毒物及び劇物取締法施行令

# 昭和三十年政令第二百六十一号 #
略称 : 毒劇物取締法施行令  毒劇法施行令 

第四十条の六 # 荷送人の通知義務

@ 施行日 : 令和二年四月一日 ( 2020年 4月1日 )
@ 最終更新 : 平成三十年政令第二百九十一号による改正

1項

毒物 又は劇物を車両を使用して、又は鉄道によつて運搬する場合で、当該運搬を他に委託するときは、その荷送人は、運送人に対し、あらかじめ、当該毒物 又は劇物の名称、成分 及び その含量 並びに数量 並びに事故の際に講じなければならない応急の措置の内容を記載した書面を交付しなければならない。


ただし、厚生労働省令で定める数量以下の毒物 又は劇物を運搬する場合は、この限りでない。

2項

前項の荷送人は、同項の規定による書面の交付に代えて、当該運送人の承諾を得て、当該書面に記載すべき事項を電子情報処理組織を使用する方法 その他の情報通信の技術を利用する方法であつて厚生労働省令で定めるもの(以下この条において「電磁的方法」という。)により提供することができる。


この場合において、当該荷送人は、当該書面を交付したものとみなす。

3項

第一項の荷送人は、前項の規定により同項に規定する事項を提供しようとするときは、厚生労働省令で定めるところにより、あらかじめ、当該運送人に対し、その用いる電磁的方法の種類 及び内容を示し、書面 又は電磁的方法による承諾を得なければならない。

4項

前項の規定による承諾を得た荷送人は、当該運送人から 書面 又は電磁的方法により電磁的方法による提供を受けない旨の申出があつたときは、当該運送人に対し、第二項に規定する事項の提供を電磁的方法によつてしてはならない。


ただし、当該運送人が再び前項の規定による承諾をした場合は、この限りでない。