看護師等の人材確保の促進に関する法律

# 平成四年法律第八十六号 #
略称 : 看護師等人材確保促進法 

第十二条 # 看護師等確保推進者の設置等

@ 施行日 : 令和四年六月十七日 ( 2022年 6月17日 )
@ 最終更新 : 令和四年法律第六十八号による改正

1項

次の各号いずれかに該当する病院の開設者は、当該病院に看護師等確保推進者を置かなければならない。

一 号

その有する看護師等の員数が、医療法第二十一条第一項第一号の規定に基づく都道府県の条例の規定によって定められた員数を著しく下回る病院として厚生労働省令で定めるもの

二 号

その他 看護師等の確保が著しく困難な状況にあると認められる病院として厚生労働省令で定めるもの

2項

看護師等確保推進者は、病院の管理者を補佐し、看護師等の配置 及び業務の改善に関する計画の策定その他看護師等の確保に関する事項を処理しなければならない。

3項

医師、歯科医師、保健師、助産師、看護師 その他 看護師等の確保に関し必要な知識経験を有する者として政令で定めるものでなければ、看護師等確保推進者となることができない

4項

第一項に規定する病院の開設者は、看護師等確保推進者を置いたときは、その日から三十日以内に、当該病院の所在地を管轄する都道府県知事に、その看護師等確保推進者の氏名 その他 厚生労働省令で定める事項を届け出なければならない。


看護師等確保推進者を変更したときも、同様とする。

5項

都道府県知事は、看護師等確保推進者が第二項に規定する職務を怠った場合であって、当該看護師等確保推進者に引き続きその職務を行わせることが適切でないと認めるときは、第一項に規定する病院の開設者に対し、期限を定めて、その変更を命ずることができる。