行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律

# 平成二十五年法律第二十七号 #
略称 : マイナンバー法  個人番号法  番号法 

第二節 個人情報保護法の特例等

分類 法律
カテゴリ   行政手続
@ 施行日 : 令和六年六月二十一日 ( 2024年 6月21日 )
@ 最終更新 : 令和六年法律第五十九号による改正
最終編集日 : 2024年 07月14日 12時27分


1項

行政機関等(個人情報保護法第百二十五条第二項の規定により個人情報保護法第二条第十一項第三号に規定する独立行政法人等 又は同項第四号に規定する地方独立行政法人とみなされる個人情報保護法第五十八条第一項各号に掲げる者(次条第一項において「みなし独立行政法人等」という。)を含む。)が保有し、又は保有しようとする特定個人情報(第二十三条第二十六条において準用する場合を含む。)に規定する記録に記録されたものを除く)に関しては、個人情報保護法第六十九条第二項第二号から第四号まで 及び第八十八条の規定は適用しないものとし、個人情報保護法の他の規定の適用については、次の表の上欄に掲げる個人情報保護法の規定中同表の中欄に掲げる字句は、同表の下欄に掲げる字句とする。

読み替えられる個人情報保護法の規定
読み替えられる字句
読み替える字句
第六十九条第一項
法令に基づく場合を除き、利用目的以外の目的
利用目的以外の目的(独立行政法人等にあっては、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律(平成二十五年法律第二十七号)第九条第五項の規定に基づく場合を除き、利用目的以外の目的
 
自ら利用し、又は提供してはならない
自ら利用してはならない
第六十九条第二項
自ら利用し、又は提供する
自ら利用する
第六十九条第二項第一号
本人の同意があるとき、又は本人に提供するとき
人の生命、身体 又は財産の保護のために必要がある場合であって、本人の同意があり、又は本人の同意を得ることが困難であるとき
第八十九条第三項
配慮しなければならない
配慮しなければならない。
この場合において、行政機関の長 及び地方公共団体の機関は、経済的困難 その他特別の理由があると認めるときは、政令 及び条例で定めるところにより、当該手数料を減額し、又は免除することができる
第八十九条第五項
定める
定める。
この場合において、独立行政法人等は、経済的困難 その他特別の理由があると認めるときは、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律第三十条第一項の規定により読み替えて適用する第八十九条第三項の規定の例により、当該手数料を減額し、又は免除することができる
第八十九条第八項
定める
定める。
この場合において、地方独立行政法人は、経済的困難 その他特別の理由があると認めるときは、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律第三十条第一項の規定により読み替えて適用する第八十九条第三項の規定の例により、当該手数料を減額し、又は免除することができる
第九十八条第一項第一号
又は第六十九条第一項 及び第二項の規定に違反して利用されているとき
行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律第三十条第一項の規定により読み替えて適用する第六十九条第一項 及び第二項(第一号に係る部分に限る。)の規定に違反して利用されているとき、同法第二十条の規定に違反して収集され、若しくは保管されているとき、又は同法第二十九条の規定に違反して作成された特定個人情報ファイル(同法第二条第九項に規定する特定個人情報ファイルをいう。)に記録されているとき
第九十八条第一項第二号
第六十九条第一項 及び第二項 又は第七十一条第一項
行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律第十九条
第百二十五条第三項の規定により読み替えて適用する第九十八条第一項第一号
第十八条 若しくは第十九条の規定に違反して取り扱われているとき、又は第二十条の規定に違反して取得されたものであるとき
行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律第三十条第二項の規定により読み替えて適用する第十八条第一項、第二項 及び第三項(第一号 及び第二号に係る部分に限る。)若しくは第十九条の規定に違反して利用されているとき、同法第二十条の規定に違反して収集され、若しくは保管されているとき、又は同法第二十九条の規定に違反して作成された特定個人情報ファイル(同法第二条第九項に規定する特定個人情報ファイルをいう。)に記録されているとき
第百二十五条第三項の規定により読み替えて適用する第九十八条第一項第二号
第二十七条第一項 又は第二十八条
行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律第十九条
2項

個人情報保護法第十六条第二項に規定する個人情報取扱事業者(個人情報保護法第五十八条第二項の規定により個人情報保護法第十六条第二項に規定する個人情報取扱事業者とみなされる個人情報保護法第五十八条第二項各号に掲げる者(次条第三項において「みなし個人情報取扱事業者」という。)を含む。)が保有し、又は保有しようとする特定個人情報(第二十三条第一項 及び第二項これらの規定を第二十六条において準用する場合を含む。以下同じ。)に規定する記録に記録されたものを除く)に関しては、個人情報保護法第十八条第三項第三号から第六号まで第二十条第二項 及び第二十七条から第三十条までの規定は適用しないものとし、個人情報保護法の他の規定の適用については、次の表の上欄に掲げる個人情報保護法の規定中同表の中欄に掲げる字句は、同表の下欄に掲げる字句とする。

読み替えられる個人情報保護法の規定
読み替えられる字句
読み替える字句
第十八条第一項
あらかじめ 本人の同意を得ないで、前条
前条
第十八条第二項
あらかじめ 本人の同意を得ないで、承継前
承継前
第十八条第三項第一号
法令(条例を含む。以下この章において同じ。)に基づく場合
行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律(平成二十五年法律第二十七号)第九条第五項の規定に基づく場合
第十八条第三項第二号
本人
本人の同意があり、又は本人
第三十五条第三項
第二十七条第一項 又は第二十八条
行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律第十九条
1項

