法の適用に関する通則法

# 平成十八年法律第七十八号 #
略称 : 法適用通則法 

第四条 # 人の行為能力


1項

人の行為能力は、その本国法によって定める。

2項

法律行為をした者がその本国法によれば行為能力の制限を受けた者となるときであっても行為地法によれば行為能力者となるべきときは、当該法律行為の当時そのすべての当事者が法を同じくする地に在った場合に限り、当該法律行為をした者は、前項の規定にかかわらず行為能力者とみなす。

3項

前項の規定は、親族法 又は相続法の規定によるべき法律行為 及び行為地と法を異にする地に在る不動産に関する法律行為については、適用しない