軽犯罪法

昭和二十三年法律第三十九号
分類 法律
カテゴリ   刑事
最終編集日 : 2020年 08月01日 08時35分

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1項

左の各号の一に該当する者は、

これを拘留 又は科料に処する。

一 号

人が住んでおらず、

且つ、看守していない邸宅、建物
又は船舶の内に

正当な理由がなくてひそんでいた者

二 号

正当な理由がなくて
刃物、鉄棒 その他人の生命を害し、

又は人の身体に
重大な害を加えるのに使用されるような
器具を隠して

携帯していた者

三 号

正当な理由がなくて

  • 合かぎ、
  • のみ、
  • ガラス切り

その他 他人の邸宅
又は建物に侵入するのに使用されるような

器具を隠して携帯していた者

四 号

生計の途がないのに、

働く能力がありながら
職業に就く意思を有せず、

且つ、一定の住居を持たない者で
諸方をうろついたもの

五 号
  • 公共の会堂、
  • 劇場、
  • 飲食店、
  • ダンスホール

その他 公共の娯楽場において、
入場者に対して、

又は

  • 汽車、
  • 電車、
  • 乗合自動車、
  • 船舶、
  • 飛行機

その他 公共の乗物の中で
乗客に対して

著しく粗野 又は乱暴な言動で
迷惑をかけた者

六 号

正当な理由がなくて

他人の標灯 又は街路
その他公衆の通行し、

若しくは集合する場所に設けられた
灯火を消した者

七 号

みだりに船 又はいかだを
水路に放置し、

その他水路の交通を
妨げるような行為をした者

八 号
  • 風水害、
  • 地震、
  • 火事、
  • 交通事故、
  • 犯罪の発生

その他の変事に際し、

正当な理由がなく、
現場に出入するについて

公務員 若しくはこれを援助する者の
指示に従うことを拒み、

又は公務員から
援助を求められたのにかかわらず

これに応じなかつた者

九 号

相当の注意をしないで、

建物、森林
その他燃えるような物の附近で

火をたき、

又はガソリン
その他引火し易い物の附近で

火気を用いた者

十 号

相当の注意をしないで、

銃砲 又は火薬類、ボイラー
その他の爆発する物を使用し、

又はもてあそんだ者

十一 号

相当の注意をしないで、

他人の身体 又は物件に
害を及ぼす虞のある場所に

物を投げ、注ぎ、
又は発射した者

十二 号

人畜に害を加える
性癖のあることの明らかな

犬 その他の鳥獣類を
正当な理由がなくて解放し、

又は その監守を怠つて
これを逃がした者

十三 号

公共の場所において

多数の人に対して
著しく粗野 若しくは乱暴な言動で迷惑をかけ、

又は威勢を示して

  • 汽車、
  • 電車、
  • 乗合自動車、
  • 船舶

その他の公共の乗物、演劇
その他の催し

若しくは割当物資の配給を待ち、

若しくは これらの乗物
若しくは催しの切符を買い、

若しくは割当物資の配給に関する
証票を得るため

待つている公衆の列に割り込み、
若しくは その列を乱した者

十四 号

公務員の制止をきかずに、

人声、楽器、ラジオなどの音を
異常に大きく出して

静穏を害し近隣に迷惑をかけた者

十五 号

官公職、位階勲等、学位
その他法令により定められた称号
若しくは外国における

これらに準ずるものを詐称し、

又は資格がないのにかかわらず

法令により定められた
制服 若しくは勲章、記章
その他の標章

若しくはこれらに似せて
作つた物を用いた者

十六 号

虚構の犯罪 又は災害の事実を
公務員に申し出た者

十七 号

質入 又は古物の売買
若しくは交換に関する帳簿に、

法令により 記載すべき

  • 氏名、
  • 住居、
  • 職業

その他の事項につき

虚偽の申立をして
不実の記載をさせた者

十八 号

自己の占有する場所内に、

老幼、不具 若しくは傷病のため
扶助を必要とする者

又は人の死体
若しくは死胎のあることを知りながら、

速やかにこれを
公務員に申し出なかつた者

十九 号

正当な理由がなくて
変死体 又は死胎の現場を変えた者

二十 号

公衆の目に触れるような場所で

公衆にけん悪の情を催させるような仕方で
しり、もも その他身体の一部を

みだりに露出した者

二十一 号
削除
二十二 号

こじきをし、
又はこじきをさせた者

二十三 号

正当な理由がなくて

  • 人の住居、
  • 浴場、
  • 更衣場、
  • 便所

その他人が
通常 衣服をつけないでいるような場所を

ひそかにのぞき見た者

二十四 号

公私の儀式に対して
悪戯などでこれを妨害した者

二十五 号

川、みぞ その他の水路の流通を
妨げるような行為をした者

二十六 号

街路 又は公園
その他公衆の集合する場所で、

たんつばを吐き、又は大小便をし、
若しくはこれをさせた者

二十七 号

公共の利益に反して

みだりにごみ、鳥獣の死体 その他の汚物
又は廃物を棄てた者

二十八 号

他人の進路に立ちふさがつて、

若しくは その身辺に群がつて
立ち退こうとせず、

又は不安 若しくは迷惑を
覚えさせるような仕方で

他人につき まとつた者

二十九 号

他人の身体に対して
害を加えることを共謀した者の誰かが

その共謀に係る行為の
予備行為をした場合における 共謀者

三十 号

人畜に対して
犬 その他の動物をけしかけ、

又は馬 若しくは牛を驚かせて
逃げ走らせた者

三十一 号

他人の業務に対して
悪戯などでこれを妨害した者

三十二 号

入ることを禁じた場所

又は他人の田畑に
正当な理由がなくて入つた者

三十三 号

みだりに他人の家屋
その他の工作物にはり札をし、

若しくは他人の看板、禁札
その他の標示物を取り除き

又は これらの工作物
若しくは標示物を

汚した者

三十四 号

公衆に対して物を販売し、
若しくは頒布し、

又は役務を提供するにあたり、

人を欺き、又は誤解させるような
事実を挙げて広告をした者

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1項

前条の罪を犯した者に対しては、
情状に因り、

その刑を免除し、又は拘留
及び科料を併科することができる。

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1項

第一条の罪を教唆し、
又は幇助した者は、

正犯に準ずる。

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1項

この法律の適用にあたつては、

国民の権利を
不当に侵害しないように留意し、

その本来の目的を逸脱して
他の目的のために

これを濫用するようなことが
あつてはならない。

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