地すべり等防止法

# 昭和三十三年法律第三十号 #

第四章 ぼた山崩壊防止区域に関する管理等

分類 法律
カテゴリ   災害対策
@ 施行日 : 令和四年六月十七日 ( 2022年 6月17日 )
@ 最終更新 : 令和四年法律第六十八号による改正
最終編集日 : 2023年 09月13日 13時43分


1項
ぼた山崩壊防止工事の施行 その他ぼた山崩壊防止区域の管理は、当該ぼた山崩壊防止区域の存する都道府県を統括する都道府県知事が行うものとする。
1項

ぼた山崩壊防止区域内において、次の各号の一に該当する行為をしようとする者は、都道府県知事の許可を受けなければならない。

一 号

立木竹の伐採(間伐、択伐 その他政令で定める軽微な行為を除く)又は樹根の採取

二 号
木竹の滑下 又は地引による搬出
三 号
のり切 又は切土
四 号
土石の採取 又は集積
五 号
掘さく 又は石炭 その他の鉱物の掘採で、ぼた山の崩壊の防止を阻害し、又はぼた山の崩壊を助長し、若しくは誘発する行為
六 号

前各号に掲げるもののほか、ぼた山の崩壊の防止を阻害し、又はぼた山の崩壊を助長し、若しくは誘発する行為で政令で定めるもの

2項

第十八条第二項 及び第三項の規定は、前項の許可について準用する。


この場合において、

同条第二項 及び第三項
地すべり」とあるのは、
「ぼた山の崩壊」と

読み替えるものとする。

1項

第四条の規定によるぼた山崩壊防止区域の指定の際 現に当該ぼた山崩壊防止区域内において権原に基き前条第一項各号に規定する行為を行つている者は、従前と同様の条件により、当該行為について同条第一項の許可を受けたものとみなす。

1項

ぼた山崩壊防止工事の施行 その他ぼた山崩壊防止区域の管理に要する費用は、この法律 及び他の法律に特別の規定がある場合を除き、当該ぼた山崩壊防止区域を管理する都道府県知事の統括する都道府県の負担とする。

1項

第八条第十三条から第十七条まで第二十条第二十一条第二十六条第二十九条から第三十一条まで 及び第三十三条から第四十条までの規定は、ぼた山崩壊防止区域に関する管理 及び費用について準用する。


この場合において、

第八条
第三条第三項の規定による地すべり防止区域」とあるのは
第四条第二項において準用する第三条第三項の規定によるぼた山崩壊防止区域」と、

その地すべり防止区域内」とあるのは
「そのぼた山崩壊防止区域内」と、

第十六条第一項
地すべり防止区域」とあるのは
「ぼた山崩壊防止区域」と、

地すべり防止工事」とあるのは
「ぼた山崩壊防止工事」と、

第二十条
森林法第三十四条第二項(同法第四十四条において準用する場合を含む。)」とあるのは
森林法第三十四条第一項 若しくは第二項これらの規定を同法第四十四条において準用する場合を含む。)」と、

第十八条第一項」とあるのは
第四十二条第一項」と、

第二十一条第一項 及び第二項 並びに第三十五条第一項
第十八条第一項」とあるのは
第四十二条第一項」と

読み替えるものとする。

2項

前項後段に規定するもののほか同項の準用に関し必要な技術的読替は、政令で定める。