行政機関等(みなし独立行政法人等を含む。)が保有し、又は保有しようとする第二十三条第一項 及び第二項に規定する記録に記録された特定個人情報に関しては、個人情報保護法第六十九条第二項から第四項まで第七十条第八十五条第八十八条第九十六条 及び第五章第四節第三款の規定(みなし独立行政法人等については、個人情報保護法第八十五条第八十八条第九十六条 及び第五章第四節第三款の規定)は適用しないものとし、個人情報保護法の他の規定の適用については、次の表の上欄に掲げる個人情報保護法の規定中同表の中欄に掲げる字句は、同表の下欄に掲げる字句とする。

読み替えられる個人情報保護法の規定
読み替えられる字句
読み替える字句
第六十九条第一項
法令に基づく場合を除き、利用目的
利用目的
 
自ら利用し、又は提供してはならない
自ら利用してはならない
第八十九条第三項
配慮しなければならない
配慮しなければならない。
この場合において、行政機関の長 及び地方公共団体の機関は、経済的困難 その他特別の理由があると認めるときは、政令 及び条例で定めるところにより、当該手数料を減額し、又は免除することができる
第八十九条第五項
定める
定める。
この場合において、独立行政法人等は、経済的困難 その他特別の理由があると認めるときは、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律(平成二十五年法律第二十七号)第三十一条第一項の規定により読み替えて適用する第八十九条第三項の規定の例により、当該手数料を減額し、又は免除することができる
第八十九条第八項
定める
定める。
この場合において、地方独立行政法人は、経済的困難 その他特別の理由があると認めるときは、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律第三十一条第一項の規定により読み替えて適用する第八十九条第三項の規定の例により、当該手数料を減額し、又は免除することができる
第九十七条
当該保有個人情報の提供先
内閣総理大臣 及び行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律第十九条第八号に規定する情報照会者 若しくは情報提供者 又は同条第九号に規定する条例事務関係情報照会者 若しくは条例事務関係情報提供者(当該訂正に係る同法第二十三条第一項 及び第二項(これらの規定を同法第二十六条において準用する 場合を含む。)に規定する記録に記録された者であって、当該行政機関の長等以外のものに限る。
2項

デジタル庁が保有し、又は保有しようとする第二十三条第三項第二十六条において準用する場合を含む。)に規定する記録に記録された特定個人情報に関しては、個人情報保護法第六十九条第二項から第四項まで第七十条第八十五条第八十八条第九十六条 及び第五章第四節第三款の規定は適用しないものとし、個人情報保護法の他の規定の適用については、次の表の上欄に掲げる個人情報保護法の規定中同表の中欄に掲げる字句は、同表の下欄に掲げる字句とする。

読み替えられる個人情報保護法の規定
読み替えられる字句
読み替える字句
第六十九条第一項
法令に基づく場合を除き、利用目的
利用目的
 
自ら利用し、又は提供してはならない
自ら利用してはならない
第八十九条第三項
配慮しなければならない
配慮しなければならない。
この場合において、行政機関の長は、経済的困難 その他特別の理由があると認めるときは、政令で定めるところにより、当該手数料を減額し、又は免除することができる
第九十七条
当該保有個人情報の提供先
当該訂正に係る行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律(平成二十五年法律第二十七号)第二十三条第三項(同法第二十六条において準用する 場合を含む。)に規定する記録に記録された同法第十九条第八号に規定する情報照会者 及び情報提供者 又は同条第九号に規定する条例事務関係情報照会者 及び条例事務関係情報提供者
3項

個人情報保護法第六十一条第六十三条から第六十五条まで第六十六条第一項同条第二項第一号 及び第五号同項第一号に係る部分に限る)に係る部分に限る)において準用する場合を含む。以下この項において同じ。)、第六十七条から第六十九条第一項まで第七十六条から第八十四条まで第八十六条第八十七条第八十九条第四項から第六項まで第九十条から第九十五条まで第九十七条 及び第百二十七条の規定(みなし個人情報取扱事業者については、個人情報保護法第六十一条第六十三条から第六十六条第一項まで 及び第六十七条から第六十九条第一項までの規定)は、行政機関等以外の者(みなし個人情報取扱事業者を含む。)が保有する第二十三条第一項 及び第二項に規定する記録に記録された特定個人情報について準用する。


この場合において、次の表の上欄に掲げる個人情報保護法の規定中同表の中欄に掲げる字句は、同表の下欄に掲げる字句に読み替えるものとする。

読み替えられる個人情報保護法の規定
読み替えられる字句
読み替える字句
第六十九条第一項
法令に基づく場合を除き、利用目的
利用目的
 
自ら利用し、又は提供してはならない
自ら利用してはならない
第八十六条第一項
及び開示請求者
、開示請求者 及び開示請求を受けた者
第八十九条第四項
独立行政法人等に対し開示請求をする者は、独立行政法人等の定めるところにより、手数料を納めなければならない
開示請求を受けた者は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律第二十三条第一項 及び第二項(これらの規定を同法第二十六条において準用する 場合を含む。第九十七条において同じ。)に規定する記録の開示を請求されたときは、当該開示の実施に関し、手数料を徴収することができる
第九十七条
当該保有個人情報の提供先
内閣総理大臣 及び行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律第十九条第八号に規定する情報照会者 若しくは情報提供者 又は同条第九号に規定する条例事務関係情報照会者 若しくは条例事務関係情報提供者(当該訂正に係る同法第二十三条第一項 及び第二項に規定する記録に記録された者であって、当該開示請求を受けた者以外のものに限る。
1項
委員会は、特定個人情報の保護を図るため、サイバーセキュリティの確保に関する事務を処理するために内閣官房に置かれる組織と情報を共有すること等により相互に連携を図りながら協力するものとする。