法第七十五条の二第二項の政令で定める基準は、公安委員会が法第五十一条の四第一項の規定により標章が取り付けられた車両の使用者に対し 納付命令をした場合において、当該使用者が、当該標章が取り付けられた日前六月以内に、次の表一の上欄に掲げる前歴の回数の区分に応じ それぞれ同表の下欄に定める納付命令の回数以上、当該車両が原因となつた納付命令(同条第十六項の規定により取り消されたものを除くほか、当該標章が取り付けられた日において、当該使用者が当該車両につき法第七十五条第二項(同条第一項第七号に掲げる行為に係る部分に限る。以下この条において同じ。)又は法第七十五条の二第二項の規定による公安委員会の命令を受け、かつ、当該命令に従つて当該命令に係る運転の禁止の期間を経過したことがある場合には、当該命令を受ける前に取り付けられた標章に係るものを除く。)を受けたことがあるときは、当該車両の次の表二の上欄に掲げる種類に応じ、それぞれ同表の下欄に定める期間の範囲内において、当該車両を運転し、又は運転させてはならない旨を命ずることができることとする。
⌘ 表一
前歴の回数 | 納付命令の回数 |
なし | 三回 |
一回 | 二回 |
二回以上 | 一回 |
備考 この表において「前歴の回数」とは、公安委員会が 法第五十一条の四第一項の規定により 標章が取り付けられた車両の使用者に対し納付命令をした場合において、当該使用者が、当該標章が取り付けられた日前一年以内に、当該車両の使用の本拠において使用する車両の運転について、法第七十五条第二項 又は 法第七十五条の二第二項の規定による公安委員会の命令を受けた回数をいう。 |
⌘ 表二
車両の種類 | 期間 |
大型自動車、中型自動車、準中型自動車、大型特殊自動車 又は重被牽引車 | 三月 |
普通自動車 | 二月 |
大型自動二輪車、普通自動二輪車、小型特殊自動車 又は原動機付自転車 | 一月 |