麻薬及び向精神薬取締法

# 昭和二十八年法律第十四号 #

第五十条の二十 # 向精神薬取扱責任者

@ 施行日 : 令和四年六月十七日 ( 2022年 6月17日 )
@ 最終更新 : 令和四年法律第六十八号による改正

1項

向精神薬営業者は、向精神薬営業所ごとに、向精神薬取扱責任者を置かなければならない。


ただし、向精神薬営業者が、自ら向精神薬取扱責任者となつて管理する向精神薬営業所については、この限りでない。

2項

向精神薬取扱責任者は、当該向精神薬営業所において、その管理に係る向精神薬に関してこの法律の規定 又は この法律に基づく厚生労働大臣 若しくは都道府県知事の処分に違反する行為が行われないように、その向精神薬に関する業務に従事する者を監督しなければならない。

3項

薬剤師 その他 向精神薬を取り扱うにつき必要な知識経験を有する者として政令で定める者でなければ、向精神薬取扱責任者となることができない

4項

向精神薬営業者は、向精神薬取扱責任者を置いたとき、又は自ら向精神薬取扱責任者となつたときは、三十日以内に、向精神薬輸入業者、向精神薬輸出業者、向精神薬製造製剤業者 又は向精神薬使用業者にあつては厚生労働大臣に、向精神薬卸売業者 又は向精神薬小売業者にあつては都道府県知事に、その向精神薬取扱責任者の氏名 又は自ら向精神薬取扱責任者となつた旨 その他厚生労働省令で定める事項を届け出なければならない。


向精神薬取扱責任者を変更したときも、同様とする。