された認定建築材料等の全部 又は一部として当該認定建築材料等の全部 又は一部と異なる建築材料 又は建築物の部分を引き渡した場合においては当該建築材料 又は建築物の部分を引き渡した者、設計図書を用いないで工事を施工し、又は設計図書に従わないで工事を施工した場合(設計図書に記載された認定建築材料等と異なる建築材料 又は建築物の部分を引き渡された場合において、当該建築材料 又は建築物の部分を使用して工事を施工した場合を除く)においては当該建築物 又は建築設備の工事施工者

五 号

第四十八条第一項から第十四項まで 又は第五十一条これらの規定を第八十八条第二項において準用する場合を含む。)の規定に違反した場合における当該建築物 又は工作物の建築主 又は築造主

六 号

第五十八条第一項の規定による制限に違反した場合における当該建築物の設計者(設計図書を用いないで工事を施工し、又は設計図書に従わないで工事を施工した場合においては、当該建築物の工事施工者

七 号

第六十八条の十八第二項第八十八条第一項において準用する場合を含む。)の規定に違反して、検査を行わず、検査記録を作成せず、虚偽の検査記録を作成し、又は検査記録を保存しなかつた者

八 号

第八十五条第三項の規定に違反した場合における当該建築物の建築主

九 号

第八十五条第四項 又は第五項の規定により特定行政庁が定めた期間を超えて応急仮設建築物を存続させた場合における当該建築物の所有者、管理者 又は占有者

十 号

第八十五条第六項 又は第七項の規定により特定行政庁が定めた期間を超えて仮設興行場等を存続させた場合における当該建築物の所有者、管理者 又は占有者

十一 号

第八十四条第一項の規定による制限 又は禁止に違反した場合における当該建築物の建築主

十二 号

第八十七条第二項 又は第三項において準用する第二十八条第一項第四十八条第一項から第十四項まで 又は第五十一条の規定に違反した場合における当該建築物の所有者、管理者 又は占有者

十三 号

第八十八条第二項において準用する第八十七条第二項 又は第三項において準用する第四十八条第一項から第十四項まで 又は第五十一条の規定に違反した場合における当該工作物の所有者、管理者 又は占有者

十四 号

第八十七条第三項において準用する第三十六条居室の採光面積 及び階段の構造に関して、第二十八条第一項 又は第三十五条の規定を実施し、又は補足するために安全上、防火上 及び衛生上必要な技術的基準に係る部分に限る)の規定に基づく政令の規定に違反した場合における当該建築物の所有者、管理者 又は占有者

十五 号

第八十七条の三第三項の規定に違反した場合における当該建築物の所有者、管理者 又は占有者

十六 号

第八十七条の三第四項 又は第五項の規定により特定行政庁が定めた期間を超えて当該建築物を災害救助用建築物 又は公益的建築物として使用した場合における当該建築物の所有者、管理者 又は占有者

十七 号

第八十七条の三第六項 又は第七項の規定により特定行政庁が定めた期間を超えて当該建築物を興行場等として使用した場合における当該建築物の所有者、管理者 又は占有者

十八 号

第九十条第一項第八十七条の四 又は第八十八条第一項において準用する場合を含む。)の規定に違反した者

2項

前項第三号第四号 又は第六号に規定する違反があつた場合において、その違反が建築主 又は建築設備の設置者の故意によるものであるときは、当該設計者 又は工事施工者を罰するほか、当該建築主 又は建築設備の設置者に対して同項の刑を科する。