植物防疫官は、有害動物 若しくは有害植物であることの疑いのある動植物(以下この項において「疑いのある動植物」という。)又は有害動物 若しくは有害植物が付着しているおそれがある植物、土 若しくは農機具 その他の農林水産省令で定める物品(以下「指定物品」という。)若しくはこれらの容器包装があると認めるときは、土地、貯蔵所、倉庫、事業所、船舶、車両 又は航空機に立ち入り、当該疑いのある動植物 並びに当該植物、土 及び指定物品 並びにこれらの容器包装等を検査し、関係者に質問し、又は検査のため必要な最少量に限り、当該疑いのある動植物 若しくは当該植物、土 若しくは指定物品 若しくはこれらの容器包装を無償で集取することができる。
植物防疫法
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昭和二十五年法律第百五十一号
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略称 : 植防法
第四条 # 植物防疫官の権限
@ 施行日 : 令和五年四月一日
( 2023年 4月1日 )
@ 最終更新 :
令和四年法律第三十六号による改正
前項の規定による検査の結果、有害動物 又は有害植物があると認めた場合において、これを駆除し、又はそのまん延を防止するため必要があるときは、植物防疫官は、当該有害動物 若しくは有害植物を所有し、若しくは管理する者に対し、その廃棄を命じ、又は当該植物、土 若しくは指定物品 若しくはこれらの容器包装、土地、貯蔵所、倉庫、事業所、船舶、車両 若しくは航空機を所有し、若しくは管理する者に対し、その消毒を命ずることができる。
前項の場合には、第二十条第一項の規定を準用する。
第一項の規定による立入検査、質問 及び集取の権限は、犯罪捜査のために認められたものと解してはならない。