第七十六条第一項(第一号に係る部分に限る。第三項において同じ。)の規定により出動を命ぜられた自衛隊の部隊等が、破損し、又は欠壊している道路を通行するために応急措置として行う道路に関する工事については、道路法(昭和二十七年法律第百八十号)第二十四条の規定にかかわらず、同条本文の承認を受けることを要しない。
この場合において、当該部隊等の長は、当該道路に関する工事の概要を着手後 速やかに当該承認の権限を有する者に通知しなければならない。
第七十六条第一項(第一号に係る部分に限る。第三項において同じ。)の規定により出動を命ぜられた自衛隊の部隊等が、破損し、又は欠壊している道路を通行するために応急措置として行う道路に関する工事については、道路法(昭和二十七年法律第百八十号)第二十四条の規定にかかわらず、同条本文の承認を受けることを要しない。
この場合において、当該部隊等の長は、当該道路に関する工事の概要を着手後 速やかに当該承認の権限を有する者に通知しなければならない。
前項前段に規定する自衛隊の部隊等が行う道路の占用に対する道路法第三十五条の規定の適用については、撤収を命ぜられるまでの間は、
同条中
「道路管理者に協議し、その同意を得れば」とあるのは、
「同条第一項 又は第三項の許可の権限を有する者にあらかじめ同条第二項各号に掲げる事項を通知すれば」と
する。
道路法第九十一条第一項の規定は、第七十六条第一項の規定により出動を命ぜられ、又は第七十七条の二の規定による措置を命ぜられた自衛隊の部隊等が応急措置として行う防御施設の構築 その他の行為については、適用しない。
前項に規定する自衛隊の部隊等が行う道路予定区域の占用に対する道路法第九十一条第二項において準用する同法第三十五条の規定の適用については、撤収を命ぜられ、又は第七十七条の二の規定による命令が解除されるまでの間は、
同法第九十一条第二項において準用する同法第三十五条中
「道路管理者に協議し、その同意を得れば」とあるのは、
「第九十一条第二項において準用する第三十二条第一項 又は第三項の許可の権限を有する者にあらかじめ同条第二項各号に掲げる事項を通知すれば」と
する。
第二項の規定により読み替えられた道路法第三十五条 又は前項の規定により読み替えられた同法第九十一条第二項において準用する同法第三十五条の通知を受けた者は、道路の管理上 必要があると認めるときは、当該通知に係る部隊等の長に対し意見を述べることができる。